ベート・ローガが少女に懐かれる!
ソード・オラトリア 8巻 / 大森 藤ノ
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<あらすじ>
ベート・ローガは、【ロキ・ファミリア】の中でも過剰な程の実力主義者。普段から自分の仲間たちに『雑魚は足手纏いだ』などと暴言を吐きます。(彼なりに思う所があっての発言のようですが)
そんなベート・ローガの不遜な態度に、遂にファミリアの仲間たちは我慢の限界です!ベートは一時的にファミリアから追い出されてしまいました。
ベートはどうしているだろうと彼を追い出した仲間たちは心配し始めましたが、彼はアマゾネスの少女から猛烈な求愛をされ、彼女(名前はレナ・タリー)と同居生活をしていました!
ティオナ:「あたし達が苦労してるのにっ、自分は楽しく女遊びぃ!?」
ティオネ:「何やってんだッあのクソオオカミィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!」
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★★
戦闘・バトルの量:★★★
ラブコメ量: ★★★
読みやすさ: ★★★
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア8 (GA文庫) [ 大森 藤ノ ] 価格:682円 |
<感想>
この巻を読む前から、『ティオナがベートを好きになったら面白そう』とは思っていました。そして今回、似たようなことになって嬉しかったです。
ベートは殆ど会ったことも無い少女に惚れられてしまいました!(笑) この二人のやり取りは面白かったです。
ベート:「まともに会ったこともねえぇ癖に馴れ馴れしいんだよ、このガキアマゾネス!」
レナ:「しょうがないじゃん、惚れちゃったんだから!!」
「港町(メレン)でベート・ローガと会って、私、変わっちゃったの。あの鋭い目に睨まれた瞬間から、じゅわ、って体が熱くなったの!」
「それでね? お腹を殴られたあの時、感じたの……『あ、運命だ……』、って」
「……順番がおかしくなっちゃったけど、告白させて! ベート・ローガ!!」
「ベート・ローガ、好き!! 子供作ろう!」
(殴り飛ばすベート)
できればもうちょっとベートがデレてくれたり、性格が丸くなってくれたりしたら嬉しかったんですが、ベートの性格は筋金入りで治りそうにありません。
アイズ:「どうして……人をそんな風に、傷つけるんですか?」
「私は、ベートさんのそういうところが……嫌いです」
アイズからこうハッキリと言われてしまい、ガックリ落ち込むシーンもありましたがそれでも治りません!
彼は頑固で意地っ張りで素直じゃありません。でも今回の話で人らしい心はちゃんと持っていることが分かって安心しました。それでも私は、ベートというキャラはあんまり好きになれませんが……。
この外伝シリーズでは【ロキ・ファミリア】のメンバーの過去や素性がだんだん明かされています。リーダー格の3人(フィン、リヴェリア、ガレス)はまだですし、アイズもよく分かりません。
次は誰なのか楽しみです!
(ダンまち外伝『ソード・オラトリア』8巻の感想・評価)
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