ネタバレ注意!
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<ユリウスの告白>
ユリウス:「――私は、ユークリウス家の実の嫡子ではないんだ」
自分のことを唯一覚えてくれているスバルに、ユリウスは自分の身の上を打ち明けました。ユリウスは父親が他界し、ユークリウス家の養子になったようです。
<スバル達がロズワール邸に帰宅!>
アナスタシアやユリウスを連れて、スバルたちはロズワール邸に帰宅しました。
<モテモテなスバル>
ロズワール邸に帰宅するなり、スバルはペトラに抱きつかれました。
ロズワールの屋敷内で、レムを目覚めさせるのはエミリアにとって都合が悪いのではという話に。レムはエミリアの恋敵のような存在。エミリアとスバルはお互いに好き同士ですが、明らかにスバルはレムにも懸想しています。
エミリア:「それでスバルにそっぽ向かれるなら、今度は私がこっちを向いてもらえるように頑張るだけだから。今さら、スバルがいないなんて困るもん。だからどんなにレムが可愛くて、あの子を大事に想われても、私の方にもきてもらいます」
スバル:「エ、エミリアたん!?」
そんな話を聞いていたベアトリスがスバルの脇をつついて言いました。
ベアトリス:「別に、今さらスバルの気が多いところに文句を言ったりしないのよ。……でも、片手はいつも空けておくかしら。それは、ベティーだけの特権なのよ」
スバル:「……お前、アホほど可愛いな」
「当然かしら。ベティーの可愛さは天地神明に響き渡るのよ」
<メィリィを仲間に!>
過去にスバルたちを襲った『魔獣使い』のメィリィは、現在ロズワール邸の座敷牢で幽閉されています。(メィリィ自身に行き場が無いので逃げる様子もなく、束縛は緩い)
お人形遊びをしていたメィリィに、スバルは今回の旅に彼女が来てくれるようお願いしました。
スバルたちはレムやユリウスの記憶をなんとかするため、『アウグリア砂丘』のプレアデス監視塔に住むという『賢者』に会いに行く旅に出ます。
しかしこの砂丘は強力な魔獣たちの巣窟なので、魔獣を操れるメィリィに力を借りることにしました。
メィリィも今は友好的な態度なっていて、彼女は旅に同行してくれることになりました。
<アウグリア砂丘>
アウグリア砂丘へは、スバル、エミリア、ベアトリス、ラム、レム(眠ってる)、アナスタシア、ユリウス、メィリィの8人で向かいました。
メィリィのおかげで凶悪な魔獣は出てくること無く、無事に旅ができました。
道中に酒場の店主から、監視塔へ向かう鳥の話を聞きました。
砂漠の中を進んでも進んでも何故か監視塔には近づけず、スバルの旅は手詰まりになってしまいました。しかし、アナスタシアが監視塔へ向かう鳥を発見。すぐにラムが『千里眼』で鳥と視界を共有し、8人は竜車を走らせます。
やがて視界が開け、砂風が聞こえなくなり、一面の花畑にやって来ました。
しかしその花畑は『花魁熊』という、花に擬態した魔獣でした。
スバルたちを運んでいた竜車の地竜の鳴き声で花魁熊の大群たちが起きてしまい、スバルたちは慌てて逃走!
そしてその逃走中、監視塔から放たれた光がスバルに命中し、スバルの首から上が蒸発。そのまま全員が光によって蒸発し、全滅しました。
<『死に戻り』したスバル>
塔から放たれた謎の光でスバル達は死に、『死に戻り』で花魁熊が起きる前まで戻ってきました。
しかしやはり花魁熊は起きてしまい、逃走経路を変えたものの、結局スバルは死んでしまいました。
2回目の『死に戻り』でスバルは、地竜が鳴いて花魁熊が起きるのを阻止できました。
しかし塔から光が放たれ、スバル達を襲います。今回は一瞬で全滅するようなことにはならず、交戦して逃げている間にスバルはエミリア達をはぐれてしまい、気が付くと見知らぬ地下空洞に迷い込んでいました。
<エミリア達とはぐれる>
スバル、ラム、アナスタシアの3人とパトラッシュ(地竜)は、謎の地下空洞に迷い込んでしまいました。
スバル達はその地下空洞を進むうちに、立ちこむ瘴気に気が狂ってしまい、仲間同士での争いに発展。
ラムとスバルが戦いを始めたところでアナスタシアがラムをナイフで刺し、ラムはアナスタシアの胴体を両断。パトラッシュがラムとスバルの頭部を噛み砕きました。(スバル死亡)
スバルは『死に戻り』して地下空洞に落ちた所から再スタート。
今度は前回と違う経路を進み、強力な炎を操る異形の魔獣と戦うことになりました。
スバルはこの魔獣に苦戦しかし大量の白光がその魔獣を襲い、スバルは助かりました。
白光を放ってスバルを助けてくれたのは女性でした。その姿を視認した後、スバルは意識を失います。
<『賢者』の弟子に会う>
スバルが目を覚ますとそこは竜車の中で、エミリアとベアトリスがいました。スバルたちは助かり、仲間と合流できたようです。
スバルを助けてくれた女性は『賢者』の弟子で、ずっと『賢者』の帰りを待っているようです。そしてこの弟子の女性はスバルが『賢者』だと何故か勘違いしていました。
「――お師様」
「……は?」
「お師様ぁ! もうもうもう! 待ってたッスよ〜!」
スバルは女性に抱きつかれ、押し倒されます。
「お師様! お師様! 長かったッス! 寂しかったッス! もうずっと、このまま近付く奴らを狙撃するだけの人生かとおもったッス!」
状況が理解できないスバル
「そもそも、お前は誰で! なんなんだ!」
「何を言ってるッスか! シャウラッス! プレアデス監視塔の星番!お師様の可愛い教え子のシャウラッスよぉ!」
「覚えがねぇ――!」
その後、シャウラに押し倒されているスバルをエミリアが目撃
「えい」
「痛い!? エミリアたん、なんで今、俺蹴ったの!?」
「よくわからないけど、なんだかすごーくもやもやしたの!」
<幕間『ゴージャス・タイガー・リローテッド』>
最後に、水門都市に残っているガーフィールのお話。
ヴィルヘルムと自分が戦っていたのは本当に『剣聖』と『八つ腕のクルガン』だったのか話したり、ミミに連れられてガーフィールが母親に再び会いに行ったりしました。
ガーフの母親は記憶喪失で、ガーフィールとフレデリカ(ガーフの姉)の事を忘れてしまっています。本来は『リーシア・ティンゼル』という名前ですが、今は『リアラ』という名前で子供も二人持っています。(合計4人産んでる)
ガーフィールは母リアラと話しているうちに感情を抑えきれなくなり、「母さん……母さん、母さん……ッ!」と泣きついてしまいました。
しかしリアラ(元リーシア)は、ガーフィールの事を自分の息子だと分かっていない様子。リアラは自分の子2人に言います。
リアラ「ガーフィールは、お母さんと離ればなれみたいなの。それで、私がそのお母さんに似ていたみたいね。それで、寂しくなって泣いてしまったの」
しかしガーフィールが帰ると、今度はリアラが泣き始めました。
「……お母さん、なんで泣いてるの?」
「――忘れ物が、見つかったからかもね」
「ごめんね、でもありがとう。――愛しているわ、ガーフ」
リゼロ『Re:ゼロから始める異世界生活』21巻のネタバレ・あらすじ