その時読んでいたページがたまたま挿絵付きのページでした。
見られました。
後輩は黙って離れていきました……。(泣)
どうも。ラノベ仙人という者です。
今回紹介するのは変態王子と笑わない猫。1巻です。
変態王子と笑わない猫1巻 / さがら 総
(略称:変猫)
おススメ度☆☆☆☆
ハーレム度☆☆☆
お気に入り☆☆☆☆☆
<紹介,感想>
はい。皆さんが言いたいことは分かります……。タイトルが凄いですよね。内容もなかなか凄いですよ。まず、本文の一番初め、冒頭の部分がこんなんです。
主人公:
「たとえば女の子の水着スタイルにおける人気投票をしたとき、ナンバーワンにふさわしい水着はなんだろう?
こういう人類の永遠のテーマについて、少しでも考えたことがあるだろうか。ちなみに僕は毎日悩んでいる。
開放感あふれて胸もあふれるビキニが一番だろ、なんて下心を露わにする人間がいる。いやいや待ってくれ、ワンピースタイプの水着の清純ファンタジーこそが究極にして至高さ、などと通ぶる輩もいる。
でも、悩みはもっと複雑なんだ。
第三の勢力――競泳水着のことを忘れちゃいけない。」
……と、まあ主人公はずっとこんな感じですね。この変態主人公に周りの人たち(主に女の子?)が振り回されます。最低ですね。(笑)
でも、話の造りや設定はとてもしっかりしています。
一本杉の丘に祭られている通称「笑わない猫像」この像にお祈りをすると自分の持っているいらない物を他の必要としている人へあげてしまうことができます。
いつも人に話を合わせてしまい、本音を話すことができない主人公、横寺陽人はこの猫像に自分の「建前」を取り去ってくれるようお願いしに行きます。
そしてその一本杉の丘でとある女の子に出会います。この女の子は泣き虫な自分に嫌気がさし、猫像に「表情」を取り去るお願いをしてしまいます。
そしてこの二人のお願いが……叶ってしまうんですね。いざ願いが叶ってみると主人公の変態な本音が暴走。
主人公:
「短パンってどういうことですか部長!スパッツは!?いつものスパッツはどうしたんですか!?競泳水着と同じく、陸上部のスパッツにも魔法がかかっているんだ!束縛的フェティシズムって言う魔法がね!スパッツがあるから地獄の練習にも耐えられたってのに、あれがなきゃ陸上部の存在意義なんて皆無だ!今まで何年も陸上をやっているくせに、そんなこともわかんないのか!ただちにスパッツに着替えろ、この考えなし!」
……この有様です。主人公の「建前」と女の子の「表情」を取り戻そうと悪戦苦闘。そして「なんだそりゃ?」と思いつつも笑みがこぼれてしまうような快い終わり方。とても楽しく読ませてもらいました!
(主人公ととある女の子)
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう。
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