アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2019年10月30日

令和元年度の医師臨床研修マッチング結果(沖縄版)

先日(令和元年10月23日)、厚生労働省から「令和元年度の医師臨床研修マッチング結果」が報告されました。

平成16年度から義務化された医師の臨床研修ですが、医師臨床研修マッチング協会により行われています。

令和元年度 マッチング概要


 マッチングの募集定員 11,109 人(昨年度 11,253 人)
 希望順位登録者数    9,784 人(昨年度 9,816 人)
 内定者数      9,042 人(昨年度 9,202 人)
 内定率        92.4%(昨年度 93.7%)

今回内定者が増えた県としては、滋賀県、大分県、岡山県、青森県が対前年10%増となっていました。

沖縄県のマッチング状況


 令和元年度は以下の通りでした。
  募集定員181名(182名) マッチ者数129名(145名)  ※( )内は平成30年度データ
 
 昨年度と比較して、16名減少となっています。
 
沖縄県の研修プログラム別マッチング結果


 2019年10月17日時点でフルマッチしている病院としては、
 
 公的病院・・・沖縄県立中部病院
 民間病院・・・中部徳洲会病院、中頭病院、豊見城中央病院等
 
 が掲載されていました。
 最終的には他の病院もフルマッチに近い状態まで持ってくるとは思いますが、年々沖縄県の各病院も苦戦していることを感じます。
 沖縄県の事例を各地方の臨床研修担当の方が学びに来ていたことを思い出します。
 その結果が今の状況となっているのではないかと感じております。

 また、人口が減少している地方は沖縄県よりも必死さ・危機感が違っており、この差は個人的には非常にまずいと考えております。


最終的には国家試験を合格しなければ、令和2年度の初期研修医数は分かりません。
今、フルマッチしたからと言っても、年度が始まると定員を満たさないということはあり得ます。

人に関わることは毎年・毎月要因が変化します。
どんなに良い臨床研修病院でも知られていなければ見学には来ません。

単純にホームページやSNSで発信すればいいという時代ではなく、マーケティングを外注することも視野に入れる時代になっていると感じます。
臨床研修は病院運営の柱であり、活力源であると考えています。
病院の事務職員を育てることも大切ですが、外部の力を利用して正しく育てることも重要です。


沖縄に転職を考えている方は、マッチングの状況をブランド力の一つとして、参考にすることも良いかと思います。

この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9360857
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

令和の中学受験 保護者のための参考書 (講談社 α新書)

新品価格
¥990から
(2024/1/11 12:37時点)

リンク集
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
検索
最新記事
最新コメント
プロフィール
島内茶安さんの画像
島内茶安
九州から沖縄県に来て約20年になります。医療業界に長く関わっており、沖縄の情報がなく困っている方にお会いした経験から、お役に立つ情報を発信できればと思い、サイトを立ち上げました。 よろしくお願い致します。
プロフィール
ファン
RSS取得
QRコード
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。