今年11月1日にフリーランス新法が施行された。
但し新法だけでは、弱い立場にあるフリーランスを守る事は難しい。
女性が弱い立場に置かれている放送事業の構造的な問題も深刻だ。
ドイツには、こうした立場の人たちの為に「労働者類似の者」と言う概念があり、労働者的権利の保護を、強化する仕組みを約半世紀前に作っている。
日本社会がフリーランスの実態を正確に把握し、労働者に類似する立場の ” フリーではないフリーランス ” の権利を守る為の議論を深める必要がある。
東京大教授 林 香里
愛媛新聞 現論から
適切な働き方の実現は、個人の尊厳を守ると同時に、社会全体の文化的水準を向上させる鍵にもなるらしい。
2024年12月06日
解明へ 政治と一線
東京地検特捜部が1976年に田中角栄元首相を逮捕したロッキード事件。
今年11月に亡くなった元検事堀田力さんは疑惑発覚後、米国側に証拠引き渡しを求めて交渉した。
田中元首相に近い政治家にも見せなかった。
「出世とは関係なく、目の前の事を一生懸命にやる。国民の感覚を大切にする。権力の行き過ぎた行使にならない様に良識を持つ」。
堀田さんが話していた検察官のあるべき姿を今一度噛み締めたい。
愛媛新聞 評伝から
京都の料亭「菊乃井」主人で、日本料理の普及に努める村田吉弘さんは「人間の味覚は五感の中でも一番鈍感」と話す。
「敏感過ぎたら食べられる物が少なくなり、人類は生き延びられなかった。何でも『美味しい』と言い過ぎとちゃうか」とチクリ。
村田 吉弘 1951年京都市生まれ。 93年に家業を継ぎ、2018年文化功労者。
愛媛新聞 暮らしから
「人類の健康や地球環境を考えると、行き着く先は日本料理しかない。今では世界中の料理が近寄ってきている」と言い切っているらしい。
今年11月に亡くなった元検事堀田力さんは疑惑発覚後、米国側に証拠引き渡しを求めて交渉した。
田中元首相に近い政治家にも見せなかった。
「出世とは関係なく、目の前の事を一生懸命にやる。国民の感覚を大切にする。権力の行き過ぎた行使にならない様に良識を持つ」。
堀田さんが話していた検察官のあるべき姿を今一度噛み締めたい。
愛媛新聞 評伝から
京都の料亭「菊乃井」主人で、日本料理の普及に努める村田吉弘さんは「人間の味覚は五感の中でも一番鈍感」と話す。
「敏感過ぎたら食べられる物が少なくなり、人類は生き延びられなかった。何でも『美味しい』と言い過ぎとちゃうか」とチクリ。
村田 吉弘 1951年京都市生まれ。 93年に家業を継ぎ、2018年文化功労者。
愛媛新聞 暮らしから
「人類の健康や地球環境を考えると、行き着く先は日本料理しかない。今では世界中の料理が近寄ってきている」と言い切っているらしい。