但し新法だけでは、弱い立場にあるフリーランスを守る事は難しい。
女性が弱い立場に置かれている放送事業の構造的な問題も深刻だ。
ドイツには、こうした立場の人たちの為に「労働者類似の者」と言う概念があり、労働者的権利の保護を、強化する仕組みを約半世紀前に作っている。
日本社会がフリーランスの実態を正確に把握し、労働者に類似する立場の ” フリーではないフリーランス ” の権利を守る為の議論を深める必要がある。
東京大教授 林 香里
愛媛新聞 現論から
適切な働き方の実現は、個人の尊厳を守ると同時に、社会全体の文化的水準を向上させる鍵にもなるらしい。
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