ホント。そうなる人もいる。
特に手の平とか足の裏に黄色が出易い。
でも、蜜柑を沢山食べても全然色が変わらないと言う人もいる。
黄色くなるのは、蜜柑の中のカロテンと言う色の元が原因だ。
皮膚や皮膚の下にある脂肪にカロテンがくっ付いて、黄色く見える。
カロテンは南瓜や薩摩芋や人参などにも含まれている。
だから、こんな野菜を沢山食べればやっぱり黄色くなる事がある。
でもこれは別に病気ではない。
カロテンを取る量が減ると、戻ってしまう。
所が、体の中の肝臓と言う所に病気があると、蜜柑を沢山食べた訳でもないのに、黄色くなってしまう事がある。
黄疸と言う。
唯の蜜柑の食べ過ぎだったら、目まで黄色くなる事はないけれど、黄疸は目の中の白目の部分まで黄色くなってしまう。
注意しなければならない。
解説・林 義人 科学ジャーナリスト
ジュニア愛媛新聞 嘘?ホント?から
黄疸は目まで黄色くなるらしい。
2024年12月10日
通貨を「守る」原点強調
数百兆円もの国債購入など、空前の規模で行われた日銀の異次元緩和は何を齎したのか。
元理事の山本謙三さんが論じた。
異次元緩和は黒田東彦日銀前総裁が2013年に導入し、植田和夫現総裁が24年に解除を表明。
安部元首相による「アベノミクス」の柱となり、約11年続いた。
山本さんは導入前に日銀を退職しており、第三者の立場からの分析に徹した。
異次元緩和では巨額の国債購入で長期金利を低く抑える「イールドカーブ・コントロール」などが行われた。
本書では、実質国内総生産( GDP )成長率がほぼ横這いだった事などから「実体経済に然したる影響を与える事ができなかった」と異次元緩和を総括。
その「罪」と「罰」を解説していく。
「罪」の一つが財政規律の緩みだ。
日銀が国債を大量に買い入れ、財政赤字を事実上「丸呑み」し続けた結果、国の債務残高は世界最悪の水準に。
「矢張りこれは異常事態」と危ぶむ。
「罰」も深刻で、日銀が保有国債を減らし、金融政策を正常化するには最低10年係ると言う。
「後輩たちは国債をもっと買えと言われる筈」と、政治家からの圧力も懸念する。
異次元緩和が長く続いた背景には、日銀が経済活性化に強い意志を示せば、国民の心理も変えられると言う「強気」の姿勢があったと見る。
然し日銀の役割は、あくまで国民が安心して使える通貨を「守る」事だと原点を強調した。
「資金供給と言う中央銀行の役割は非常にパワフルで、何でもやれる様に考えられたが、本来の仕事から少しずれてしまった」
「異次元緩和の罪と罰」 山本謙三さん 講談社現代新書・1210円
1954年1月21日福岡市生まれ。 日銀元理事。
「オフィス金融経済イニシアティブ」代表として講演や執筆を中心に活動する。
愛媛新聞 書いた、思った、考えたから
矢張り異次元緩和、アベノミクスは失敗だったらしい。
罰は10年係るらしい。
元理事の山本謙三さんが論じた。
異次元緩和は黒田東彦日銀前総裁が2013年に導入し、植田和夫現総裁が24年に解除を表明。
安部元首相による「アベノミクス」の柱となり、約11年続いた。
山本さんは導入前に日銀を退職しており、第三者の立場からの分析に徹した。
異次元緩和では巨額の国債購入で長期金利を低く抑える「イールドカーブ・コントロール」などが行われた。
本書では、実質国内総生産( GDP )成長率がほぼ横這いだった事などから「実体経済に然したる影響を与える事ができなかった」と異次元緩和を総括。
その「罪」と「罰」を解説していく。
「罪」の一つが財政規律の緩みだ。
日銀が国債を大量に買い入れ、財政赤字を事実上「丸呑み」し続けた結果、国の債務残高は世界最悪の水準に。
「矢張りこれは異常事態」と危ぶむ。
「罰」も深刻で、日銀が保有国債を減らし、金融政策を正常化するには最低10年係ると言う。
「後輩たちは国債をもっと買えと言われる筈」と、政治家からの圧力も懸念する。
異次元緩和が長く続いた背景には、日銀が経済活性化に強い意志を示せば、国民の心理も変えられると言う「強気」の姿勢があったと見る。
然し日銀の役割は、あくまで国民が安心して使える通貨を「守る」事だと原点を強調した。
「資金供給と言う中央銀行の役割は非常にパワフルで、何でもやれる様に考えられたが、本来の仕事から少しずれてしまった」
「異次元緩和の罪と罰」 山本謙三さん 講談社現代新書・1210円
1954年1月21日福岡市生まれ。 日銀元理事。
「オフィス金融経済イニシアティブ」代表として講演や執筆を中心に活動する。
愛媛新聞 書いた、思った、考えたから
矢張り異次元緩和、アベノミクスは失敗だったらしい。
罰は10年係るらしい。