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2012年09月17日

暮らしの中の自然 砥石

暮らしの中の自然 砥石(といし)

砥石(といし)は、金属や岩石などを切削、研磨するための道具。


天然砥石 Natural whetstone【 八木ノ島 ・浅黄 細型1 / YAGINOSHIMA・asagi_h1 】

価格:4,200円
(2012/9/17 19:57時点)
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概要
天然のものと人造のものとがある。人造砥石は19世紀にアメリカ合衆国で製造が開始された。均質であり入手も容易であることから、現在では広く流通している。
天然物は、刃物へのアタリが柔らかいことなどを理由に、依然として愛好者が多い。
砥石の粒子の大きさにより、荒砥(あらと)、中砥(なかと、なかど、ちゅうど)、
仕上げ砥(しあげと、しあげど)の3種に大別される。
天然砥石の原料は主に堆積岩や凝灰岩などであり、荒砥は砂岩、仕上げ砥は粒子の細かい泥岩(粘板岩)から作られ、中でも放散虫の石英質骨格が堆積した堆積岩が良質であるとされる。人造砥石の原料は主に酸化アルミニウム及び炭化ケイ素であり、製法と添加物により
それぞれ数種以上の特性に分かれる。
その他ダイヤモンドや立方晶窒化ホウ素、ガーネットなども原料として用いられる。

用途
主に、金属製の刃物の切れ味が落ちた際に、切断機能を復元するために使用される。
また、用途によって種類も多くある。人手で刃物を研ぐ砥石は長方形が多いが、
動力を利用するものだと厚みのある円形で、外周端面を使って研ぐものと円形の面を使い
水平に回転させて研ぐものがある。
砥石は、これらの原料の種類、粒度(原料の粗さ)、結合度(原料を結びつける強さ)、
組織(原料の密集度)、結合材(粉末の原料を固める材料)などのファクターを選定する
事により、あらゆる金属、及び非金属を高精度に研削することができる。
砥石は後述のように人類の初期からの道具であるが、現代では切削工具(バイト、ドリル等)では得られない加工精度を得るための工具として重用されている。
古来から石器や金属器の加工に用いられていることで知られるが、漆器などの漆芸にも
砥石が用いられ、用途は硬いもの(無機物)の加工に限らない
(漆芸家にとっても必需品である)

歴史
日本では縄文時代の遺跡から、石器とともに面状・線状磨痕
(明らかに研磨に利用されて磨耗したと思われる痕跡)のある砂岩などが、
弥生時代には、墳墓から副葬品として鉄器とともに整形された砂岩が出土している。
遺跡の出土場所には産しない研磨用と思われる岩石も多く発掘されており、すでに商品と
しての価値が見出され、より研磨に適した材質のものが選別され、砥石として流通していた
ものと考えられている。


律令時代において兵士が準備すべき道具の一つとして、「砥石一枚」と記述されている
(大刀などを研ぐため)。
日本に限らず、軍隊で刀剣が用いられていた時代では、砥石は軍事必需品である。
江戸期の刀の本には、「すでにいい砥石は掘り尽くした」と記され、いい砥石ともなれば
、宝石のように高価で、一丁で土地付きの家が買える値段のものもあったとされる。
全体的には刀剣用より鉋や切出用といった大工道具の砥石の方が値段は高かった。
甲野善紀が現代の研師から聞いた話として、「なかなかいい砥石にめぐり合わなくて、
砥石を買うのはまるで賭みたいなものだ」と語っていたとされ、
後世に至るごとに国内の良質な砥石の減少実態が紹介されている。
posted by 豊後国主 at 19:49 | 生活の中の自然
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初参加 2010年 7月30日
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