2017年12月17日
ディアボーイズの続きが見てみたい221話 〜大学生 つよし!〜
「タ、タップシュートでおしこんだぁ〜〜」
額の汗をぬぐう結城
「結城がタップで押し込んだぞぉ〜〜」
黒川「ナイス、希」
氷川「よく、くらいついたなぁ」
結城「しゃ〜。当たり前っしょ」
北沢(リバウンドを取ってか、また1対1をする機会が多いイメージだったが・・少しは成長したってわけか・・・)
結城(まだだ。まだ俺は北沢さんから点を取っちゃいない)
明和監督「そうだ。希。遠慮すっことないぞ。テクニックだけじゃねぇってとこみせてやれ」
佑「すいません。ショートしてしまって」
希「気にするな。いけると思ったらガンガン打て。誰が取っても同じ点数だからな」
長瀬「なっ・・・」 少し驚いた表情の長瀬だった
(俺は希と組んだ時、どうすればこいつが一番力を発揮できるか。希を使ってどうやって点を取るか。を考えていた。希の口から、他のメンバーに点を取りに行かせる言葉を聞くなんてな・・・)
試合は、日拓大学優位には進んでいるものの、明和もチームワークを使って少しずつ点数を入れていった。
そして、試合終盤では徐々に力の差が現れて、点差は開いていくのであったが・・・
結城(まだだ。くそ。俺はこの試合、北沢さんから点を取っていない)
西村「うぉぉぉぉぉぉ〜〜」
クイッ 空中で体を入れ替える
ダブルクラッチ
シャッ
パス
「おおおお〜〜、ここで西村さんのダブルクラッチだぁ〜〜。これで20点差」
日拓監督(まだ20点差・・・か。うち相手に高校生のチームが20点差で済んでいるだけでもすごいのだが・・・あの高校生達は全く満足していないようだな)
明和監督(ふ〜、さすがに大学界の優勝候補相手にここまでやるとは思っていなかったっぺや。意味のある20点差だ。良くも悪くも、希はチームプレイに徹している。まぁ短所でもあったが長所でもあるっぺや。希の自己中心的な動きは。それなしでも点を取っている事は褒めてやれるな。打倒天童寺、今年はいけるかもしれない)
「希、最後くらい無茶苦茶してもいいぞ。キャプテンとして試合を作ってきたんだ。好きなように暴れろ」
ラスト2分を切った時に声を掛けた明和監督の言葉だが、5人には届いていなかった。
何故なら
5人も元々そのつもりだったから。
ナンバープレイのようにスクリーンを掛け合い、ハイポストの結城にボールを渡す。
他のメンバーはアイソレーション気味に離れている
結城はボールを持ち背中に北沢を背負いながら、一瞬のタイミングを見ている
無表情のまま北沢
「来てみろよ」
結城「!!!」
キュキュキュ ドン
リズムをとりながらフロントターンと同時にゴール下へ切り込む。右手のドリブルで・・・
北沢(早い・・・・・が)
結城のスピードについていく北沢
結城はここでもう、一度バックターンを入れる。
北沢(さて、どこでくる)
キュキュ、左足を軸に半回転したところで、もう一度フロントターンに切り替える
北沢(ん?そのまま得意のフックじゃね〜のか)
結城右手に持ったボールを・・・
北沢(何するんだ?この体勢で・・・)
バシ!!!!!!
結城「・・・・」
神田のスティールが横から決まる。
神田「何、勝手に1対1だと思い込んでんだ?バスケは一人やるもんじゃね〜ぜ」
佑(す・すごい・・・結城さんの新しいシュートを打つ前に取ってしまった・・・シュートを打つ前に止める
のではなく、シュートをどう打たせないか、だ。あの状況でしっかりと北沢さんのフォローしているなんて)
難なくカウンターの速攻が決まる
北沢「神田さん、今の手伝ってもらわなくても止められましたよ」
神田「うるさい、俺が取ったからカウンターが決まったんじゃね〜か。文句あるならさっさと止めな。エースキラーさんよ」
北沢「お、おいっす」(今、何かしようとしていたのを見たかったんだけどな)
佑「ゆ、結城さん」
結城「気にするな、佑。本番まで取っておくよ。まだ確率は半々だからな。北沢さん相手に通用するか試してみたかったんだけど、一筋縄にはいかないらしい」
佑「だ、大丈夫っすよ。お、俺は絶対・・・」
結城「攻めるぞ」
佑「え??」
結城「もう、時間がない。最後くらい正攻法で攻める」
佑「は、はい」
結城(俺のスカイフックで点を取るんだ)
北沢(さっさと攻めてこいよな、結城希。今のウチのレベルじゃ、そう簡単にシュートまですらいけないぜ)
佑(く、結城さんにボールを)
黒川(ちっ、圧がはんぱねぇな)
氷川(外に構えてディフェンスを広げる方がいいのか)
そこで日拓大学のキャプテンの一言が突き刺さる
西村「北沢ぁ〜〜。明和を舐めるなぁ〜〜」
DEARBOYS NEXT
額の汗をぬぐう結城
「結城がタップで押し込んだぞぉ〜〜」
黒川「ナイス、希」
氷川「よく、くらいついたなぁ」
結城「しゃ〜。当たり前っしょ」
北沢(リバウンドを取ってか、また1対1をする機会が多いイメージだったが・・少しは成長したってわけか・・・)
結城(まだだ。まだ俺は北沢さんから点を取っちゃいない)
明和監督「そうだ。希。遠慮すっことないぞ。テクニックだけじゃねぇってとこみせてやれ」
佑「すいません。ショートしてしまって」
希「気にするな。いけると思ったらガンガン打て。誰が取っても同じ点数だからな」
長瀬「なっ・・・」 少し驚いた表情の長瀬だった
(俺は希と組んだ時、どうすればこいつが一番力を発揮できるか。希を使ってどうやって点を取るか。を考えていた。希の口から、他のメンバーに点を取りに行かせる言葉を聞くなんてな・・・)
試合は、日拓大学優位には進んでいるものの、明和もチームワークを使って少しずつ点数を入れていった。
そして、試合終盤では徐々に力の差が現れて、点差は開いていくのであったが・・・
結城(まだだ。くそ。俺はこの試合、北沢さんから点を取っていない)
西村「うぉぉぉぉぉぉ〜〜」
クイッ 空中で体を入れ替える
ダブルクラッチ
シャッ
パス
「おおおお〜〜、ここで西村さんのダブルクラッチだぁ〜〜。これで20点差」
日拓監督(まだ20点差・・・か。うち相手に高校生のチームが20点差で済んでいるだけでもすごいのだが・・・あの高校生達は全く満足していないようだな)
明和監督(ふ〜、さすがに大学界の優勝候補相手にここまでやるとは思っていなかったっぺや。意味のある20点差だ。良くも悪くも、希はチームプレイに徹している。まぁ短所でもあったが長所でもあるっぺや。希の自己中心的な動きは。それなしでも点を取っている事は褒めてやれるな。打倒天童寺、今年はいけるかもしれない)
「希、最後くらい無茶苦茶してもいいぞ。キャプテンとして試合を作ってきたんだ。好きなように暴れろ」
ラスト2分を切った時に声を掛けた明和監督の言葉だが、5人には届いていなかった。
何故なら
5人も元々そのつもりだったから。
ナンバープレイのようにスクリーンを掛け合い、ハイポストの結城にボールを渡す。
他のメンバーはアイソレーション気味に離れている
結城はボールを持ち背中に北沢を背負いながら、一瞬のタイミングを見ている
無表情のまま北沢
「来てみろよ」
結城「!!!」
キュキュキュ ドン
リズムをとりながらフロントターンと同時にゴール下へ切り込む。右手のドリブルで・・・
北沢(早い・・・・・が)
結城のスピードについていく北沢
結城はここでもう、一度バックターンを入れる。
北沢(さて、どこでくる)
キュキュ、左足を軸に半回転したところで、もう一度フロントターンに切り替える
北沢(ん?そのまま得意のフックじゃね〜のか)
結城右手に持ったボールを・・・
北沢(何するんだ?この体勢で・・・)
バシ!!!!!!
結城「・・・・」
神田のスティールが横から決まる。
神田「何、勝手に1対1だと思い込んでんだ?バスケは一人やるもんじゃね〜ぜ」
佑(す・すごい・・・結城さんの新しいシュートを打つ前に取ってしまった・・・シュートを打つ前に止める
のではなく、シュートをどう打たせないか、だ。あの状況でしっかりと北沢さんのフォローしているなんて)
難なくカウンターの速攻が決まる
北沢「神田さん、今の手伝ってもらわなくても止められましたよ」
神田「うるさい、俺が取ったからカウンターが決まったんじゃね〜か。文句あるならさっさと止めな。エースキラーさんよ」
北沢「お、おいっす」(今、何かしようとしていたのを見たかったんだけどな)
佑「ゆ、結城さん」
結城「気にするな、佑。本番まで取っておくよ。まだ確率は半々だからな。北沢さん相手に通用するか試してみたかったんだけど、一筋縄にはいかないらしい」
佑「だ、大丈夫っすよ。お、俺は絶対・・・」
結城「攻めるぞ」
佑「え??」
結城「もう、時間がない。最後くらい正攻法で攻める」
佑「は、はい」
結城(俺のスカイフックで点を取るんだ)
北沢(さっさと攻めてこいよな、結城希。今のウチのレベルじゃ、そう簡単にシュートまですらいけないぜ)
佑(く、結城さんにボールを)
黒川(ちっ、圧がはんぱねぇな)
氷川(外に構えてディフェンスを広げる方がいいのか)
そこで日拓大学のキャプテンの一言が突き刺さる
西村「北沢ぁ〜〜。明和を舐めるなぁ〜〜」
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