2017年11月17日
ディアボーイズの続きが見てみたい218話 〜たまたま知ってただけっすから〜
練習試合も1クオーターが終わり、第2クオーター。
とうとう大学生チームもレギュラー陣を入れてきた。
そんな中、明和の監督がとった行動は
「おい、希と黒川、氷川。お前達ベンチだ」
結城「え??」
監督「あちらさんも1クオーターは、休憩してたんだ。お前達もちょっと休んでから勝負しろ。ベンチから観るのも勉強だ。大学界でもトップクラスの相手だ。試合をするだけが練習じゃねぇべ」
結城「・・・・はい」
黒川・氷川「はい」
西村「ベンチで様子見か・・・」
神田「ガンガン攻めるぞ」
西村「北沢。一年で日拓のレギュラーを取ったお前の実力、見せてもらおうじゃないか」
北沢「・・・もう、明和は簡単に倒してるんで・・・今更興味ないっす」
西村「ははは。お前からしたらそうだな」
第二クオーターは日拓が圧倒した。
高校界では強豪高校でも相手は大学界の競合。高校生相手ではレベルの差が浮き彫りになった。
結城「それじゃあ、監督行ってきますよ。向こうもアップ終わったみたいですし」
監督「ああ。思いっきり暴れてこい」
第3クオーターが始まる。
西村「長瀬、お前も入ってみろ」
長瀬「はい!」
コートでは
長瀬「お前といきなり戦えるなんて思っていなかったよ」
結城「長瀬さん。負けませんよ」
西村(さてと。これで結城希の本気が見られるな。本当にこいつがうちの大学に必要なのか?むしろウチが欲しいのは・・・だがな)
佑「アニキ、俺負けないから」
明和ボールで始まった3クオーター
佑がゆったりとドリブルをしている。
長瀬(プレッシャーかけるか・・・まだまだお前には負けない)
ダムダムダム。 キュキュキュ
弟にプレッシャーをかける長瀬。
氷川(長瀬さん、そう簡単にはいきませんよ)
ダダム
冷静に後ろに下がる佑。あいたスペースにボールを投げる
パシ。 シャッ パシ シャッ
明和のパスまわし。そして
パシ キュキュ
結城にボールが渡った。
西村「・・・」
素早く高速ターン。
西村に対して半身になりながら・・
スカイフック
シャッ
西村は動かない
ザシュ
黒川「ナイス、希」
氷川「よし、いいぞ」
結城「・・・ああ」(何故西村さんは一歩も動かなかったんだ?)
長瀬「様子見・・・っすか?」
西村「いや・・・早かったよ」
北沢「・・・?」
神田「あんまり気にするな。今のは本当に止められなかっただけだよ。なっ、西村」
西村「う、うるせ〜」
オフェンスに戻る日拓メンバー
神田「おい、北沢」
北沢「はい?」
神田「入学した時に、お前に一発で止められたから根に持ってるんだよ。あいつ」
北沢「はは。技を一つでも盗もうとしたって事っすか?」」
神田「う〜ん。まぁそんなとこだが・・・それよりも」
北沢「・・・」
神田「ディフェンスが苦手ってか、嫌いなんだよ、あいつ。でも、今年はどうやらやる気みたいだぜ。だから、まずは結城とのマッチアップを楽しむんじゃね〜の?オフェンス力に関しては・・・」
北沢「それは知ってますよ。俺はマグレで止めただけですから。たまたまダブルクラッチが得意な奴を知ってただけですから」
西村にボールが渡っていた。
DEARBOYS NEXT
とうとう大学生チームもレギュラー陣を入れてきた。
そんな中、明和の監督がとった行動は
「おい、希と黒川、氷川。お前達ベンチだ」
結城「え??」
監督「あちらさんも1クオーターは、休憩してたんだ。お前達もちょっと休んでから勝負しろ。ベンチから観るのも勉強だ。大学界でもトップクラスの相手だ。試合をするだけが練習じゃねぇべ」
結城「・・・・はい」
黒川・氷川「はい」
西村「ベンチで様子見か・・・」
神田「ガンガン攻めるぞ」
西村「北沢。一年で日拓のレギュラーを取ったお前の実力、見せてもらおうじゃないか」
北沢「・・・もう、明和は簡単に倒してるんで・・・今更興味ないっす」
西村「ははは。お前からしたらそうだな」
第二クオーターは日拓が圧倒した。
高校界では強豪高校でも相手は大学界の競合。高校生相手ではレベルの差が浮き彫りになった。
結城「それじゃあ、監督行ってきますよ。向こうもアップ終わったみたいですし」
監督「ああ。思いっきり暴れてこい」
第3クオーターが始まる。
西村「長瀬、お前も入ってみろ」
長瀬「はい!」
コートでは
長瀬「お前といきなり戦えるなんて思っていなかったよ」
結城「長瀬さん。負けませんよ」
西村(さてと。これで結城希の本気が見られるな。本当にこいつがうちの大学に必要なのか?むしろウチが欲しいのは・・・だがな)
佑「アニキ、俺負けないから」
明和ボールで始まった3クオーター
佑がゆったりとドリブルをしている。
長瀬(プレッシャーかけるか・・・まだまだお前には負けない)
ダムダムダム。 キュキュキュ
弟にプレッシャーをかける長瀬。
氷川(長瀬さん、そう簡単にはいきませんよ)
ダダム
冷静に後ろに下がる佑。あいたスペースにボールを投げる
パシ。 シャッ パシ シャッ
明和のパスまわし。そして
パシ キュキュ
結城にボールが渡った。
西村「・・・」
素早く高速ターン。
西村に対して半身になりながら・・
スカイフック
シャッ
西村は動かない
ザシュ
黒川「ナイス、希」
氷川「よし、いいぞ」
結城「・・・ああ」(何故西村さんは一歩も動かなかったんだ?)
長瀬「様子見・・・っすか?」
西村「いや・・・早かったよ」
北沢「・・・?」
神田「あんまり気にするな。今のは本当に止められなかっただけだよ。なっ、西村」
西村「う、うるせ〜」
オフェンスに戻る日拓メンバー
神田「おい、北沢」
北沢「はい?」
神田「入学した時に、お前に一発で止められたから根に持ってるんだよ。あいつ」
北沢「はは。技を一つでも盗もうとしたって事っすか?」」
神田「う〜ん。まぁそんなとこだが・・・それよりも」
北沢「・・・」
神田「ディフェンスが苦手ってか、嫌いなんだよ、あいつ。でも、今年はどうやらやる気みたいだぜ。だから、まずは結城とのマッチアップを楽しむんじゃね〜の?オフェンス力に関しては・・・」
北沢「それは知ってますよ。俺はマグレで止めただけですから。たまたまダブルクラッチが得意な奴を知ってただけですから」
西村にボールが渡っていた。
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