2015年02月25日
嘘をつくには小説家並みの技術が必要?
こんばんは、ムラノです。
今回も「嘘つきな人間は嘘をつかなくてもばれる」の続きです。
前回は「嘘つきはモテない」という記事でした。
今回は嘘つきな人間だとばれる原因の一つ「自分の意見ばかり言う人」がテーマです。
普通、真実を語るときは、いろんな人の視点があります。
複数の人間が重なり合ってストーリーになります。
本当のことを言うときは、自分の意見だけでなく、いろんな人の意見や視点も一緒に伝えるはずなのです。
企画を提出するときも、自分の意見や、先輩の意見など、チームの意見も一緒に説明します。
しかし、普段から嘘をついている人間は、話の登場人物が本人しか出てきません。
嘘を言うことに慣れてしまうと、自分の本当の意見を表に出さないようになってしまいます。
ですから真実を話すときも、自分の本心を言葉にして表にして出すことが困難なため、他人の言葉を自分の意見として使ってしまうのです。
自分の言葉に自信がない
自分の意見を絞り出す力がない
なので、他人の意見を使うしかないのです。
嘘つきでない人間であれば、自分の意見と合わせて、他人の意見も付け加えるはずです。
他人の意見を自分の意見として使ってしまっているので、説明するときは他人の意見が無くなってしまい、自分の意見だけを伝える形になってしまいます。
ですから、自分視点の話になってしまいます。
ここで、他の人の意見を聞かれてしまうと、「自分と同じです」と答えることしかできません。
嘘つきな人間であれば、道を知らないのに、知ったかぶりをして地図やガイドで調べた内容を、自分の知識のように相手に伝えます。
この時も、地図やガイドの内容は全く口にしません。
本当に道に詳しいのであれば、この道をまっすぐ行くと商店街になっているんだ、とまずは自分の意見を言いいます。
そのあとに、「地図やガイドでは、商店街には書店や八百屋など多くの店があるみたいだね」と別の視点からの情報を伝えるはずです。
本来はこのように、自分の意見と、別視点の意見を両方持ってきて、情報の正確さを証明するはずなのです。
自分の意見だけをやたら詳しく説明してくる人間は、自分の意見は持たず、他人の意見を自分のものとして引用しているだけなのです。
あなたはネットで調べた情報を相手に説明するとき、情報元をちゃんと伝えていますか?
「wikiで調べたんだけど」「知恵袋で知ったんだけど」「とあるサイトで知ったんだけど」
もし情報元を伝えずに、自分の知識のように説明していると、嘘つきであると思われるかもしれません。
他人の意見を引用するときは、すべて引用するのではなく、他人の意見も残しておきましょう。
半分引用して自分の意見として使って、残りはそのまま他人の意見として使いましょう。
例えば、ネットで知った「チョコレートのテンパリングの方法」を友達に伝えるとしましょう。
嘘つきな人間の伝え方は、すべての内容・手順を前から自分が知っていた情報のように伝えてしまいます。
「チョコレートのテンパリングの方法知ってる?」
(ネットの情報を全て自分の知識として)
「いくつか種類が合って、湯煎式だったら、〇度でチョコレートを溶かして・・・、次に〇度にして・・・、」
しかし、嘘つきな人間ではない伝え方は、まずは大まかな情報を、前から自分が知っていた情報のように伝えます。
そして、細かい手順はネットで書いてあった情報として相手に伝えます。
「テンパリングのやり方知ってる?」
(自分の知識として)「まずチョコを完全に溶かしてから、一定の温度で固めるの」
(ネットの情報として)「〇〇のサイトには手順が載っているから、今度見てみたら?」
このように、自分の意見と、別の意見を合わせることで、自分の意見もしっかりと持っていると思ってもらえます。
普段から嘘をついている人間は、この話し方ができていないのです。
自分の意見を持っているのに、他人の意見を引用してしまうのです。
普段から嘘をついている人は、自分の意見に自信がないので、安心できる他人の意見を使ってしまいます。
仮に、引用した他人の意見が間違っていたとしても、「これは別の人の意見だから私に責任はないよ」と言い逃れできるのです。
「君の教えてくれたチョコレートのテンパリング方法間違えてたんだけど?」
「そうなんだ、でもあればネットの情報だから僕のせいではないよ」
自分の意見が間違っていた場合は、言ってもいない他人に責任を押し付けてしまうとトラブルを起こしかねませんので、言い逃れができません。
仮に嘘を言う場合は、自分の意見だけにならないように注意しましょう。
普通にありもしないことを言って嘘をいう場合は、自分の視点からの嘘しか言えません。
他人の視点からの嘘を考える余裕はないはずです。
(嘘を言う場合)
「君のお母さんが病院に運ばれたらしいよ?」
「なんで運ばれたの?」
「それは分からないんだけど重体なんだ。病院から電話がかかってきて、いきなりだから僕もびっくりしたんだ」
「だから、君に知らせないといけないと思ったんだ」
(嘘ではない場合)
「君のお母さんが病院に運ばれたらしいよ?」
「なんで運ばれたの?」
「それは分からないけど、女性の看護士さんがひどくあわてて電話してきたから、よほど重体なのかもしれない」
「看護士さんに、家族に連絡が付かないから、家族を連れてきてくれと言われたんで、君に知らせに来たんだ」
このように、嘘でない場合は、第三者の視点や意見、状態なども話の中に出てくるのです。
しかし、嘘をつく場合は、自分視点だけの話になってしまっています。
小説でも、空想で書いているため、人物の登場タイミングが難しく、現実味が足りなくなってしまいます。
しかし、ノンフィクションは空想ではなく、事実を書いているため、別の人間の登場も自然にそのまま書くことで現実味が増すのです。
相手の語リ方を意識してみましょう。
嘘の話に不自然さがない人間は、小説家の才能があるのかもしれません。
ポイント
「話し方が、自分視点ばかりの人間は嘘つきの可能性が高く、嘘つきだと思われやすい」
次回も、「嘘つきな人間だとばれる」シリーズ続きます。
下のような商品の紹介でも、自分の意見しか言っていないのであれば、他人の意見を引用しているだけかもしれません。
紹介者自身も読んだように見せかけるためには、自分の意見に、他人の評価やコメントも付け加えることで、そのように見せられます。
嘘を組み立てるのがうまいのであれば、小説家の才能あり!?
下の本は主人公が小説家を目指すノベルミステリーです。
読んだら小説を書きたくなりました。(自分の意見)
何人もの方が、これを読んだ後に、ペンを握ってしまったと言っているそうです。(他人の意見)
今回も「嘘つきな人間は嘘をつかなくてもばれる」の続きです。
前回は「嘘つきはモテない」という記事でした。
今回は嘘つきな人間だとばれる原因の一つ「自分の意見ばかり言う人」がテーマです。
普通、真実を語るときは、いろんな人の視点があります。
複数の人間が重なり合ってストーリーになります。
本当のことを言うときは、自分の意見だけでなく、いろんな人の意見や視点も一緒に伝えるはずなのです。
企画を提出するときも、自分の意見や、先輩の意見など、チームの意見も一緒に説明します。
しかし、普段から嘘をついている人間は、話の登場人物が本人しか出てきません。
嘘を言うことに慣れてしまうと、自分の本当の意見を表に出さないようになってしまいます。
ですから真実を話すときも、自分の本心を言葉にして表にして出すことが困難なため、他人の言葉を自分の意見として使ってしまうのです。
自分の言葉に自信がない
自分の意見を絞り出す力がない
なので、他人の意見を使うしかないのです。
嘘つきでない人間であれば、自分の意見と合わせて、他人の意見も付け加えるはずです。
他人の意見を自分の意見として使ってしまっているので、説明するときは他人の意見が無くなってしまい、自分の意見だけを伝える形になってしまいます。
ですから、自分視点の話になってしまいます。
ここで、他の人の意見を聞かれてしまうと、「自分と同じです」と答えることしかできません。
嘘つきな人間であれば、道を知らないのに、知ったかぶりをして地図やガイドで調べた内容を、自分の知識のように相手に伝えます。
この時も、地図やガイドの内容は全く口にしません。
本当に道に詳しいのであれば、この道をまっすぐ行くと商店街になっているんだ、とまずは自分の意見を言いいます。
そのあとに、「地図やガイドでは、商店街には書店や八百屋など多くの店があるみたいだね」と別の視点からの情報を伝えるはずです。
本来はこのように、自分の意見と、別視点の意見を両方持ってきて、情報の正確さを証明するはずなのです。
自分の意見だけをやたら詳しく説明してくる人間は、自分の意見は持たず、他人の意見を自分のものとして引用しているだけなのです。
あなたはネットで調べた情報を相手に説明するとき、情報元をちゃんと伝えていますか?
「wikiで調べたんだけど」「知恵袋で知ったんだけど」「とあるサイトで知ったんだけど」
もし情報元を伝えずに、自分の知識のように説明していると、嘘つきであると思われるかもしれません。
他人の意見を引用するときは、すべて引用するのではなく、他人の意見も残しておきましょう。
半分引用して自分の意見として使って、残りはそのまま他人の意見として使いましょう。
例えば、ネットで知った「チョコレートのテンパリングの方法」を友達に伝えるとしましょう。
嘘つきな人間の伝え方は、すべての内容・手順を前から自分が知っていた情報のように伝えてしまいます。
「チョコレートのテンパリングの方法知ってる?」
(ネットの情報を全て自分の知識として)
「いくつか種類が合って、湯煎式だったら、〇度でチョコレートを溶かして・・・、次に〇度にして・・・、」
しかし、嘘つきな人間ではない伝え方は、まずは大まかな情報を、前から自分が知っていた情報のように伝えます。
そして、細かい手順はネットで書いてあった情報として相手に伝えます。
「テンパリングのやり方知ってる?」
(自分の知識として)「まずチョコを完全に溶かしてから、一定の温度で固めるの」
(ネットの情報として)「〇〇のサイトには手順が載っているから、今度見てみたら?」
このように、自分の意見と、別の意見を合わせることで、自分の意見もしっかりと持っていると思ってもらえます。
普段から嘘をついている人間は、この話し方ができていないのです。
自分の意見を持っているのに、他人の意見を引用してしまうのです。
普段から嘘をついている人は、自分の意見に自信がないので、安心できる他人の意見を使ってしまいます。
仮に、引用した他人の意見が間違っていたとしても、「これは別の人の意見だから私に責任はないよ」と言い逃れできるのです。
「君の教えてくれたチョコレートのテンパリング方法間違えてたんだけど?」
「そうなんだ、でもあればネットの情報だから僕のせいではないよ」
自分の意見が間違っていた場合は、言ってもいない他人に責任を押し付けてしまうとトラブルを起こしかねませんので、言い逃れができません。
仮に嘘を言う場合は、自分の意見だけにならないように注意しましょう。
普通にありもしないことを言って嘘をいう場合は、自分の視点からの嘘しか言えません。
他人の視点からの嘘を考える余裕はないはずです。
(嘘を言う場合)
「君のお母さんが病院に運ばれたらしいよ?」
「なんで運ばれたの?」
「それは分からないんだけど重体なんだ。病院から電話がかかってきて、いきなりだから僕もびっくりしたんだ」
「だから、君に知らせないといけないと思ったんだ」
(嘘ではない場合)
「君のお母さんが病院に運ばれたらしいよ?」
「なんで運ばれたの?」
「それは分からないけど、女性の看護士さんがひどくあわてて電話してきたから、よほど重体なのかもしれない」
「看護士さんに、家族に連絡が付かないから、家族を連れてきてくれと言われたんで、君に知らせに来たんだ」
このように、嘘でない場合は、第三者の視点や意見、状態なども話の中に出てくるのです。
しかし、嘘をつく場合は、自分視点だけの話になってしまっています。
小説でも、空想で書いているため、人物の登場タイミングが難しく、現実味が足りなくなってしまいます。
しかし、ノンフィクションは空想ではなく、事実を書いているため、別の人間の登場も自然にそのまま書くことで現実味が増すのです。
相手の語リ方を意識してみましょう。
嘘の話に不自然さがない人間は、小説家の才能があるのかもしれません。
ポイント
「話し方が、自分視点ばかりの人間は嘘つきの可能性が高く、嘘つきだと思われやすい」
次回も、「嘘つきな人間だとばれる」シリーズ続きます。
下のような商品の紹介でも、自分の意見しか言っていないのであれば、他人の意見を引用しているだけかもしれません。
紹介者自身も読んだように見せかけるためには、自分の意見に、他人の評価やコメントも付け加えることで、そのように見せられます。
嘘を組み立てるのがうまいのであれば、小説家の才能あり!?
下の本は主人公が小説家を目指すノベルミステリーです。
読んだら小説を書きたくなりました。(自分の意見)
何人もの方が、これを読んだ後に、ペンを握ってしまったと言っているそうです。(他人の意見)
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