2015年02月18日
「全力を尽くします」は最高の保険言葉
こんばんは、ムラノです。
あなたは、「はい」と「いいえ」どちらとも答えたくない場合はどうしますか?
前回の終わりにこのように質問しました。
では、うまく答えをごまかして返答する方法を紹介します。
それは、直接答えを言わずに、遠まわしに返答するのです。
たとえば、「私ってかわいいですか?」と聞かれると、返答に困ります。
その時に、「あなたは、いつも鏡を気にして外観に気を遣っていますからね」と、答えます。
こうすることで結果的に、相手の受け取り方次第で、かわいいと言っているようにも聞こえます。
逆にネガティブに考えると、外観を気にして努力しているから、かわいくないというようにも聞こえてしまいます。
相手は、質問するときは、たいてい質問に期待を持っています。
予想に反する答えであれば、機嫌を悪くし、期待に沿った答えであれば、気を良くします。
その際に、返答がどちらにも受け取ることができるのであれば、普通は相手は期待している答えの方だと考えます。
もし相手がこの時、「かわいいです」という答えが返ってくることを望んでいたのであれば、そのように受け取ります。
「かわいくないです」という答えを望んでいたのであれば、そのように受け取ります。
たまに、どっちつかずの返事をして、勘違いされることもあります。
「俺ってかっこいい?」と聞かれるとします。
「髪型やファッションセンスはすごく良いね」と返答するとします。
相手の反応が、「つまり、顔はカッコ良くないってことなんだな!」と受け取られると不快にさせてしまいます。
しかし、この際に「いやそういうつもりじゃなくて、顔だけでなく、髪型もファッションセンスも良いという意味だよ」
と、反対の意見に切り替えることで、トラブルを防ぐこともできます。
はっきりと返答してから、相手が望んでいない答えだと分かっても、言いなおすことは難しいです。
しかし、どっちつかずの返答をすることで、相手が気に食わない解釈をしても、言いなおすことができるのです。
しかし、言いなおすときは、以前説明したイエスバット法を使って訂正しましょう。
「(イエス)確かに、顔はカッコいいとは答えなかったが、(バット)それは顔がカッコいいのは当然だと思っているから言わなかっただけだよ。」
一番楽で、大人な言い訳
国を揺るがす大きな問題に直面した際も、政治家の方がはっきりと答えを出さずに、「検討中です」「全力を尽くします」と返答するのがこの方法です。
記者の質問に対しても、答えとはズレた返答ばかりになっています。
テレビを見ている方は、はっきりしてほしい!と思うでしょう。
「全力を尽くします。」の言葉は2つの意味にとれます。
全力を尽くして、成し遂げます。
全力はつくしますが、実現は無理です。
これによって、失敗しても、「最初から成功させるなんて言っていませんよ?」と言い訳することもできます。
仕事でも、絶対やって見せます、と宣言するよりも、
全力を尽くします、と言う方が失敗しても、相手にショックを与えずに済むのです。
手術でも
「成功率は低いですが、やれるだけやってみます。」というよりも、
「成功率は低いですが、成功させてみます。」と言う方が、
失敗したときの親族のショックは大きくなってしまいます。
後者は失敗した時点で嘘をついたことになりますが、前者は失敗しても、嘘を言ったことにはなりません。
注意
入社試験の面接では、この方法は逆効果です。
「あなたは勉強は好きですか?」という相手の質問に対して、「わたくしは勉強は高成績でした」と答えてしまうと。
成績は良かったけれど、勉強は嫌いだったというように受け取られてしまうのです。
面接官は、勝手に良い方に解釈してくれるわけではありません。
成績が良かったから、勉強も好きなんだろうな、というようには受け取ってもらえません。
ですから、自分にプラスになる返事はYESかNOでしっかりと答えましょう。
マイナスになる返答でも、あやふやにしたところで、マイナスにしか受け取ってもらえないので、面接ではこの方法はお勧めしません。
ポイント
「どっちつかずの返答をすることで、結果に対して言い訳ができる。」
あなたは、他の人と同じことを話しているのに、なぜか悪い印象を持たせてしまっていないですか?
いくら、人気がある人と同じことを言っても、心がこもってなければ、プラスどころかマイナスになってしまいます。
ではどんな喋り方であれば、心がこもっているのでしょうか?
次回説明します。
以上ムラノでした。
あなたは、「はい」と「いいえ」どちらとも答えたくない場合はどうしますか?
前回の終わりにこのように質問しました。
では、うまく答えをごまかして返答する方法を紹介します。
それは、直接答えを言わずに、遠まわしに返答するのです。
たとえば、「私ってかわいいですか?」と聞かれると、返答に困ります。
その時に、「あなたは、いつも鏡を気にして外観に気を遣っていますからね」と、答えます。
こうすることで結果的に、相手の受け取り方次第で、かわいいと言っているようにも聞こえます。
逆にネガティブに考えると、外観を気にして努力しているから、かわいくないというようにも聞こえてしまいます。
相手は、質問するときは、たいてい質問に期待を持っています。
予想に反する答えであれば、機嫌を悪くし、期待に沿った答えであれば、気を良くします。
その際に、返答がどちらにも受け取ることができるのであれば、普通は相手は期待している答えの方だと考えます。
もし相手がこの時、「かわいいです」という答えが返ってくることを望んでいたのであれば、そのように受け取ります。
「かわいくないです」という答えを望んでいたのであれば、そのように受け取ります。
たまに、どっちつかずの返事をして、勘違いされることもあります。
「俺ってかっこいい?」と聞かれるとします。
「髪型やファッションセンスはすごく良いね」と返答するとします。
相手の反応が、「つまり、顔はカッコ良くないってことなんだな!」と受け取られると不快にさせてしまいます。
しかし、この際に「いやそういうつもりじゃなくて、顔だけでなく、髪型もファッションセンスも良いという意味だよ」
と、反対の意見に切り替えることで、トラブルを防ぐこともできます。
はっきりと返答してから、相手が望んでいない答えだと分かっても、言いなおすことは難しいです。
しかし、どっちつかずの返答をすることで、相手が気に食わない解釈をしても、言いなおすことができるのです。
しかし、言いなおすときは、以前説明したイエスバット法を使って訂正しましょう。
「(イエス)確かに、顔はカッコいいとは答えなかったが、(バット)それは顔がカッコいいのは当然だと思っているから言わなかっただけだよ。」
一番楽で、大人な言い訳
国を揺るがす大きな問題に直面した際も、政治家の方がはっきりと答えを出さずに、「検討中です」「全力を尽くします」と返答するのがこの方法です。
記者の質問に対しても、答えとはズレた返答ばかりになっています。
テレビを見ている方は、はっきりしてほしい!と思うでしょう。
「全力を尽くします。」の言葉は2つの意味にとれます。
全力を尽くして、成し遂げます。
全力はつくしますが、実現は無理です。
これによって、失敗しても、「最初から成功させるなんて言っていませんよ?」と言い訳することもできます。
仕事でも、絶対やって見せます、と宣言するよりも、
全力を尽くします、と言う方が失敗しても、相手にショックを与えずに済むのです。
手術でも
「成功率は低いですが、やれるだけやってみます。」というよりも、
「成功率は低いですが、成功させてみます。」と言う方が、
失敗したときの親族のショックは大きくなってしまいます。
後者は失敗した時点で嘘をついたことになりますが、前者は失敗しても、嘘を言ったことにはなりません。
注意
入社試験の面接では、この方法は逆効果です。
「あなたは勉強は好きですか?」という相手の質問に対して、「わたくしは勉強は高成績でした」と答えてしまうと。
成績は良かったけれど、勉強は嫌いだったというように受け取られてしまうのです。
面接官は、勝手に良い方に解釈してくれるわけではありません。
成績が良かったから、勉強も好きなんだろうな、というようには受け取ってもらえません。
ですから、自分にプラスになる返事はYESかNOでしっかりと答えましょう。
マイナスになる返答でも、あやふやにしたところで、マイナスにしか受け取ってもらえないので、面接ではこの方法はお勧めしません。
ポイント
「どっちつかずの返答をすることで、結果に対して言い訳ができる。」
あなたは、他の人と同じことを話しているのに、なぜか悪い印象を持たせてしまっていないですか?
いくら、人気がある人と同じことを言っても、心がこもってなければ、プラスどころかマイナスになってしまいます。
ではどんな喋り方であれば、心がこもっているのでしょうか?
次回説明します。
以上ムラノでした。
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