2014年12月29日
「限定」をつけられた時点でこちらの敗北?
こんにちは、今回もすぐに使える心理学知識を30代のあなたのためにお教えします。
前回の記事で、限定について説明しましたが、少しだけだったので、この記事で詳細を説明します。
前回は人に「特定」と感じさせることで、心を多き動かせることを説明しました。
限定にはいくつか種類があります。
会員限定、女性限定、期間限定、数量限定、初回限定。
この中で一番引き付けられるのはどれでしょうか?
実は、数量限定です。
この限定が一番価値が高いのです。
数量限定はなくなれば手に入らないので、真っ先に欲しくなってしまうのです。
そもそもなぜ人間は、限定に弱いのでしょうか?
通常品はいつ買っても無くなりませんし、いつでも買えます。
しかし、限定品はなくなる可能性があるし、時間制限もあります。
だから、その時に買わないと損をしたように感じてしまうのです。
強いて言うなら、チャンスを逃してしまうから、損をすると勘違いしてしまうのです。
しかし考えても見たら、チャンスを逃すといっても、はたしてその限定は人生を大きく分けるほどのチャンスなのでしょうか?
ほとんどが、ただ限定という名前を付けただけで、その物自体にはそれほどの価値はありません。
しかし、限定が付いてしまうとチャンスを逃すか逃さないかで考えてしまうのです。
本来は、それが本当に限定品として買う価値があるのかどうかを見極める必要があるのです。
しかしチャンスを逃すということ以外にも限定の効果はあります。
まず、会員限定についてですが、これは手に入れることで優越感や、他の人間よりも優れているという証として買ってしまうのです。
つまり、会員限定という言葉が付いた時点で、その商品はメダルやトロフィーのように、人間の価値を上げるという価値が付くのです。
なので、チャンスを逃すという考えはありません。
次は、期間限定です。
期間限定は先ほど言ったチャンスを逃すという心理も働きますが、さらに、期間限定は数量に限りがないことが多いので、入手できる可能性が高いため、やはり買ってしまうのです。
最後に数量限定ですが、これはなくなれば2度と販売されないということが多いため、チャンスを逃すという心理、優越感も感じられるため、オークションも一品物が多いので、高額な値段に跳ね上がるのです。
逃せは一生手に入らないので、本当に必要かどうかということまで頭が回らないのです。
このように、「限定だから欲しくなるという」、理屈があっていないのに、不思議と自然に受け入れてしまうことを「カチッサー効果」と言います。
他にも理屈があっていないのに自然に受け入れてしまうことがあります。
相手に依頼や勧誘されたとき。
いくつか例を挙げます。
・「車を買ったから海に行こう」
いっけん、普通のセリフに見えますが、車と海は繋がりはありません。
車を買ったから運転したいので、どうせなら遠くまで行きたいし、暑いから、海で泳ぎたいから、海に行こう、と間にいくつもの理由を挟まなければつながることはありません。
しかし、誘われたら自然に誘いに乗るでしょう。
そもそも、なぜ海に行くかよりも、相手と海に行きたいかどうかを考えてしまうので、そちらへの疑問は起こらないのです。
・「パチンコで負けたからお金を貸してほしい」
パチンコで負けたのか?仕方ないなあ・・・と、貸してあげるかは別として、自然なセリフです。
しかし、これも、パチンコで負けたからといって、お金を借りるというのはやはりつながりがないのです。
パチンコで負けたから、生活費が無くなったから、お金がないと生きていけないから、お金を借りたい、と間に挟まなければなりません。
しかしこれも、なぜお金が必要なのかという疑問ではなく、こいつにお金を貸したいかどうかで考えてしまうので、自然に受け入れてしまうのです。
つまりは、相手の依頼や勧誘はこちらに選択を迫っているため、こちらはその選択を考えてしまうため、理屈は気にならなくなるのです。
なので、理屈が合っていなくても正当な理由と受け取ってしまい、断りにくくなってしまうのである。
これをよく理解している方は、「そんなの言い訳だ!」と見抜けるのです。
「選択肢を選ぶ前に、なぜ選択肢を選ぶことになっているのかを考える」
前回の記事で、限定について説明しましたが、少しだけだったので、この記事で詳細を説明します。
前回は人に「特定」と感じさせることで、心を多き動かせることを説明しました。
限定にはいくつか種類があります。
会員限定、女性限定、期間限定、数量限定、初回限定。
この中で一番引き付けられるのはどれでしょうか?
実は、数量限定です。
この限定が一番価値が高いのです。
数量限定はなくなれば手に入らないので、真っ先に欲しくなってしまうのです。
そもそもなぜ人間は、限定に弱いのでしょうか?
通常品はいつ買っても無くなりませんし、いつでも買えます。
しかし、限定品はなくなる可能性があるし、時間制限もあります。
だから、その時に買わないと損をしたように感じてしまうのです。
強いて言うなら、チャンスを逃してしまうから、損をすると勘違いしてしまうのです。
しかし考えても見たら、チャンスを逃すといっても、はたしてその限定は人生を大きく分けるほどのチャンスなのでしょうか?
ほとんどが、ただ限定という名前を付けただけで、その物自体にはそれほどの価値はありません。
しかし、限定が付いてしまうとチャンスを逃すか逃さないかで考えてしまうのです。
本来は、それが本当に限定品として買う価値があるのかどうかを見極める必要があるのです。
しかしチャンスを逃すということ以外にも限定の効果はあります。
まず、会員限定についてですが、これは手に入れることで優越感や、他の人間よりも優れているという証として買ってしまうのです。
つまり、会員限定という言葉が付いた時点で、その商品はメダルやトロフィーのように、人間の価値を上げるという価値が付くのです。
なので、チャンスを逃すという考えはありません。
次は、期間限定です。
期間限定は先ほど言ったチャンスを逃すという心理も働きますが、さらに、期間限定は数量に限りがないことが多いので、入手できる可能性が高いため、やはり買ってしまうのです。
最後に数量限定ですが、これはなくなれば2度と販売されないということが多いため、チャンスを逃すという心理、優越感も感じられるため、オークションも一品物が多いので、高額な値段に跳ね上がるのです。
逃せは一生手に入らないので、本当に必要かどうかということまで頭が回らないのです。
このように、「限定だから欲しくなるという」、理屈があっていないのに、不思議と自然に受け入れてしまうことを「カチッサー効果」と言います。
他にも理屈があっていないのに自然に受け入れてしまうことがあります。
相手に依頼や勧誘されたとき。
いくつか例を挙げます。
・「車を買ったから海に行こう」
いっけん、普通のセリフに見えますが、車と海は繋がりはありません。
車を買ったから運転したいので、どうせなら遠くまで行きたいし、暑いから、海で泳ぎたいから、海に行こう、と間にいくつもの理由を挟まなければつながることはありません。
しかし、誘われたら自然に誘いに乗るでしょう。
そもそも、なぜ海に行くかよりも、相手と海に行きたいかどうかを考えてしまうので、そちらへの疑問は起こらないのです。
・「パチンコで負けたからお金を貸してほしい」
パチンコで負けたのか?仕方ないなあ・・・と、貸してあげるかは別として、自然なセリフです。
しかし、これも、パチンコで負けたからといって、お金を借りるというのはやはりつながりがないのです。
パチンコで負けたから、生活費が無くなったから、お金がないと生きていけないから、お金を借りたい、と間に挟まなければなりません。
しかしこれも、なぜお金が必要なのかという疑問ではなく、こいつにお金を貸したいかどうかで考えてしまうので、自然に受け入れてしまうのです。
つまりは、相手の依頼や勧誘はこちらに選択を迫っているため、こちらはその選択を考えてしまうため、理屈は気にならなくなるのです。
なので、理屈が合っていなくても正当な理由と受け取ってしまい、断りにくくなってしまうのである。
これをよく理解している方は、「そんなの言い訳だ!」と見抜けるのです。
「選択肢を選ぶ前に、なぜ選択肢を選ぶことになっているのかを考える」
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