後悔まるのみっ！

人によって価値観は大きく違います。

お金でも１００円がとても大切に思っている方もいれば、１００円程度どうでも良いと考えている方もいます。

これは、貧乏・裕福といった環境によって価値観が変わることもあります。


価値観は口癖にも影響してきます。

口癖は本人が良いと思うから良く使うのです。

話の話題も価値観によって違い、好みの話題も変化します。

もし大阪出身の方であれば、価値観が大阪メインになり、東京であれば東京の価値観が身に付きます。

会話をするときも、相手の出身に合わせて話題をすれば気に入られやすいです。

相手に気に入られる会話術としては、価値観を相手に合わせることが重要になってきます。

プラモが趣味の方であれば、プラモの価値が高くなります。

また、虫嫌いな人と昆虫採集が趣味の人では虫に対する価値観が大きく異なります。

このように、個人の環境・趣味などによって価値観が大きく変わってきます。

価値観が高いものに対しては通常よりも意識が高くなることを「知覚的促進効果」といいます。

この知覚的促進効果を利用して、相手とのコミュニケーションを良くします。

先ほど言った通り、会議の際も大阪出身の方には大阪の話を入れてプレゼンテーションすれば、より意識を向けてもらえるようになります。

滝川クリステルさんが、２０２０年オリンピック開催地を決めるときのスピーチでフランス語でスピーチをされたおかげで、オリンピックが東京に決まったといわれています。

なぜなら、審査員の方はフランスの方が多かったために、「知覚的促進効果」によりフランス語の日本スピーチに、より意識を向けることができたからです。

これがもし英語であった場合は、オリンピックは東京に決まっていなかったかもしれません。

これほど相手の価値観に合わせる効果は高いのです。


最初に口癖の話をしましたが、口癖も相手のまねをすることで価値観が同じだと思われて、より親密な関係になれます。

口癖を真似したら、相手にばれると思われるかもしれませんが、相手は自分の口癖が当たり前、基準と考えているため、逆に相手と違う口癖を使う方が目立つのです。

なので、口癖を真似してもばれることはありません。


あまり話したことがない相手と話すときはあらかじめ、趣味や出身の情報を得てから、相手の価値観を考えて話題をふると、話が進むはずです。

自分にとって宝物だと思っているものも、相手にとってはゴミということもあります。

人は価値観が違うので、話題も相手によって盛り上がったり、盛り上がらなかったりするので注意しましょう。


今日の教訓

「自分の価値観をメインで話すのではなく、相手の価値観を考えて話す。」




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