後悔まるのみっ！

会社で失敗したときなどに謝ることがあるともいますが、皆さんはいつもどれくらい謝っていますか？

失敗したレベルに応じて謝る度合いを変えている方が多いと思います。

しかし、もしその度合いが相手の考えている度合いよりも低かった場合は、余計相手を怒らせてしまいます。

「その程度の反省しかしていないのか！」

人によって物事の重要度のとらえ方には差があるため、自分の思っている重要度と同じとは限らないのです。


ならば、当然、相手の考えているレベルよりも高いレベルの謝り方をすれば失敗はありません。

むしろ、レベルが高ければ高いほど良いのです。


謝るときは相手の考えているレベルというのは、期待しているレベルになります。

お金を払って料理を待っているときに、値段相応のおいしい料理を待っているときのその料理のレベルです。

もし、その人が考える値段相応の期待した料理でなければおいしくても値段にはふさわしくないと、マイナスになってしまいます。

逆に、他の店と同じレベルの料理だが、値段が非常に安ければ、満足度も高くなるのである。

期待値よりも低ければ、期待値に足りなかった分が相手の不満に変わります。

期待値よりも高ければ、期待値を超えた分が相手の満足度の変わります。

もし初めて商売をするときであれば多少苦しくても、最初は安めの値段から適正値段を割り出していく方が良いのです。

最初から高めの値段にしても客に不満を与えるだけです。



相手の足を間違って踏んでしまうとします。


まずは、それ相応の謝り方。

「あっ、すみません」（軽く会釈）

「人の足踏んでおいて、なんだ！その謝り方は！」

このように、軽く会釈して謝罪しただけでは満足いかない場合もあります。

もし、しっかりと頭を下げていたら許してもらえたかもしれません。


次に謝るレベルを想定するレベルよりも高くします。

「あっ、すみません、すみません！(何度も頭を下げる）お怪我はありませんか？」

「ありがとう、大丈夫だ。お気遣いなく。」

このように、謝りすぎではないか？と思うくらいがちょうどよいのです。

相手の期待値よりも下回ってしまえば、不満が罵声となって返ってきますし、上回っていれば、満足が感謝となって返ってくるのです。


しかし注意点としては、もし相手にも少し非がある場合でこちらが謝りすぎてしまえば、全てこちらが悪いようにされてしまいます。


交通事故でも10対0でこちらが悪ければ、謝りすぎることで相手の反感は買いにくいです。

しかしもし、8対2とかでこちらが謝りすぎれば相手は全てこちらが悪いように言ってくるため、謝るレベルを少しは下げてください。



しかし、仕事で上司に謝るときは謝りすぎても悪いことはありません。

仕事上で失敗が起きるのは当たり前という認識を、殆どの社会人は持っています。

しかし、その失敗が起こるとやはり、失敗した人間を怒りたくなるものなのです。

なので、相手が起こっている間はその常識を忘れて冷静さをなくしている状態になります。

だから、謝りすぎることで相手をまずは我に返らせる必要がるのです。

相手をより怒らせてしまえばどんな罰を与えられるか分かりません。



また謝るときは、なるべく人がいる前で謝りましょう。

人前で謝っていると、どうしても周りの人間はもう許してやれよという目で見てしまうのです。

まるで、謝られている方が悪者のように見られてしまうので、説教も早く切り上げようとするのです。


辞めるほどでもない失敗でも「責任を取って辞める」というような気持ちで謝ってください。

「責任を取って辞めます」と言っても良いですが、もしその上司に嫌われていた場合は本当に辞めさせられるかもしれないので注意が必要です。

「責任を取って辞めます」や「どんな罰でもうけるつもりです」というセリフは、なるべく最後まで取っておいてください。

今日の教訓

「仕事で失敗したら、責任を取って辞めるつもりで謝る。」

もしネットで顔を隠してコミュニティーサイトで異性と話していて会うことになった場合、自分は結構イケメンであると言ってしまったら、女性の思うレベルのイケメンではなかった場合、評価が下がってしまう。

自分が本当にイケメンでも、イケメンであるといわずに「イケメンではない、普通の顔だ」と言っていれば、出会ったときに相手の評価が下がることはないのだ。


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