2014年12月21日
ブラック企業は潰れない?
もし、労働賃金が他社よりもかなり安いのにもかかわらず、やめずに働き続けるとしたら理由はなんでしょうか?
それは、おそらく仕事が楽しいからでしょう。
賃金が低い分、お金目的で働くのではなく、別のことのために働こうと考えます。
そうなると必然的に、楽しむために、人のために働こうと考えるのです。
パート社員であれば、正社員よりも賃金が安いのにもかかわらず、正社員になろうともせず、働きます。
それは、賃金が安い分、自分の好きな時間に働けるからです。
このように、お金を払う代わりに、別のことを報酬として与えることで人件費が低くても勤務意欲が下がらずに済むのです。
経費削減のために、ただ人件費を下げるだけでは勤務意欲が下がってしまいますが、人件費を下げる代わりに、別の報酬を与えることでそれを防ぐことができます。
ただし、人件費を削減したからといって、別の報酬に経費を使ってしまっては意味がないので、経費が発生しない報酬を準備する必要があります。
その報酬こそ、「誰かの役に立っていることが実感できる」、または「楽しいと実感できる」という報酬が最適なのです。
以前紹介した記事で、相手の期待値に対して、上回れば余剰分がプラスで変換され、下回れば不足分がマイナスとして変換されてこちらに返ってきます。
それと同じで、期待した給料よりも上回ればその分仕事にまじめに取り組みますが、下回ってしまえば仕事も手を抜いてしまいます。
その下回っている分を給料以外のもので埋める必要があります。
それが、「楽しさ」や「やりがい」です。
しかし、わざわざ会社側が仕事場を楽しくしようとはしなくても良いのです。
労働者が自分自身で楽しもうとするのです。
正確には楽しいと思ってしまうのです。
人間は現在の行動と考えが不釣り合いになると、考え方を行動に合わせようとします。
給料が安いのに、辞めずに働いているのなら、行動に合わせて、安くても楽しいから働いているんだ!という考えになってしまうのです。
このように行動に合わせて考えを変えてしまうことを「不協和理論」といいます。
これを利用すれば、給料をただ安くするだけで、社員は給料が安くても、楽しいから俺は働いているんだ!そうに違いない!と勝手に考えてくれるのです。
もし、勢いで不細工な女性に告白してしまって付き合うことになってしまっても、男性はブサイクだけど心はきれいだから付き合っているんだ!と考えてしまうのです。
仮にブサイクで性格も悪い女性と付き合ってしまっても、ブサイクで、性格も悪いけど、それでもおればこの人が好きだから付き合っているはずだ!と考えてしまうのです。
このように一度付き合いだしてしまったり、働きだしたら、別れたり辞めたりすることが面倒になります。
なので、行動を起こすよりも、考えを改める方が楽なので、別れたり辞めたりせずに自分に思い込ませてしまうのです。
会社側はこの心理を利用すればよいですが、労働者側は本当に働いていて楽しいかどうかを考え直してみてください。
心理学に操られないようにするためには、理解する方法しかないのです。
今日の教訓
「こじつけの理由で自分をだますのではなく、自分に正直になって行動に移す」
イケメンは外観が付き合う理由になるので、心までは見てもらえませんが、ブサイクな男性は外観が付きある理由にならない分、心を見てもらうことができます。
仕事でも賃金が低い分、仕事のことをよく考えて本当に働くに値するか?と社員に考えてもらうこともできます。
給料の低いブラック企業でも社員がしっかりと働いているのはこのためです。
それは、おそらく仕事が楽しいからでしょう。
賃金が低い分、お金目的で働くのではなく、別のことのために働こうと考えます。
そうなると必然的に、楽しむために、人のために働こうと考えるのです。
パート社員であれば、正社員よりも賃金が安いのにもかかわらず、正社員になろうともせず、働きます。
それは、賃金が安い分、自分の好きな時間に働けるからです。
このように、お金を払う代わりに、別のことを報酬として与えることで人件費が低くても勤務意欲が下がらずに済むのです。
経費削減のために、ただ人件費を下げるだけでは勤務意欲が下がってしまいますが、人件費を下げる代わりに、別の報酬を与えることでそれを防ぐことができます。
ただし、人件費を削減したからといって、別の報酬に経費を使ってしまっては意味がないので、経費が発生しない報酬を準備する必要があります。
その報酬こそ、「誰かの役に立っていることが実感できる」、または「楽しいと実感できる」という報酬が最適なのです。
以前紹介した記事で、相手の期待値に対して、上回れば余剰分がプラスで変換され、下回れば不足分がマイナスとして変換されてこちらに返ってきます。
それと同じで、期待した給料よりも上回ればその分仕事にまじめに取り組みますが、下回ってしまえば仕事も手を抜いてしまいます。
その下回っている分を給料以外のもので埋める必要があります。
それが、「楽しさ」や「やりがい」です。
しかし、わざわざ会社側が仕事場を楽しくしようとはしなくても良いのです。
労働者が自分自身で楽しもうとするのです。
正確には楽しいと思ってしまうのです。
人間は現在の行動と考えが不釣り合いになると、考え方を行動に合わせようとします。
給料が安いのに、辞めずに働いているのなら、行動に合わせて、安くても楽しいから働いているんだ!という考えになってしまうのです。
このように行動に合わせて考えを変えてしまうことを「不協和理論」といいます。
これを利用すれば、給料をただ安くするだけで、社員は給料が安くても、楽しいから俺は働いているんだ!そうに違いない!と勝手に考えてくれるのです。
もし、勢いで不細工な女性に告白してしまって付き合うことになってしまっても、男性はブサイクだけど心はきれいだから付き合っているんだ!と考えてしまうのです。
仮にブサイクで性格も悪い女性と付き合ってしまっても、ブサイクで、性格も悪いけど、それでもおればこの人が好きだから付き合っているはずだ!と考えてしまうのです。
このように一度付き合いだしてしまったり、働きだしたら、別れたり辞めたりすることが面倒になります。
なので、行動を起こすよりも、考えを改める方が楽なので、別れたり辞めたりせずに自分に思い込ませてしまうのです。
会社側はこの心理を利用すればよいですが、労働者側は本当に働いていて楽しいかどうかを考え直してみてください。
心理学に操られないようにするためには、理解する方法しかないのです。
今日の教訓
「こじつけの理由で自分をだますのではなく、自分に正直になって行動に移す」
イケメンは外観が付き合う理由になるので、心までは見てもらえませんが、ブサイクな男性は外観が付きある理由にならない分、心を見てもらうことができます。
仕事でも賃金が低い分、仕事のことをよく考えて本当に働くに値するか?と社員に考えてもらうこともできます。
給料の低いブラック企業でも社員がしっかりと働いているのはこのためです。
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