後悔まるのみっ！

では、今日も人と仲良くなれるよう心理学知識をお教えします。


もうじき年末で、現在は忘年会シーズンです。

忘年会は面倒だから参加しないという方も少なからずいるのではないでしょうか？

4月に入社した新入社員はもうじき9か月たちますので、社員と打ち解けているかとは思います。

しかし、入社したばかりの時期は先輩社員となかなか打ち解けられないと思います。

そんなときに一気に仲良くなれる方法があります。

それが「新入社員歓迎会」です。


どの会社も必ずといっていいほど「新入社員歓迎会」はやっています。


なぜ新入社員歓迎会で一気に仲良くなれるのかというと、一緒に食事をするからです。

食事というのは食欲という欲望を満たす行為です。

そのため欲望が満たされると気分が良くなりますが、その気分の良さが一緒に食事をしている人といるから気分が良くなると勘違いしてしまうのです。

よく聞く「吊り橋効果」なんてものがありますが、それと似ています。

恐怖から感じるドキドキを異性に対するドキドキと勘違いするのと同じで、満腹による心地良さを人と一緒にいる心地良さと勘違いしてしまうのです。

これを利用すれば、仲良くなりたい先輩社員と同じ席に座ることで、こいつといると心地が良いと思ってくれるのです。

よく新入社員歓迎会で同じ新入社員だけで固まって食べる方もいますが、非常にもったいない行為です。

仕事場では一緒に働くんだからそれでも十分仲良くなれるじゃないか？と思われるかもしれませんが、実は仕事上で仲良くなるのでは一向に親しくはなれないのです。

それは、仕事上で仲良くなるというのは、あくまで仕事仲間として仲が良くなるだけで、本当に打ち解けたことにはなりません。

仕事以外の場所で仲良くならなければいけません。

食事は仕事を忘れることができるので、仕事仲間としてではなく、一個人として見てもらえるのです。

いくら仕事場でよく話すからといって、プライベートで食事や遊びにいったりしない限りは友達でもなんでもないのです。

先にプライベートで仲良くなれば、仕事場で打ち解ける努力をしなくても良いのです。



歓迎会や忘年会は「無礼講」というのが基本なので、仕事・役職に関係なく打ち明けることができます。



参加しないと逆に、あいつがいないから心地が良いと勘違いされて、一緒にいると不快な人と思われてしまいかねません。

なので、食事に誘われれば進んで参加しましょう。

一度仲間になってしまえば「内集団贔屓性」という心理が働き、仕事のミスも優しく対応してくれます。


また、より仲良くなりたい人がいる場合はその人の注文と同じものを自分も注文しましょう。

以上が会社や集団で速攻で打ち解ける方法です。


会社に好きな異性がいる場合も、仕事でよく話すから仲がいいと勘違いして告白して失敗する方がいますが、それは仕事は会話しなければ成り立たないから、仲良くするだけです。

仕事とは仲良くしなければ効率が下がるということは誰しも理解していることなので、仕事仲間とは仲良くしようとするのです。

もし好きな異性に告白をするのであれば、怪しまれないように会社のメンバー数人で食事をして、相手と自分の本当の仲の良さを確認してからにしましょう。


ポイント
「仕事で仲良くするのは当然であり、本当に仲が良いとは限らない」


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