サイクル&フィットネス

「イメージの影響力」

ちょっとこんな記事を見つけました。
これはこのブログでは何度も書いていることですが、
補足記事として掲載しておきたいと思います。

「黒柳徹子さんは健康維持のために10年間毎日、寝る前に50回行って
いたそうです。あの森光子さんも朝晩合わせて毎日150回続けていた
のは有名な話。ある筋肉量増加の研究によれば、スクワット15回は
腹筋500回にも匹敵する効果があると言われています」

と、言う内容のものです。
これはこのブログでは何度も書いていますが、いまだに身近からも
腹をへこませたいから腹筋だけはしているという人間が後を絶ちません。

もちろんそれで腹回りの脂肪は落ちないと言いますが、
こういう人たちは自分の都合の良い運動だけを信じて続けて、
結局、効果がでないまま終わっていきます。

この季節には毎年ですが、こういう人を多く見かけます。
と、いうよりもそういう人しかいませんね。


上のスクワットですが、トレーニングウェアに着替えてトレーニング
してとかになってしまうと面倒ですが、風呂に入る前に十分だけとか、
一度にやる回数を１５回〜２０回程度にして一日に、三、四回に分けて
やるとたいした手間ではありません。

それにこれで十分効果がでます。
すぐ現れる結果ばかりを求めてしまうと、結局、骨折り損にしかなり
ません。

思い立ったらその場で五分、十分だけで良いのです。
そうやって数をこなしていけば自ずと結果は現れてきますから。


それにとにかく「肉は太る」と信じ込んでいる人が圧倒的に多いですね。
これは何度説明しても頑なに信用しません。

これはもう数十年も昔からですが、最近は太る原因は糖質と炭水化物
であるといろいろなメディアで公表されていますが、いまだに「肉」
は悪者扱いされています。
もちろん医学がもっとすすめば違う説も出てくるでしょうが、「肉」
が太るとはどの研究でも実証されていません。


前回のブログ記事にも書きましたが、日本人の「お米」信仰
が自分が思っていたよりも根深いものがあったからではないか
と思っています。

これが「肉」を悪いものか扱いしている原因でしょうね。


再度、前回少し触れた押井守監督の記事になりますが、このとき
日露戦争の時という古い情報が引用されていました。
それによると日露戦争の時に日本軍が白米を食料としたために「脚気」
で兵士が大勢死んでおり、戦闘で死亡した数よりも多いそうなんです。

そこで少し調べて見ると、戦病死者３万7200余人中脚気による死亡者
2万7800余人（約75％）とあって、食改良、簡単に言えば「麦飯」でこの
病気を防ぐことができることは、日清戦争前の1890年ころには経験的
に広く知られるようになっていたそうなんですが、当時の陸軍中央は
白米食給与に固執したそうなんですね。

そして、結果的には甚大な被害を出したようです。


この白米に固執するというのは子供の頃のご近所や親戚などの高齢者に
とても多くて、今でも白米というといやな感じがずっと残っているのは
こういう人たちを見てきたからなんでしょうね。

今更ながら、この「白米信仰」による弊害を痛感させられますし、自分が
想像していた以上にこの信仰は根強いということになります。



ここまでひどいのかと記事を読んで思いましたが、確かに現代でも
思い当たることがあるんですよね。

トレーニングしていたり、ロードバイクで走り回っていると
時々アドバイスを求められることがあって、こちらとしては
しっかりと教えてあげているつもりなんですが、いつもなぜか
伝わらない。

この何かがいつも邪魔している感じを受けていたのですが、この記事を
書いているとイメージと戦っていたのかと思い至りました。


ですから何が体に良いとかではなくなってしまい、イメージと戦わ
なければならないところが多くあって、人にアドバイスを求めてられて
も、容易に納得してくれないのです。
それがあって最近はあまり詳しく教えないようにしています。


これは高齢者になってくればなるほど強いですね。
そもそもちゃんと説明しても、極端に曲解する人も多くいます。

最近は介護施設云々の話を良く聞きますが、とにかく高齢者に
なればなるほど話が通じない。
いつも思うのですが、施設側が一方的に悪いとは思えないのです。

新しい情報を受け取る余裕がないというか関心そのものがない気が
します。
すべて自分の頭にある以前からの情報に置き換えて考えているところが
あって、そういう人たちになにをどう説明してもまったく意味をな
しません。


これは以前ですが、高齢な人たちばかりと仕事をしたことがあって
本当に泣かされました。
企業や商店でも同じですが、つぶれてしまうところはこういう面も
かなりあると思います。

今まではこれでやってこれたから変える必要はないという風に考え
ているところは多いですよ。
怠慢を良いように曲解して納得している。

潰れてしまった会社は端から見ているとむしろ当然と思う場合が
多いですし、景気の動向もあるでしょうが、不景気以前に会社内
の問題が多いと思います。

今までやってこれていたのは景気が良かったり、なにか有利な理由が
他にあったからだというような会社は多いです。


それと女性ですね。
これはもう、若かろうと年齢がいっていようとまともに話が
通じたことがないほどです。

こちらとしては理論立てて説明しているつもりでも、そういう話は
スルーして、自分なりの都合の良い理解の仕方をする場合が多く、
こういう人には単純に何を食べると良いとかの話になってしまうの
です。

最近は脳科学の研究から、「男性脳」「女性脳」という言われ方
を良く聞きますが、これは本当にあるんだろうなと思います。
長い時間をかけてじっくりと順序立てて説明してきても、最終的に
何を食べれば良いのかではまったく何を聞いてたんだと思います。


こういう人たちがやれ「ダイエット」とだ、「ロードバイク」だと
いっても、浸透するはずがないなと思ったことがありますね。

そのくせすぐにダイエットしたがるしで、とにかく目新しいトレンド
に飛びつきます。
本気でスリムになるつもりがあるのかなと思います。


こうやって記事を書いていくと、結果を求めているのではなく
ダイエットする、または健康になるためにスムージーを飲むと
いった結果と関係のない満足感だけを追い求めているのだという
ことに気付かされますね。

これもイメージ力の作用であり強さです。
だから効果のない腹筋だけをやってお腹周りを引き締めようと
するんですね。
でも腹筋だけやっても効果はありませんよ。


今回はちょっとトレーニングやロードバイクから離れた記事に
なりました。

最後に補足的に良い食べ物について書いて終わりたいと思います。

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「ちくわ」は高タンパク低脂肪でとても良い食材です。
値段も安くコンビニですぐに手に入りますしね。
それになによりも腹持ちするので、ダイエットの時には空腹時には
良いですよ。
ダイエットとは無縁ですが、食べています。

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そして次は「きな粉」。
このブログで「きな粉」を紹介するのは初めてです。

きな粉には大豆由来のイソフラボンやサポニンといった
栄養素が含まれています。
これらの働きによって、基礎代謝の向上や脂肪の分解促進と
いう効果が発揮されダイエットでも痩せやすい身体を作り上げる
助けになります。

より有効にきな粉のダイエット効果を活用したいのであれば
食事の前に飲んでおくことで、食べ過ぎを防ぐ効果もありますね。
これはビタミンB補給にも適していて、経験的なのですが
きなこを水や牛乳に混ぜて飲むと疲労回復に役立ちます。

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そして最後が「甘酒」。
これは昔から夏バテの時の栄養剤として日本人には愛飲されて
きた飲み物です。
最近また注目されていますし、これも効果ありますよ。
ドリンク剤よりも効果があります。
ノンアルールのものもありますからご心配なく。





それでは、また次回おいいたしましょう。



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