運動しないリスク | １日20分の運動効果: サイクル&フィットネス

2015年06月09日

運動しないリスク | １日20分の運動効果

「動かないと死亡リスクが高くなる」

今回は時間がないので、少し補足的な記事にしました。

ダイエットだけではなく健康という面からも、動かないということは
体にとても悪いということです。
このブログでは何度も触れていますが、実際にあって話す多くの方々
はやはりそれを理解していませんね。

いまだに、安静が体に良くて運動するは体に良くないと決めてかかっている
人が多いです。

活性酸素が体に悪いといって、そういう運動によっておこるデメリット
だけを抜き出して運動（楽したい）しないという正当化している場合が
とても多いです。

ある年齢から上になるとほとんどの人がそう言うのではないかと思える
ほどです。
自分たちの親世代は例外なくこれでしたが、自分よりも年下の知人たち
が同じことを言い出しているのには驚きました。

これは単なる無知や誤解ではなくて、いろいろな有益な情報があって
も、自分たちの都合の良い情報だけを無意識に抜き出してねつ造する
ような心理構造があるように思います。

つまり自分の都合の良い情報に作り替えてそれを頑なに信じ込んでいる
訳です。

こうなってしまっては何を言っても無駄なのですが、そのくせダイエット
したいや体の不調を訴えていろいろな改善方法を知りたがります。
こういう人たちはほとんどが運動不足からきている肉体の不調ですから
簡単なアドバイスで効果がでます。

そしてさらに、またはもっと調子よくなりたいといろいろと聞いてくる
のですが、トレーニング方法を教え出すと、運動は体に悪いと言い出す
始末なのです。

ひどい場合は心拍数を上げる運動は心臓が悪いからできないといいだ
します。
医者に心臓が悪いから運動を控えろとかそう言われている訳ではなく、
胸が苦しくなるという理由たけで勝手に心臓が悪いといっているだけ
なのですが。

これは自分たちの親世代には良く耳にした台詞です。
医者に診断されたわけでもないのに、かってに自分で診断して人に言い
ふらすのです。

そしていざ入院や診察を受けると、その人たちがいっていたところは
どこも悪くない。
単純に調子が悪い、または動きたくない言い訳なんです。

そもそも心臓が悪いからといって単純に胸が苦しくなることはありません。
普段、心拍数を上がることをしていないと急に激しい運動をすると誰で
も胸は苦しくなります。

ロードバイクで全力アタックするとけっこうこれはあるのです。
それを教えても簡単に理解しようとしませんし、次の言い訳が
まっているだけです。

運動しないのがどれだけ体に悪いかというと、これはケンブリッジ大
の研究でして、12年にわたって33万人の男女の健康状態を調べたデータ
を洗いなおしたものがあります。
すると、肥満の人よりも、運動不足の人のほうが早死にする確率が２倍
も高かったんだそうです。

これほど運動しないのは肉体には悪いのです。
では、どれぐらいの運動で死亡率が下がるのかというと、研究者の見積
もりでは「1日に20分の早歩き」で十分とのことです。
これだけで、早期の死亡率は30％も改善するそうなんです。

研究者いわく、「この研究の教訓はシンプルだ。ほんの少し1日の運動量
を増やすだけでも、健康には相当なインパクトがある。とくに普段の運動量
が少ない人への影響は大きい。（中略）ぜひ運動を生活の一部にすべきだ」
とのことです。

だから簡単なアドバイスですぐに結果が出たりするわけです。
不調の原因は運動不足にあるわけですから。

こういう人と話しているとわかるのですが、運動に時間をとって
やるのがとにかく面倒というのがあるようです。
そこでそういう人におすすめなのがトレーニングのために時間を
割くのではなく、普段の生活に取り入れる。

それが早歩きであり、階段を利用するということなんです。
歩き方一つでまったく体に与える効果は違ってきます。

普段から少しはやくあることを心がけて、時にはエレベーターや
エスカレーターを利用するのではなく、階段を積極的に利用しま
しょう。

一見、たいした効果がないように見えるかもしれませんが、
上で説明したとおり研究結果に出ているのです。
なによりも運動といっても目立つ上半身だけをする人も多いのですが、
下半身、脚を使うので抜群に効果がでます。

少ない運動で効果を出したければ上半身ではなく、下半身、脚の運動
に的を絞ってやった方が良いのです。

腹筋や上半身だけをトレーニングするよりもダイエットにも効果
があります。
ダイエットするには一番重要な部分を使うのですから、体に
悪いわけがないのです。

それになによりもトレーニングのために時間を割いている訳では
ありません。
普段やっていることに少し手を加えるだけですからね。

経験的に、とくに階段を上がるのは是非やってほしいですね。
かなりの運動量ですし、なによりも脚をトレーニングできます。

そして最後に、ダイエットにも役立つ食品を一つご紹介します。
自分は大食いでダイエットなどしていませんが、筋肉に良いですし
腹持ちして手頃に食べられる良い食品なのです。

それは「ちくわ」です。

「ちくわ」はコンビニからスーパーまでどこにでも売っています。
魚のすり身を焼いた「ちくわ」は、低脂肪高タンパク食品でおまけに
値段も安い。

調理の必要もなく簡単に食べられます。
あまり「ちくわ」を紹介している記事は見ませんが、ダイエット
にも役立つすぐれた食品ですよ。
お腹にもたまり持ちも良い。

一度お試しください。

それでは、次の記事でまたお会いいたしましょう。

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