2019年04月29日
激坂チャレンジ | 暗峠
「激坂チャレンジ」
季節も良くなってきて、ロードバイクのレースも始まる頃です。
そこでツーリングの動画を探していたら、面白い動画を見つけたので
こちらを先に掲載したいと思います。
それは激坂をロードバイクで上っていくという動画です。
女性もいましたが、「暗峠」の動画があったので掲載しておきます。
この「暗峠」ですがどうも日本で一番きつい坂のようです。
もう20年くらい前になるのですが、この「激坂」の経験があるのです。
どうやら登り切っているようですが、あの坂は無理ではないかと思います。
ただ20年も前ですし、ロードバイクも重いクロモリバイク。
ギア数も今の11速(カンパニョーロは12速)ではなく9速の時代ですし、
フロントギアがトリプルであれば登り切れるのかも知れません。
カーボンバイクはとてもかるいですしね。
自転車グッズ
この坂道を上るのは、以前に電動アシスト自転車で日本の全ての激坂を
制覇できるのかという企画がテレビ番組で行われていました。
この「暗峠」もこの激坂の一つに当然入っていて、確か大学の自転車部と
アシスト自転車がどちらが制覇できるのか競い合っていました。
電動アシスト自転車はいわゆる「ママチャリ」タイプで、この自転車に乗る
人は主婦を代表して開発者の奥さんでした。
この電動ママチャリを使って、有名な激坂へ他のスポーツ自転車と勝負すると
いう企画でした。
坂の途中で足をつくとチャレンジ失敗。
各激坂に電動アシスト自転車は同じ自転車で挑み、それと勝負するのは各坂道、
違う人とスポーツバイクでした。
電動アシスト自転車に挑むスポーツ自転車は回を重ねるごとに本格的に
なって行きました。
坂の傾斜もきつくなってきて、最初はどちらも坂道チャレンジに成功
するのですが、すぐに人力は途中で力尽きて足をつくとこになります。
スポーツ自転車も趣味で走っているような人からだんだんとレベルアップ
してきて最後の方はプロのアスリートが参戦していました。
傾斜がきつくて競輪選手でも足をつく中、電動アシスト自転車だけは
立ちこぎのような苦しい場面は幾度もありましたが、どの激坂チャレンジも
成功しています。
この時、電動アシストの威力を実感しましたね。
全部の激坂を征服しましたから。
ロードバイク
あの頃は今のように、マウンテンバイクやロードバイクといった
スポーツタイプの電動アシストはまだなかった頃です。
今はこれらのスポーツタイプの電動アシストバイクがありますので、
この激坂も以前よりもはるかに容易に上がっていけるものと思います。
ですから「暗峠」も電動アシストバイクならば上っていけますが、
ロードバイクで、それも女性が本当に上っていけるのかという疑問が
残ります。
上った経験から言わせてもらいますと、自分たちが走ったときよりも道路も
整備されているようようです。
それでも傾斜は変わりませんから、辛さを変わらないでしょう。
「暗峠」は車もスムーズに上がれません。
ガクンガクンと苦しそうに上がるほど斜度がきつい。
足をつかないで走れない理由の一つに、傾斜のきつさだけではなく、
この車の存在があるからです。
途中、車と出会わなければまだましなのですが、そんなことはまずなくて
どうしても車に道を譲らなければならないところがあるのです。
こういうところでとまって足をつくと、坂の傾斜のついさから再スタートが
できないのです。
それを経験していますから良く上れたなと感心しています。
電動アシスト自転車
今のかるいカーボンロードに、フロント三速、リア11速の組み合わせ
だと上っていけるのかも知れません。
それに激坂を知らない人は登りにだけ注目しているかも知れませんが、
本当の恐ろしさは下りなんです。
ものすごいスピードで下りますし、下手にブレーキングしてホイールを
ロックしてしまうと路面を一気に滑って道路から飛び出して行きます。
ここら辺が山道の恐ろしさで、映像には映りませんが道路上には細かい
石や砂がいっぱいあって、普通に走っていても転倒しそうになるのです。
峠道はロードバイクの細いタイヤではとても怖い思いをすることになります。
車のマナーも市街地と比べものにならないくらい悪いのもあって、雑誌に
のっている写真のように気持ちよく走れる訳もありません。
個人的にはスピードを出せるからロードバイクが好きなんですが、山道は
ロードバイクで走りたくありません。
ロードバイクで山道も走りたいなんて言う人は、経験したことがない人だけ
です。
電動アシストスポーツバイク
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