サイクル&フィットネス

「GUSTO(グスト)」

今回は久しぶりにロードバイクの話題です。

GUSTO(グスト)という、台湾の自転車ブランドをご紹介します。


2006年に台湾のカーボンパーツメーカーとして創業。
携帯電話やパソコンなどのパーツを作っていたが、のちにその技術力と
生産力を活用して、多くの有名バイクブランドに自転車フレームをOEM供給
「相手先ブランド名製造」を開始。
ついに自社ブランドを持つに至った。


このブログでは安易に価格の安いロードバイクに手を出してはいけないと指摘
し続けています。

それはフレームは良くてもコンポを格安のグレードに押さえていたり、
「中国製」の格安カーボンバイクのようにフレームそのものが信頼性に乏しい
ロードバイクがあるからです。

昔からコスパでいえば「ジャイアント」が有名です。

コスパの良いロードバイクをショップで聞けば、たいていが「ジャイアント」
だと答えるでしょう。

その「ジャイアント」も最近では有名になって価格も以前よりも高い気がします。

これは基本的な問題ですが、「台湾製」はまず信頼しても大丈夫であると
いえると思います。

「ジャイアント」も台湾製でOEMから始まり今の一流メーカーへと認識される
ようになりました。

それは世界中の一流メーカーの殆どが「台湾」のOEM製のものだからです。

あまり日本では流通していなかったのですが、最近では「トライゴン」のように
OEMメーカーが独自ブランドでの販売を始めています。

ロードバイク










普通、価格を抑えたロードバイクはコンポのグレードを押さえたり、一部
だけだったりするのですが、これは違いました。

完全にフルコンポ、それもホイールまで。

これは多くの価格を抑えたロードバイクに共通するのですが、ホイールが
低価格なものを使っています。

ホイールは走行性のにモロ直結するので重要です。

また、それだけに価格も安いものではありません。

ハイエンドなものになるとホイールだけで安いロードバイクよりも高価な
商品があります。

ロードバイクに詳しい人間は、このホイールで購入するかどうかを決める
場合もあるほどです。

この「グスト」というメーカーをお勧めするのも、ホイールまでしっかりした
ものをつけているからです。

ここまでしていたら価格から考えて、コンポにフレームがただでついてくる
といった感じです。

コスパ最高どころか、コスパ以上という価格です。

まさにお値段以上です。

今治タオル










ただ購入は面倒なようですね。

調べて見たのですが、はっきりとしたことが分かりません。

「サイクルショップあさひ」などでも取り扱っていたそうなんですが、
よく分からないといったメーカーです。

これだけ高品質なロードバイクをリーズナブルな価格で販売していると、
たぶんほかの有名メーカーとの兼ね合いでショップとしても扱いにく
のではないかと思います。

ほかの有名メーカーのロードバイクが売りにくくなるかも知れませんし、
「ブリジストン」のような販売力の強いメーカーの力などが邪魔している
のかも知れません。

最近はネットもあるので比較的手に入りやすくなってきていますが、
昔は本当にほしいものが手に入らないことがいつもありました。

お客がほしい商品を選ぶのではなくて、大手のメーカーがほしくない
商品を売りつけてくるというのが当たり前でしたからね。

選択肢が限られていました。

もう15年近く前になるかも知れませんが、新しいロードバイクの購入を
考えていてショップまわりをしていた時に、「アンカーで良いじゃないですか」
と言われたことを今でも忘れません。

この時は今のようにロードバイク専門のショップなどなかった頃です。

あの時、欲しいロードバイクがショップですぐに手には入ったなら無理
して購入していたかもしれず、今のように全く余裕のない状態だと新しい
ロードバイクなど考えられず、悔しく感じています。

アンカーは「ブリジストン」のロードバイクで、日本では販売力が
一番あるメーカーです。

どこのショップにいっても必ずあるメーカーです。

この時以来、「ブリジストン」のサイクルは候補から外して考えています。

これはロードバイクだけではなく、ほかの商品でも同じです。

こういう経験がありますので、良いメーカーや商品はできるだけお知らせ
していきたいと思っています。

ジャイアント

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