2018年12月10日
ロコモティブシンドローム | 安静神話が招く病
『ロコモティブシンドローム』
ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)をご存じですか。
骨、筋肉、関節、軟骨、椎間板など運動器のいずれか、あるいは複数
が加齢により衰えて障害が起こり、「立つ」、「歩く」といった移動機能
が低下した状態のことを示します。
「自分が介護されるわけがない」と思っていたら大間違いである。
要介護になる原因の第一位は運動器の疾患(通称ロコモ)。
東京・丸の内での調査では、20〜30代女性の30%に「ロコモが始まっている」
という結果が出ている。NTT東日本関東病院・整形外科部長の大江隆史氏は
「高齢になって自覚症状が出た時にはロコモが進んでいることが少なくない。
働き盛りの世代から予防することが重要」と警鐘を鳴らす。
今回はちょっと引用から始めました。
トレーニングウェア
いわゆる健康寿命というものは、なにもせずに維持し続けられることは
ないと言うことです。
ですが運動もしない、食事にも気を使わないままで健康寿命が保てる
と思い込んでいる人の方が多いです。
このブログでは何度もこれを指摘しています。
実際若くても、我々から見ればすでに始まっているという人は少なくあり
ません。
本当に運動嫌いのくせに、何か調子が悪いと愚痴ばかり言っている人が
多すぎる。
今はもうあうことはなくなりましたが、あって話す話題の殆どが体の
不調の訴えだったりする人がいましたね。
こういう人はあまり病院へは行かないのですが、人に話して解決できる
訳ではないのだろうといつも思っていました。
あまりにもうるさいのでそんなに調子が悪ければ病院へでも行けばという
と大抵黙るのですが、とにかくうるさくて仕方ない。
逆になにかあればすぐ病院という人もいて、こちらは昔からいるお年寄りの
典型です。
病院に行くことは滅多にないのですが、一度風邪が治らず仕事も休め
なかったので受診したことがあったのですが、お年寄りがやってきて
症状を話す前に「注射をうって」といった人がいました。
これはもう昔からずっといる「お年寄り」の典型ですね。
健康食品
学生の頃は近所のお年寄りが集まれば殆どこの話題でした。
ですがこういう人たちは体が調子悪いといえばとにかく安静という
人たちばかりです。
今もお年寄りの殆どがこの考えに固執しています。
我々のように運動することが普通である人間からすれば本人たちはまじめに
健康になろうとしているのでしょうが、わざと体を悪くしているとしか思えない
ことばかりです。
その裏にはとにかく動きたくないという気持ちを正当化しているところが
窺えます。
こうなってしまってはもうなにをどう言ってもききません。
とくに高齢者になればなるほどこの傾向は顕著です。
昔のことですがある高齢になられたお母さんが運動のためにプールに泳ぎに
行ったそうですが、そこで医者にすすめられてきていた高齢者の人が泳が
ずにじっと水に浸かっていたという話をきいたことがあります。
運動することが大事であってなにも水に浸かることが体に良いわけでは
ありません。
サプリメント
お医者も当然そう説明しているはずですが、意味を勝手にねじ曲げて
解釈してしまう人は凄く多いです。
この場合、泳ぐことを勧めていたのだと思います。
それはなにも運動ということだけではなく、他のことでも同じですが
もうどうしようもないくらいの人も多くいます。
処置の施しようがない人も実際にいて、経験もあります。
頭の中がどうなっているのかと思ったこともありましたね。
正直、こういう人は介護したくない人物になって行くのだと思います。
お年寄りイコール分別のついた大人しい人いうイメージが世間にはありますが、
現実はそんなものではありません。
我が儘な子供以上に扱いきれない人の方が多い。
これからは介護にビジネスチャンスがあると一時期は言われていましたが、
扱う人たちのことを考えていないとしかいいようがありません。
簡易な発想と言われても仕方ない気がします。
今やこの職業に定着する人は殆どいないだろうというくらい離職率の高い
職業です。
なにもせずに健康でいられると考えるのは甘い幻想です。
未来の自分を想像して少しでも介護を受けるような人間になりたくなければ
一日15分程度でも良いから、運動する習慣を身につけておいた方が良いですね。
トレーニング器具
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