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2020年02月01日

デッド・オア・アライブ


 デッド・オア・アライブ (Dead or Alive)というバンドをご存知でしょうか。

 Wikipediaだと、1980年にリヴァプール出身のピート・バーンズをリーダーに結成された。とあります。
私は1987年に発売されたアルバム、『リップ・イット・アップ』に影響されました。
このアルバムはどの曲も素晴らしく、高い音楽性を感じます。

同じくWikipediaに、
1980年代後半から1990年代前半にかけてのバブル景気真っ只中のディスコ・ブームに乗り、日本においても絶大な人気を誇っていた。「夜のヒットスタジオ」をはじめとする日本全国ネットのテレビ出演を多数回行い、当時最大手の高級ディスコチェーンであった「マハラジャ」でも毎日のように作品が選曲され
と書いてあります。

(YouTube:deadoralivetv)

これは1987年、日本でのライブ映像です。

10月に大阪、名古屋、武道館で『リップ・イット・アップ』のステージが行われました。
映像にとても古さを感じてしまいますが、当時はこれで十分でした。

 ただ、何か違和感を感じませんか?
セクシャリティーに特に。

 私は歌をカセットテープで聞いていましたけど、映像を見たことがありませんでした。
当時はもちろん、YouTubeなんてないし、インターネットが国内で復旧したのはそれから8年もあとの1995年だと思っています。そんなとき、レンタルビデオ屋さんで借りてきたのです。レンタルビデオといえば、VHSビデオテープの時代です。

(YouTube:deadoralivetv)

借りたビデオテープの一曲目です。
ヴォーカルのピート・バーンズが日本語で「踊ろうぜ!」と登場します。
この辺りまでは“疑惑”で済んだのです。しかし、

(YouTube:deadoralivetv)

ここでちょっと女装が入ってます。

ピート・バーンズはバイセクシャルだったようです。
知らなかった私は、借りてきたビデオを封印しました。

今なら許容範囲はかなり広くなっています。しかしまだ当時はダメだったんです。

 またピート・バーンズは幼少期から自分の顔に強いコンプレックスを持っていたようです。
私からすれば、かなりいい男だと思うのですが。

そして彼は顔の整形手術に走ってしまい、整形医に勧められるまま唇に打ったジェル注射が原因で腎不全などの病気に侵され、整形費用と治療費で稼いだ金を使い果たし、3億円の豪邸も売り、過去の楽曲の著作権も売り払い、最終的には破産宣告を受け2016年、急性心不全のため57歳で死去します。

ものすごい繁栄と衰退の人生でした。
それでも私はデッド・オア・アライブの音楽が好きなので、今でもときどきYouTubeで聞いています。












posted by CSおじさん at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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