2019年08月22日
ショートカット
最近、通勤中バスに乗っていて“コンビニワープ”を見ることがなくなりました。
“コンビニワープ”とは、角地にあるコンビニ駐車場内に侵入、通過して信号待ちを避ける行為です。
コンビニ駐車場内で出合い頭の衝突や歩行者に接触してしまう「可能性(✕)」「危険性(〇)」「恐れ(〇)」があります。
少し前にネット等でその危険性について取り上げられていました。そのせいか、今では“コンビニワープ”を見ることがなくなりました。
しかし、別して自転車での異常な進行や歩行者の敷地内ショートカットは後を絶ちません。
特に自転車は車道を横切るわ信号は守らないわで危ないし、見ていて腹が立ちます。
私も自転車に乗っていたことはありますが、そんなことはしませんでした。
中学生時には道路法規を学んだわけではないのに、きちんと軽車両の運行に沿って利用していました。
もちろん、いま自転車に乗る人すべてが危ない運転をしているわけではありません。
でも少なくとも、昔は今のように無謀な運転、進行は見なかったと思います。
その違いが何か、考えてみると、
〜 他人の迷惑になる運行はしないように意識した。〜
このことに尽きると思います。
片側3車線の車道、その真ん中を走って行く自転車。
昨年の秋です。確かにそのとき周囲に自動車は走っていませんでした。
でもそれは1秒先に起こることには対処できても、5秒先にはどうかと思ってしまいます。
また通勤時間帯にバスを先導して走る自転車。
数十人が乗っているバスを、一人でバスの進行を妨げるように走ります。
コンビニワープは自動車が加害者になる恐れが大ですから、気をつけたのでしょう。
しかし、交通弱者である自転車や歩行者は、開き直ったように堂々と違反をしてのけます。
罰則が適用されにくいというのも理由でしょうし、いざというときは被害者になれると思ってか。
それも、実際に自分がケガをしたらどうなるかまで、考えていない行動だと思います。
いつの間にか、自己中心的で無防備で、無責任な人が増えてしまったと思います。
また、自動車や自転車と違い、接触事故の恐れが少ない歩行者の場合、気になるのが他人の敷地のショートカットです。
私の家、隣は小学校です。
朝の通勤時には学校の横から角を曲がり、正面を歩いてバス停まで行きます。
ときどき学校の裏門から敷地内に入り、斜めに突っ切ってバス停まで近道する人がいます。
それで何秒、変わるのさ?
確かに、5mくらい後ろを歩いていた人が、正面の校門から出てきたとき、私のすぐ前に出てきたことがありました。
それで得したの?
まあ、バス停では私の前に並んだのですが。
私は聞きたい。
「小学校はあんたの土地かい?」
って。
きっと、
「市の土地だから問題ない。」
って答えるのでしょう。
確かに公の土地でしょうが、公道ではない。
もしかしたら極々薄い確率で、その小学校の卒業生かも知れない。
だとしても私ならそんなことはしない。
たとえ市の土地であっても、管理者がいます。
管理者が責任を持って、見守っているのです。
帰りもそうです。学校でも夜は暗くなります。むしろ市道の方が街灯で明るいと思います。
もし、暴漢や通り魔が潜んでいて、、
万が一のことがあれば、管理者に迷惑をかけてしまうんです。
襲われてケガを負って、自己責任?
そうはならないと思いますね。
管理者に迷惑がかかることなど考えられないから敷地内を平気で歩く。
人のことを考えることができない人間だから、いざとなれば加害者を責めて自分は被害者としか思わない。
考えすぎかも知れませんが、絶対にないと言い切れるでしょうか。
ここに住む前、一軒家に住んでいました。
一軒家は角地で、途中わずかな隙間から入り込むと、角をショートカットできました。
でも、そのとき我が家の真ん前を通るのです。見ず知らずの他人が。リビングにある窓の前を。
ショートカットしたからといって、何m短縮できるのでしょうか。
きっと10mもない。
人間が歩く速度は1mを約1.1秒。
仮に5mだとすれば5秒弱のために人の土地に侵入するか?
セコイ!
でもその人は言うかも知れない。
「減るもんじゃない。」
と、
でも私の神経は間違いなく減っています。
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