コールセンターおじさんのブログ

　裸の大将といえば山下清画伯。そして私には蘆屋雁之助さん。

　山下清　1922年（大正11年）- 1971年（昭和46年）ちぎり絵を得意とする画家。
昔、私も仲見世のちぎり絵をもとにした、のれんを持っていました。
そういったもの、大切に取っておけば良かったと思います。

山下画伯は3歳の頃に重い消化不良で軽い言語障害（どもり）と知的障害の後遺症を患ったといいます。
学校で勉強についていくことができず、知的障害児施設「八幡学園」へ預けられました。
ここでちぎり絵と出逢うことになります。

　私が山下画伯を知ったのは、ドラマ「裸の大将放浪記」（1980年 - 1997年）です。
山下清画伯を蘆屋雁之助さんが演じていました。
蘆屋雁之助さん亡き後、2007年からドランクドラゴンの塚地武雅さんを山下画伯として復活させた「裸の大将」の放映が始まりましたが、私はしっかり見たことがありません。

思うに、やはり山下画伯は蘆屋雁之助さんでなくては。
刑事コロンボはピーター・フォーク、ダーティーハリーはクリント・イーストウッド、刑事コジャックはテリー・サバラス、座頭市は勝新太郎であるように。


　山下画伯は稀な映像記憶力の持ち主で、ドラマでは旅先で絵を描いていましたが、実際は八幡学園に帰ってから作り上げたといいます。今ではサヴァン症候群だったと考えられています。

私は山下画伯をドラマで知りました。
が、前期13話のうち一部しか見ていません。

ただ、前期に登場した高見知佳さんが演じる“ヨメ子”が忘れられません。
ヨメ子は八幡学園の卒業生であり職員。清に想いを寄せていて、清のお嫁になると公言。最期は白血病で倒れ、清らに看取られて息を引き取る。

一部Youtubeで見られます。
リンゴをくり抜き盃にして、清のお酌で三々九度。その途中、亡くなってしまいます。
私はこのシーンをオンエアで見ていません。

また、けな気に想いを寄せるヨメ子が愛しくてまたドラマを見てみたい。
しかしレンタルもDVDボックスも見つかりません。

CSなんかでは放送しているのでしょうか。
あー見たい！