私より少〜し若い電車。
一番好きな電車。
それが今年の4/8で引退するんです。
小学2年生の春、叔父が急逝しました。
母が教室まで迎えに来て、これから母の実家に行くと言います。
そのとき乗ったのが583系でした。
もう一目惚れでした。（笑）
寝台特急電車。
電車はモーター音がうるさいので、寝台列車にするのは無理だと言われていた。
それを世界に先駆けて作っちゃったのですから、さすがは日本の技術です。
しかも、日本の列車としても格段の静粛性。確かに思い出すと、車内のアナウンス以外、あまり音のした記憶がありません。
さらに寝台と普通の昼夜兼用です。
母の実家へ行くときは昼でしたので、通常の特急列車。
その後、何度か乗る機会もありましたが寝台列車としても乗りました。
往路は昼に普通列車で運行し、復路は寝台列車として昼夜どちらも運行できたのです。
その分、傷みも早かったのでしょう。
50年、よく走ったものです。
その間、ある車両は普通列車に改造され、あるものは廃車と、残りわずかの貴重な車両です。
昔は13両編成でした。友人と写真を撮りに行ったとき、颯爽と走りすぎる姿は、それは勇壮な車列でした。
時代とともに、食堂車がなくなり12両編成に。特急列車の需要そのものが少なくなった今では6両編成です。
写真左に写るのは小学6年当時の友人です。
それでも人気はすごいのでしょうね。
583系が走るとなると、駅には撮影しようと人が殺到し、
「一枚撮ったら下がれ！」
といった罵声大会になります。
YouTubeで、583系罵声大会と検索すれば、その様子を見ることできます。
【罵声大会ロングver】
というのがすごいですね。
ドアも変わっていて普通、電車のドアはスライド式に開閉すると思います。
583系は車両内側に向かって、くの字に折れ曲がるのです。
もう、車両も外板がボコボコで、いかにも年を取った感じ。
年老いた車両が去っていくのは、しょうがないことですね。
お疲れさまでした！
でも寂しいなぁ。
