固定電話に発信していると、ご家族の方が出られることはよくあります。
お客様が留守だった場合、仕事をしている方ならだいたいの帰宅時間をうかがいます。
仕事とわかっていながら、毎度毎度昼間に電話をすれば、ご家族だって迷惑に違いありません。
大概、お客様は仕事をしていますので、できれば夜間に発信したい。
しかし、そうすると昼間に架ける電話がなくなってしまうので、留守が多いとわかっていながら昼間も架けています。
帰宅時間を聴取できたら、次回の発信予定時刻を帰宅時間に合わせます。
といっても帰宅と同時刻では迷惑でしょうから、予定時刻のあとに設定します。
ご家族にすれば、企業名は名乗るものの、どこの誰ぞかわからない者から電話が来て、
「帰宅は何時?」
と聞かれれば、あまり良い気はしないのでしょう。
中には過敏な方もいらっしゃいます。
「普段は何時ごろお帰りですか?」
それに対して、
「個人情報だから言えない。」
ん?
個人情報って、、、
〜 特定の個人を識別できるもの 〜
と定義されています。
電話を架けている時点ですでに個人情報を使用しています。
カード会社の会員に電話をするなら、カード会員規約に則って。
でも、
仮に帰宅時間が19時だったとして、帰宅時間は個人を識別できるものでしょうか。
19時に帰宅する人はきっと何万人以上いると思います。
そのご家族様はきっと、プライバシーを侵害されたくないというのが理由でしょう。
でも、プライバシーとは言わず、「個人情報」という。
思うに、個人情報という言葉を遣うことで、法律違反になるぞ!
という牽制をしているのかと思います。
ちなみに、個人情報保護法に罰則はありません。
2017年03月14日
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