2018年02月11日
子供たちと老人
またも通勤に使うバスでの出来事です。
今朝バス停で待っていると、小学生の男の子たち3人が私の前を横切りました。
斜め向かいが小学校です。ここは通学路。しかし子供たちはバス停にそのまま並びます。
「そっか、今日から3連休だ。」
バスは定刻に来て、先頭の私から乗り込みます。
次に大人が二人乗って、最後に来た小学生は後から乗り込み立っています。
いつものことですが、小学生くらいの子供たちは気が引けるのか、座席に座ることが少ないんです。
空いている座席はまだ、たくさんあるというのに。
学校教育がそうさせたのか、親の教育なのか、それとも子供たちが自主的にそうしているのか。
私は前から3列目の二人掛けシートに座りました。
私がバスに乗るとき、その3列目のシートからお年寄りの女性が立ち上がり、1列目に移動するのが見えました。そこへ私が納まったのです。
小学生たちは私の近くに立っています。
小学校の中学年くらいでしょう。近辺をうろうろしています。
見ると、先ほどのお年寄り女性は二人掛けシートの通路側に座り、一人で占有しています。
また、私の直前にも中年女性が座っており、手荷物を広げ、やはり二人掛けシートを一人で占有しています。
手荷物置き場はバスの先頭にあるにもかかわらずです。
小学生の運賃は半額です。
子供たちが座らないのは、そのことを意識してか無関係なのかわかりません。
しかし一列目のお年寄りも「敬老パス」なる半額で乗っているはず。
同じ半額の運賃で、座ってもいいのに座らない子供たちと、二人分の座席を一人で陣取る年寄りと。
子供と老人ではたぶん60歳以上、歳が違うのでしょう。
その60年の歳月で、その老人は何を学んできたのかと考えました。
二人掛けのシートで通路側に座り、一人で占有してしまう理由がときにあります。
それは降りるバス停が近いケース。窓側に座ると、自分が降りるとき通路側の席に人がいれば、一度立ってもらわなければなりません。
それを気遣ってわざわざ通路側に座る・・というのはあります。
しかし、老人が降りたのは私たちが乗ったバス停から数えて七つ目のバス停。
気遣ったとは、とても思えない状況です。
やがてバスが進んで行くと今日は席が空き始めました。
近くに座る大人たちも子供が気の毒に思えたのか、席に座りなさいとアピールします。
また、子供たちが立っていると降りる人の邪魔になるというのもあります。
私も一人に座りなさいとジェスチャーして、もう一人の右腕を引っ張って強引に座らせました。
子供たちは初め落ち着かない様子でしたが、すぐに慣れたようでした。
私と同じバス停で降りた子供たちは私とは違う方向へ元気に走っていきました。
なんだか朝から悪いものと良いものを両方見た気がしましたけど、最後に気持ちの良い者を見ました。
私はどうだったでしょう。
小学生の頃、バスはたま〜に乗ることもありました。
だけど座っていたか、立っていたか、もう今となっては憶えていないですね。
今朝バス停で待っていると、小学生の男の子たち3人が私の前を横切りました。
斜め向かいが小学校です。ここは通学路。しかし子供たちはバス停にそのまま並びます。
「そっか、今日から3連休だ。」
バスは定刻に来て、先頭の私から乗り込みます。
次に大人が二人乗って、最後に来た小学生は後から乗り込み立っています。
いつものことですが、小学生くらいの子供たちは気が引けるのか、座席に座ることが少ないんです。
空いている座席はまだ、たくさんあるというのに。
学校教育がそうさせたのか、親の教育なのか、それとも子供たちが自主的にそうしているのか。
私は前から3列目の二人掛けシートに座りました。
私がバスに乗るとき、その3列目のシートからお年寄りの女性が立ち上がり、1列目に移動するのが見えました。そこへ私が納まったのです。
小学生たちは私の近くに立っています。
小学校の中学年くらいでしょう。近辺をうろうろしています。
見ると、先ほどのお年寄り女性は二人掛けシートの通路側に座り、一人で占有しています。
また、私の直前にも中年女性が座っており、手荷物を広げ、やはり二人掛けシートを一人で占有しています。
手荷物置き場はバスの先頭にあるにもかかわらずです。
小学生の運賃は半額です。
子供たちが座らないのは、そのことを意識してか無関係なのかわかりません。
しかし一列目のお年寄りも「敬老パス」なる半額で乗っているはず。
同じ半額の運賃で、座ってもいいのに座らない子供たちと、二人分の座席を一人で陣取る年寄りと。
子供と老人ではたぶん60歳以上、歳が違うのでしょう。
その60年の歳月で、その老人は何を学んできたのかと考えました。
二人掛けのシートで通路側に座り、一人で占有してしまう理由がときにあります。
それは降りるバス停が近いケース。窓側に座ると、自分が降りるとき通路側の席に人がいれば、一度立ってもらわなければなりません。
それを気遣ってわざわざ通路側に座る・・というのはあります。
しかし、老人が降りたのは私たちが乗ったバス停から数えて七つ目のバス停。
気遣ったとは、とても思えない状況です。
やがてバスが進んで行くと今日は席が空き始めました。
近くに座る大人たちも子供が気の毒に思えたのか、席に座りなさいとアピールします。
また、子供たちが立っていると降りる人の邪魔になるというのもあります。
私も一人に座りなさいとジェスチャーして、もう一人の右腕を引っ張って強引に座らせました。
子供たちは初め落ち着かない様子でしたが、すぐに慣れたようでした。
私と同じバス停で降りた子供たちは私とは違う方向へ元気に走っていきました。
なんだか朝から悪いものと良いものを両方見た気がしましたけど、最後に気持ちの良い者を見ました。
私はどうだったでしょう。
小学生の頃、バスはたま〜に乗ることもありました。
だけど座っていたか、立っていたか、もう今となっては憶えていないですね。
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