コールセンターおじさんのブログ

またもオヤジの呟きです。

今日の帰りなんですけど、バスターミナルに並んだとき。
左に先頭の若い女性。ターミナルの柵に寄り掛かってスマホをいじっています。
右にも若い女性。スマホで誰かと電話しています。

バスが来るまであと10分ほど。
それまでに電話は終わるのかと思いました。しかし、会話は地味に盛り上がったまま時間は過ぎていきます。

バスが入ってきたとき、やはり電話をやめようとしません。
バスは電車と違い、運転手がマイクで電話の使用を注意します。
そのまま放っておいても運転手が注意したかもしれない。
しかし、
いけないことはいけない。
また、周囲にそれを不快に感じている人はいるはず。

バスのドアが開き、先頭の女性がまず乗ります。
続いて私が乗るとき、乗車口のステップで回れ右して電話中の女性の方を向き、声ではなく電話しているポーズをとり、もう電話はダメだよと注意を促しました。

きっと、ポーズだけでは止めないだろうと思ったので、私はわざとステップに立ち止まり、女性の対応を見ることにしました。
私が立ち止まったことで、その女性も、さらには続く長い列の方々もバスに乗ることができません。
それを悟ったのか、女性は
「いまバスに乗るから、あとで架け直すね。」
と電話を切りました。

まったく電話を切るつもりのなかった言い方。
もし、切ることを想定していたなら、
「バスが来たから」
となったはず。
きっと何もしなかったら、運転手にマイクで注意されるまで話し続けたのでしょう。

もし、注意されなかったら、バスが発車するまでは良いんでしょ？
と、自分に都合のいい理由を付けていたのだろうと思います。

バス通勤する前は電車通勤でした。
その時も携帯電話の使用をときどき見ていました。

バカで命知らずの私は、電車内でも電話使用を見れば必ず注意していました。
老若男女問わずに。

中には、堂々と電話している若い男が。
大抵、となりとか、向かいの座席に注意することが多いんです。
しかし、その若い男は私から5メートルくらい離れたところにいます。
私は座っていました。
「どうしようかなぁ、注意しようかなぁ・・・」
と思ったとき、
つい私は立ち上がっていました。

「あ、立っちゃった！」
立っちゃったら行くしかありません。

男に近づき、
「電話はダメだろう！」
というと、男は
「あ、これLINEですから！」
LINEの通話です。

私、プッツンと何かが切れました。
「同じことだろう！」
と男がスマホを持つ腕をわしづかみにしていました。

若い者より年配の方が質が悪いと思います。
「ちょっとだから」
と開き直る。

先日書いた、哲学者の言葉を借りると、
　皆「ちょっとなら」と正当化してしまえばキリがありません。
その割、ちょっとにしては長いんです。

今日の話に戻ります。
バスを降り歩いていると、数メートル先の横断歩道、信号機が点滅を始めました。
よほど急いでいる場合を除き、私は信号機が点滅を始めたら立ち止まります。

今日も立ち止まりました。
一緒にバスを降りた女性も、一旦は止まったので信号待ちをするんだな。
と思ったら、赤になって間もなく、渡り始めました。

また、こういうのもあると思います。
角地がコンビニや月決め駐車場になっているとき、先の信号が赤だったり、一時停止だったりすると、駐車場をショートカットしていく車。

「そこ、他人(ひと)の土地だろう？」
って、

一時停止ならわずか何秒。信号待ちでも1〜2分。
それが待てないのかな？？

禁止場所での通話、信号無視、私有地の無断侵入。
どれもモラル違反であることは間違いないですが、共通して言えるのは

「せこい！」

そう思えてなりません。
今の日本、世界に誇れるはずの日本なのにです。