2018年11月13日
発音 -aとo-
つづりと音の関係は単純ではありません。日本人にありがちなミスは、aとoです。ローマ字的に読めば「ア」と「オ」で、それぞれ全く別のものです。間違いそうもありません。英語的には、aもoも口を大きく開く音であり、aはときに「オ」のように読まれ、oはときに「ア」のように読まれるから簡単ではありません。
workとwalk
workは脇においておきまして、walkは<al>にポイントがあります。<オー>のように発音します。これがわかれば、all, ball, call, hall, mall, tall, talk, wall, walkなどが守備範囲に入ってきます。
しかしながら、workとは関係ありませんが、<ol>もまた、<オー>と発音されるから厄介です。boll, doll, folk, poll, roll, toll, yolkと、例外として片づけるにしては結構な数があります。しかし、<al>が学習の初期段階で学習すべき語がほとんどあるのに対して、<ol>の方は高校生以降、英検レべルでいえば2級です。この段階ではすでにスペリングと発音の関係はある程度解決しており、規則性で覚えるよりも、単語個々で覚えて解決できそうです。
workとwalkの小技的な覚え方として、WALKは「あ・る・く」と教えることがあります。ちなみにWORKは後ろからみて、KRO「苦労」が入っているよ、と。
don'tとwon't
発音記号や発音についてはWeblioなどの専門のサイトで確認いただくとしまして、ここではカタカナで簡易的に表記して区別していきます。won'tは<ウォウントゥ>であり、oは[オウ]と発音されます。否定語の仲間don'tのoも[オウ]。<ドントゥ>ではなく<ドウントゥ>が基本の発音。Weblioでもそう紹介しています。ただ、文のなかで他に強調される語がある場合は、<ドゥントゥ>のように発音される場合も少なからずあることも断っておきます。
touchとtough
ouは<ア>と読んだり<オ>と読んだりして混乱の元です。さらに<ウ(ー)>だったり、<アウ>や<オウ>になったりもします。法則もくそもないです。以下は<ア>と発音する単語。country, cousin, rough, touch, tough
Tough times don't last. Tough teams do.
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