2018年10月25日
straw
straw 麦わら
straw 「わら」は現代の私たちにはそれほどなじみのあるものとは言えなくなっています。稲の茎を乾燥させたもので、素人目では用途もなく大量に手に入りそうに思ってしまいます。
spin straw into gold「わらから黄金を紡ぐ」という表現がありますが、無価値なものから高価値なものを生み出すことを意味します。日本でも「わらしべ長者」という話が残っていますが、straw「藁」の価値がほとんどないものとして扱われています。
現代ではしかし藁焼きによるカツオのたたきを食べようとすれば、高いお金を出さないといけません。thatched roof「茅葺屋根」はすべて葺き替えると2000万円もかかるそうです。藁納豆も決して安い商品ではありません。
またstraw「藁」を非常に軽いモノとしての表現もあります。聖書から来ている表現ですが、The last straw breaks the camel's back.「最後の藁一本がラクダの背中を折る」。
ユダヤ教の聖典とされる「タルムード」にある言葉らしいです。短い言葉に知恵が詰まった名言です。
Just as wheat is not without straw so no dream is without some nonsense.
from the Talmud
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