2018年06月20日
No pressure. Take pleasure.
フランス人の金メダルコーチが、ボート日本代表の中野紘志氏に言った言葉だそうです。
No pressure. Take pleasure.
英語を教えていて、もうちょっと頑張って覚えなさい、ここは単語が多少わからなくて我慢だ、と苦しみを強いる場面が多々ある。毎日の授業である。時に学習は興味や発見の喜びを生むが、同時に挫折を生むことも多い。英語という教科は、中学生が苦手、嫌いとされる人気ランキングワースト1位。スペリングや語順、語形のルールをテストされて、コミュニケーションのためのツールであるはずが、子供の学習意欲を削ぐという現状。それでも英語でわかる、話せる、書けるという喜びを感じる生徒もいる。英語だけの話ではなく、一般には我慢と思えることを楽しませる育て方が必要だと痛感する日々であり、また耳が痛い言葉でもあります。それにしてもトップアスリートの語る言葉は深いです。
我慢は創意工夫を生まない。耐えるだけ。できたらできた、できなかったら自己否定すればそれで済む。「楽しむ」は難しい。異常にキツいスポーツを「楽しむ」。そこに創意工夫、発想が生まれ、世界一に繋がるんじゃないか。今はそう思っている。
中野紘志
中野紘志
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