2018年11月26日
debris
debris がれき
本日、Forbes Japan’s Start-up of the year 2019が発表されました。トップ10には私でさえも、CM等で名を聞いたことのあるようなスタートアップ企業が上がっていますが、恥ずかしながら1位に選ばれた、Astroscaleのことは存じ上げませんでした。
Astroscaleはspace debris「宇宙ゴミ」を回収する、宇宙ベンチャー企業です。astro-は「宇宙」を表す接頭辞で、astronaut「宇宙飛行士」やastrology「占星術」などに含まれています。ちなみに鉄腕アトムの英語名がAstro Boyです。また、scaleは「天秤(てんびん)」のことですが、「正義の象徴」を意味しているそうです。
debris「がれき」の発音ですが、語尾の-sは発音されません。フランス語由来の語で、アクセントが-ri-にあります。語末を発音しない点やアクセントが後ろにある点は、同じフランス語由来のballet「バレイ」やbuffet「ビュッフェ」と共通する特徴です。
さて、AstroscaleのHPよりクイズです。
Q1. 地球のorbit「軌道」上にあるspace debris「宇宙ゴミ」の数は、どれに一番近いでしょうか。
A レゴランド園内の模型に使用されているレゴブロックの数
B iPhone6の累計販売台数
C ヤマト運輸の宅急便年間配達数
Q2. space debris「宇宙ゴミ」が地球上を回る速度は、どれに一番近いでしょうか。
A 拳銃の弾
B 戦闘機
C 弾道長距離ミサイル
Ruins, for me, are the beginning. With the debris, you can construct new ideas. They are symbols of a beginning.
- Anselm Kiefer
破壊は私にとってははじまりを意味しています。破片があるから、新しい考えが生み出されます。だから破壊ははじまりの象徴なのです。
- Anselm Kiefer
破壊は私にとってははじまりを意味しています。破片があるから、新しい考えが生み出されます。だから破壊ははじまりの象徴なのです。
Q1 最も近い数はB。1億7000万個以上あるそうなので、iPhoneシリーズで歴代最も売れた端末である、iPhone6の販売台数よりも多いことになります。A 約1700万個 B 約1億3700万台 C 約17億個
Q2 最も近い速度はC。時速28,100キロだそうです。これほど超高速に動いているものを回収することは、相当に困難なミッションに違いありません。A 秒速340m(時速1224キロ) B 秒速1,000m(時速3600キロ) C 秒速6000m(時速21,600キロ)
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8335035
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック