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皆様、秋も深まってまいりましたが秋の味覚・美味しい物は食べられていらっしゃいますでしょうか？
高級食材でも食べれなかったり極端に偏食の多い私ですが、海老やカニは大好きなんです。大好きですが、あのカニのお値段は一体何なんでしょうか？
スーパーでもネット販売でも10年前と比べると本当に手が出しにくいお値段になっています。
鍋に入れるにしてもご家族の人数が多い場合はかなりのカニも必要ですよね。だとしたら本当に高いお値段になります。そして毎年毎年「今年はカニの値段が高騰しています」って言うんですよね。もう、いつなら高騰しないのよ？10年以上聞き続けてきたけど、まだ聞かないといけないのか！と食いしん坊な私はカニと値段を見比べては毎度ガッカリしそして我慢をしています。
そんな私ですが実は…この時期、毎年ここ12年程秋の味覚と言いますか、毎年堪能しているものがあります。
それは「セコガニ、せいこガニ、香箱ガニ」などの言い方が色々ありますが、簡単に言うと「ズワイガニの雌（メス）」です。
そのセコガニのサイズはとても小さいんです、手の平にすっぽり入ってしまうくらいのサイズ。毎年11月から2ヵ月間しか漁が出来ません。獲り過ぎるとメスは卵を抱えていますからズワイガニが育たなくなります。なので漁が出来る期間が毎年決められています。たったの2ヵ月。つまり年に2ヵ月の間しか食べられません。
セコガニの内子（卵巣）と外子（卵）と味噌は本当に美味しいです。身は当然、体が（足が）小さいので少ないですが内子と外子と味噌を味わうのは至福の時だったりします。
それが12年前は手頃だったのが…やっぱり今は高いんですよね（遠い目）それでも年に1回のお楽しみだと割り切っています。両親も楽しみにしているので、捌くのはちょっと面倒で気が遠くなりますが今年も美味しく食べれるのを楽しみにしていました。そして届きました～！
今回、2㎏の注文です。10年前は4㎏食べていました。それだけ値段が高くなってきている証拠です。去年は3㎏食べました。今年は2㎏で食べきりです。つまり年々お値段が上がってしまい、同じ金額でも購入出来る量が減ってしまったんです。昔はお手頃で良かった上に、2㎏購入すると1㎏おまけもあり沢山食べれていました。
ズワイガニの大きいサイズは４Lとか５Lとか足のサイズがありますよね。当然大きいというのはオスという事です。オスに比べてメスのセコガニはとても小さく子供の様なサイズですが旨味は凝縮されています。
セコガニはオスに比べとても小さいですが、届いたセコガニは2㎏でサイズも少し小さめで10匹入っていました。全て捌いて殻で出汁を取りセコガニご飯を炊き、捌いた身も味噌も内子も外子もご飯にのせてたっぷり頂きました。写真は食べる前に撮影しておきました。小さな甲羅の中に味噌、オレンジ色の内子、外子、カニ身を盛り付けています。甲羅盛りです。
毎年のご馳走を楽しみにしていますが、数時間かけて捌いても食べるのは本当に一瞬でしたね（遠い目）去年に比べてセコガニも外子（卵）を抱いている量が少なくてビックリしました。年々値段も高くなり、抱えている外子も極端に減ってきているのを凄く感じました。
今ならまだネットで販売もされています。お好きな方は好きな味でしょうが、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。何より捌くのが手間なんです（笑）難しくは無いけど、手間と時間がかかります。セコガニ漁が出来る県ではお安く新鮮なセコガニが手に入るでしょうから羨ましいですね（笑）興味がある方は食べられてみて下さいね。
ちなみに最初の2年くらいは私はそれ程美味しいと感じませんでしたが（父は美味しいと言っていましたね）毎年食べ続けていると、食べない事が考えられなくなってきました（笑）今では本当に美味しく感じ、毎年11月のセコガニ漁の解禁が楽しみになっています。
なので他のカニや高価な松茸などは手が出ませんが、少しお高くてもこれだけは1年に1度のお楽しみとセコガニは美味しく頂いています。松茸は食べなくてもどうって事無いですが、セコガニは食べれないと身悶えしそうです。変な体質になってきています（笑）
今年も美味しく頂きましたので、また来年の今頃、セコガニを楽しみにしていようと思います。年に1回、まるで誕生日の様な感じですよね。この年になると誕生日よりも年1のセコガニを食べる方がずっと楽しみです（笑）
皆様は秋の味覚、堪能されていらっしゃいますか？美味しい物を食べるのは楽しみの内です。楽しみは心も癒されますし美味しい食事は体の健康だけでなく心の健康にも良いと思います。
美味しく温かい物を沢山食べられて心も体も温めて、風邪を引かないようにご注意下さいね。
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