2013年11月19日
深センのおいしいお店 金稲園砂鍋粥
僕らの住む広東省深セン市でも、徐々に気温が下がり、
ときには肌寒さを感じる季節になってきました。
寒くなると、お粥を食べたくなりますね。
ここ深センには、至るところにお粥屋さんがあります。
日本でお粥といえば、少なくとも僕の実家では、それは白粥のことで、
ほとんど味付けされていませんでした。
だからお腹の具合が悪いときとか、病気のときに食べるのが普通でした。
その点、中国のお粥はいろいろな食材でダシをとり、具も多く、
一つの料理として食べるものです。
やはり中国でも南方のメニューですね。
朝のヤムチャでも、お粥と油条(小麦を長くのばして揚げたもの)は定番のメニューです。
お粥はヘルシーですし、他の中華料理に比べれば油も少なく、
寒い日などは多くの人が食べに来ます。
僕もお粥にはまっている、とまではいきませんが、
深センでも何件かお粥屋に足を運んだことがあります。
そのうち、僕がおいしいと感じているのがこの金稲園砂鍋粥というお店。
以前、福田区に住んでいるときにマンションの近所にあって、よく足を運びました。
現在の南山区に引っ越してからも、区内に支店がある為、何度か食べに行っています。
店にはエビ,魚,スッポン,カニ,鶏,カエルなどが籠や水槽に入れられています。
客の注文に合わせて、これらの食材を砂鍋(土鍋ですね)に入れて、お米と一緒に煮るのです。
僕が好きなのはエビ。
上述の食材の中では一番安い部類に入りますが、とてもいいダシがでます。
注文してから作り始めるので、お粥屋は概して待ち時間が結構かかります。
その間、お客は功夫茶を飲んだり、串焼きで一杯やったりしながら時間をつぶします。
功夫茶とは、広東省東北部の潮州でみられるお茶の飲み方で、
小ぶりの素焼きの急須で、これまた小ぶりの茶碗で、濃い目のお茶を飲みます。
この店にはテーブル毎にお茶セットが置かれていて、
注文すればすぐに電気ポットでお湯を沸かし、茶葉を急須に入れて、お茶を入れてくれます。
このお茶セット、小ぶりで可愛いので、お土産などにはちょうどいいですね。
茶器屋さんに行けば、いろいろな色や形状の急須や茶碗が売られていて、
見ていても飽きません。
ただ、お茶碗は本当に小さくて薄いので、割れ物注意です。
おつまみには、なんていったって串焼きです。
他のお粥屋でも串焼きを出しているところが多いですが、ここでも
羊,豚,牛,鳥の軟骨,ソーセージ,サンマなどを串刺しにして焼いたものがたくさんあります。
これがおいしい。
お粥を食べに来たのに、この串焼きがメインになってしまうこともあります。
小さなお茶碗でお茶をすすり、串焼きを食べ、おしゃべりしながらお粥を待ちます。
そのうちに白い湯気が上がる、砂鍋いっぱいのお粥が運ばれてきて、
テーブルにデンとすえられます。
真っ赤にゆであがってぷりぷりのエビが入ったお粥です。
これをお茶碗によそって頂きます。
エビのダシがよく効いて、ちょっとお米の甘みもあって、本当においしいです。
カニやスッポンも試したことがありますが、僕としてはエビ粥の方が好きですね。
お粥も鍋料理同様、数人で土鍋を囲んで、楽しく話をしながら食べるのが最高です。
功夫茶を飲んで、串焼きを食べて、最後にお粥でしめる。
このスタイルも中国ならではです。
ときには肌寒さを感じる季節になってきました。
寒くなると、お粥を食べたくなりますね。
ここ深センには、至るところにお粥屋さんがあります。
日本でお粥といえば、少なくとも僕の実家では、それは白粥のことで、
ほとんど味付けされていませんでした。
だからお腹の具合が悪いときとか、病気のときに食べるのが普通でした。
その点、中国のお粥はいろいろな食材でダシをとり、具も多く、
一つの料理として食べるものです。
やはり中国でも南方のメニューですね。
朝のヤムチャでも、お粥と油条(小麦を長くのばして揚げたもの)は定番のメニューです。
お粥はヘルシーですし、他の中華料理に比べれば油も少なく、
寒い日などは多くの人が食べに来ます。
僕もお粥にはまっている、とまではいきませんが、
深センでも何件かお粥屋に足を運んだことがあります。
そのうち、僕がおいしいと感じているのがこの金稲園砂鍋粥というお店。
以前、福田区に住んでいるときにマンションの近所にあって、よく足を運びました。
現在の南山区に引っ越してからも、区内に支店がある為、何度か食べに行っています。
店にはエビ,魚,スッポン,カニ,鶏,カエルなどが籠や水槽に入れられています。
客の注文に合わせて、これらの食材を砂鍋(土鍋ですね)に入れて、お米と一緒に煮るのです。
僕が好きなのはエビ。
上述の食材の中では一番安い部類に入りますが、とてもいいダシがでます。
注文してから作り始めるので、お粥屋は概して待ち時間が結構かかります。
その間、お客は功夫茶を飲んだり、串焼きで一杯やったりしながら時間をつぶします。
功夫茶とは、広東省東北部の潮州でみられるお茶の飲み方で、
小ぶりの素焼きの急須で、これまた小ぶりの茶碗で、濃い目のお茶を飲みます。
この店にはテーブル毎にお茶セットが置かれていて、
注文すればすぐに電気ポットでお湯を沸かし、茶葉を急須に入れて、お茶を入れてくれます。
このお茶セット、小ぶりで可愛いので、お土産などにはちょうどいいですね。
茶器屋さんに行けば、いろいろな色や形状の急須や茶碗が売られていて、
見ていても飽きません。
ただ、お茶碗は本当に小さくて薄いので、割れ物注意です。
おつまみには、なんていったって串焼きです。
他のお粥屋でも串焼きを出しているところが多いですが、ここでも
羊,豚,牛,鳥の軟骨,ソーセージ,サンマなどを串刺しにして焼いたものがたくさんあります。
これがおいしい。
お粥を食べに来たのに、この串焼きがメインになってしまうこともあります。
小さなお茶碗でお茶をすすり、串焼きを食べ、おしゃべりしながらお粥を待ちます。
そのうちに白い湯気が上がる、砂鍋いっぱいのお粥が運ばれてきて、
テーブルにデンとすえられます。
真っ赤にゆであがってぷりぷりのエビが入ったお粥です。
これをお茶碗によそって頂きます。
エビのダシがよく効いて、ちょっとお米の甘みもあって、本当においしいです。
カニやスッポンも試したことがありますが、僕としてはエビ粥の方が好きですね。
お粥も鍋料理同様、数人で土鍋を囲んで、楽しく話をしながら食べるのが最高です。
功夫茶を飲んで、串焼きを食べて、最後にお粥でしめる。
このスタイルも中国ならではです。