2013年08月22日
酔ってレゴ教室に侵入したこと
タイトルからして、僕の馬鹿さ加減がお分かりになると思いますが、以前こんなことがありました。
まだ上の娘が生まれたばかりで、当然深センの我が家にもレゴはなかった頃のことです。
ある日曜日、午前中に合気道の稽古を終えて、そのまま先生たちと一緒にしこたま飲んで、べろべろになってしまいました。
家に帰る前に、少し外で酔いを醒まそうと、自宅近辺をうろついていて、「少年宮」と呼ばれる青少年センターに足を踏み入れました。
ここは冷房も効いていて涼しいので、暫くすれば酔いも引くだろうと思い、センター内をふらふら歩きながらしながら、どんな講座があるのだろうと、教室をのぞきこんでいました。
その中に、音楽やダンス,テコンドーなどに交じって、レゴの教室があったのです。
レゴに接したのは、それこそ日本で小中学生の頃に遊んで以来のことでしたので、懐かしさに思わず教室に踏み込んでしまいました。
ちょうど授業と授業の間の休み時間で講師もいず、子供たち10人ほどが教室の中のレゴを思い思いに組み立てて遊んでいるところでしたので、それほど怪しまれることはありませんでした。
それほどたくさんの種類のパーツがあったわけではありませんが、僕が赤い顔をしてレゴを組み始めると、たちまち子供たちが僕を取り囲むように集まってきました。
どうもみんな、まだあまりレゴに慣れておらず、どうすればうまく組めるのかわからないようでした。
そんな子供たちの前で、僕が飛行機や宇宙船やロボットを次々に作って渡していきました。
子供たちは嬉々としてそれを受け取って遊び始めました。
あまり長居すると、そのうちに講師が来てつまみ出されますので、これで退散しましたが、これが深センでレゴに接した初めての出来事でした。
思えばあれ以降、深センにも徐々にレゴが増えていったような気がします。
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