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2024年04月22日

【永久保存版】失敗しない本の選び方ベスト3

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このブログでは


本屋の店長になったら


酷な運命が待っていることを


書き連ねてきました


記事は今後も継続しますが


今回は


今まで書いてこなかった


本を買う方への


本の選び方を公開します





普段本屋へ行く方も


たまたま本屋へ寄ったけれど


買いたい本がない


けれど手持ち無沙汰に読書を嗜みたい方も


どうぞご覧下さい


失敗しない本の選び方を


ここに公開します

※専門的ジャンルに特化した本屋は選書対象店より除きます
※コミック及びライトノベル(挿絵入りの小説)は選書対象より除きます



失敗しない本の選び方ベスト3


【1位】中盤のページを開いて目を通す
【2位】奥付の重版回数を確認する
【3位】作家競演の短編集を読んでみる


それでは順に解説します


【3位】
作家競演の短編集を読んでみる


出版社の作る本は


エンタメと呼ばれるジャンルに関しては


玉石混交です


いくら編集部イチ押しと言ったところで


読者の肌に合わなければ


読者にとっては時間の無駄な訳で


失敗したという負の感情が残ります



但し


失敗をパーセンテージで示すとすれば


100%の失敗も50%の失敗もあり


短編集なら


100%を50%に減らすことも可能です


{どういう事?


と思われるかもしれません


でも考えてみて下さい


作家競演の短編集は


著名な作家陣の短編集である場合が多く


個々の作品としてのレベルがそもそも高いもの


作家によっては


肌が合わないとか割とあるものですが


中には


読んでみたら意外に面白い作品が眠っているものです


本屋でみかけたら


ひたすら多面で陳列している本より


短編集を読んでみることをおすすめします

こんなのありました
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
1日10分のときめき



【2位】
奥付の重版回数を確認する


奥付とは


巻末にある
【初版日付】
【重版日付】
【発行元】等の記載を指します


例えば


初版が令和5年4月1日
第十版令和6年4月1日


上記の奥付であった場合


1年で9回の重版をかけた本という事になります


そこそこ人気のコミックであれば


1年で9回の重版は珍しくありませんが


ことハードカバーの奥付の場合


かなりの売れ筋であると言えます


実はこの重版回数


10回程度は序の口で


世の中には何十回、更には百回以上重版をかけている本が存在します


参考までに【BRUTUSホームページ】より



重版回数の飛び抜けて多い本を下記にのせます


・岩波文庫【歎異抄】120刷
・岩波文庫【こころ】136刷
・新潮文庫【赤毛のアン】154刷
・新潮文庫【雪国】158刷
・新潮文庫【人間失格】209刷


如何でしょうか


世の中の需要があるからこそ


優れた作品であるからこそ


重版を重ねてきた、いわば【猛者】は


数十年の時を経てもなお


色褪せないことを証明し続けているのです


最も


教科書で採用される作品が目立ち


既に読んでいる作品群かもしれませんが


未読でかつ数十回の重版を重ねている本を見かけたら


ご一読をおすすめします



【1位】
中盤のページを開いて目を通す


実はこの技法


芸人のカズレーザー氏も提唱する方法で


全ての人にすすめたい良書判別法なのです


{中盤のページを開くってどういう事?


と思われますよね


何故なのか


答えは


小説の特性が関係しています





小説は小説家が生み出したもの


作品に没頭してもらいたい


その思いが作品に表れているもので


例外もありますが


概ね冒頭とラストに作品の魅力が詰まっているもの


そのため冒頭だけ読むと


面白い作品なのだろうと高をくくりがち


しかし実際は


途中で挫折することもあるのではないでしょうか





そこで


あえて中盤のページを開いて目を通すと


その作品が


自分に合っているかどうかの判断がつきやすいです


目を通し


{何となくだけど今そういう流れなんだ


と話の筋が判断出来


続きを読み始めたなら


買いの可能性大です


まとめ



如何でしたでしょうか


本屋を運営する側からすると


実際に良書を買ってくれるお客さんが少ないと身にしみるものでしたが


常に本屋に在庫がある本は


実は良書の場合が多いのです


読みたい本は特にないけれど


何か読んでみようかと思い立ったなら


奥付を


中盤のページをめくってみて下さい


そこには


新たな愛読書が待っているのかもしれません


posted by 宮野 at 12:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本屋
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