アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2019年08月12日

自分はどうしたいのか?


 思いがけない裁判官からの問いかけに

 自分でもどう答えていいものやら
 思わず言葉が詰まってしまった


 裁判が終わったとして

 病気を抱えてしまった自分は
 どんな風に生きていくのが望みなのだろう?


 ただただ 夫と狐目の彼女とそのご主人に対して
 自分の中の正義感をきっちりと示すことを目的とした訴訟

 
 結論としては 負けるわけはないと思っていたが
 
 さて その後のことになると
 正直なところ 明確なビジョンは持っていなかった


 もう " 信頼 " できなくなってしまった夫とは
 離婚した方が苦しくはないのだろうな?とは思っていたが
 
 いざ 現実問題として考えると そうは簡単にはいかないだろう



 一人だけの収入では 
 今までのように暮らしていくことは とてもできそうにもない
 
 扶養の範囲内での条件を外してもらうとしても
 通院・治療が続いているうちは それ相当のお金もかかってくる


 家族型のガン保険にしか加入していなかったため
 離婚 即 解約で 治療費等はもちろん全て自腹だ!

 後から降りてくる保険金は 当然ゼロになり苦しくなる



 今のアパートは かろうじて自分の給与と貯金から
 どうにか家賃を払っているものの

 試算してみれば 
 数年後には 暮らしていけるかどうかも危うい



 この頃は まだ末の娘が大学生ということもあり
 卒業まではこれ以上の心配はかけたくなかった





 裁判官からの最後の問いかけ・・・


 何分くらい経っただろう?



 「病気の自分を支えてくれていたとばかり思っていた夫に裏切られ
  もうこれ以上 信用することができなくなりました

  どういう形に落ち着くのかは 正直まだわかりませんが
  たぶんこれからも 一緒に住むことはないと思います

  自分としては 真剣に病気と向き合う以外
  余計なストレスを抱えて生きることはしたくないので」



 " 離婚 " という言葉は 出て来なかった

 

 けれど 
 " これからも一緒には暮らさない " という決意表明じみた
 明確な言葉が出てきたことに 自分でも驚いていた







               にほんブログ村 病気ブログ 肺腺がんへ

               にほんブログ村 
 


               

               肺がんランキング               





       






       フローレス
       
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9060441
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
プロフィール
ニャンままさんの画像
ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
プロフィール
最新記事
<< 2022年05月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
タグ
最新コメント
2014年 9月  by ニャンまま (10/08)
2014年 9月  by ゆり (09/28)
昨日のMRI by ニャンまま (06/24)
昨日のMRI by ゆり (06/22)
すみません(汗) by キャサリン (06/06)
ファン
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。