2019年08月13日
証言 5
証人・原告側の証言が終わると 休憩に入った
ホッとして プー先生と顔を見合わせたが
プー先生は " これからですよ!" という表情をしている
それはそうだ!!!
いよいよ 被告側への尋問ができるのだから!
席を立って トイレに行こうとして
夫がいないのに気づいた
傍聴に来てくれていた友人が
「ご主人 証言が終わってまもなく帰ったよ」と
K氏も
「勤務中に時間休をもらって来てたのかもしれませんね」と
それぞれ 教えてくれた
友人は
狐目の彼女とそのご主人に対して とても怒っていた
「何なんだろう? あの人たち!!!
被告席に座っているというのに ツンケンした顔して
口を尖らせちゃって!!!
すごく品のない いやぁーな感じ!!!
ご主人なんて 傍聴席から身を乗り出してたよ!!!
嘘ついてるのは あちらさん達なのに!!!」
と まぁ 私の代弁をしてくれているようだった(笑)
トイレに向かうと
その途中の部屋(磨りガラスの控え室?)から
被告側の所長先生の声が聞こえてきた
ハッキリとは聞き取れなかったが
夫が証言を翻した事によっての
質問事項の内容を再度検討しているんだろう
やれやれ・・・
嘘をつくと それを取り繕うのに
その何倍も嘘をつかなくてはならないんだな・・
ご苦労様です
そして 最後
いよいよ 被告側への尋問が始まった
狐目の彼女は 宣誓書朗読の時から
また 口を尖らせたままだった
何となく感じる 不遜な態度
あんな風にしたら 裁判官への心象が悪くなるのに・・・
所長先生達に指導していただかなかったのか?と
あちら側の心配までしてしまった
被告側弁護士からの質問は
終始 今までの証拠の確認等に割かれた
下手に突っ込んだ質問をしても
夫の証言との矛盾が出てきてしまうので
慎重に言葉を選んでいるようだった
プー先生も 粛々と
彼女のご主人名でのメールが偽物である証明
音声データ中の 彼女自身が発した数々の言葉の確認
等々 細かい矛盾点を一つ一つ論破していった
全ての尋問が終わったのは もう4時近くだった
無事終わった事に とにかくホッとして
プー先生 友人 K氏へ 心からお礼を言った
最後に プー先生から 最高の褒め言葉をいただいた
「証言台に立つという経験は
普通の人の人生の中には ほとんど無い事です
ニャンままさんは お見事でしたよ!!!
嘘をついていなくても あれほど堂々と証言できる人は
なかなかいらっしゃらないのです
お子さん達にも ぜひご覧になっていただきたかったです
お母さんは 病気にも自分の人生にも正面から向き合ってますよ、と」
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