2007年09月25日
死刑を執行する人のストレス
法務大臣の鳩山さんが死刑執行に関して
「法務大臣が絡まなくても自動的に(執行が)進むような方法を考えたらどうかと思うことがある」と言っていたが、
もっともだと思う。
死刑は必要だと、言うのは簡単だけど、
そこには執行する人たちがいるわけで、
その人たちがどんなストレスをかかえているかなんて、
普通の人はあまり考えないんじゃないだろうか。
自分のハンコで、罪人だとはいえ、
人の命が一人失われる。
自分がボタンを押したら、一人の人間が死ぬ。
それを平気でできる人間なんてそうそういないと思う。
自分の代で死刑執行のハンコを押したくないっていう法務大臣を、
職務怠慢だなんてわたしには思えないし。
特に実際に、死刑囚に接していて、
執行する刑務官のストレスは半端じゃないと思う。
まぁ、死刑自体の是非はともかくも。
あたしは、死刑の執行は押し出しにすればよいのでは?とか思ったりする。
だれか一人死刑囚が生まれたら、誰か一人が死刑に・・・みたいな。
そうすれば、当の死刑囚も、死刑にまでなる罪の重みがわかるのではないかと。
おいおい、そんなむごい殺人するんじゃねーよ、オレの命がかかってんだぜ、みたいな。
あるいは、死刑の執行は、死刑囚がやるとか・・・。
人の命を奪った人間が、同じ死刑囚の命を絶つということが、
その死刑囚の人権に抵触したりするのか、
さらに精神に悪い影響を与えたりするのか、
または逆に反省を促したりするのかは、わたしには分かりません。
(・・・こんなこと言っていいのか悪いのかか知りませんが)
とにかく。
死刑を執行する側の問題も考えて、死刑の有無を議論すべきなんでしょうね。
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