2018年11月17日
息子がペルテスにかかりました(小児病棟のいろんな人たち)
次男が「ペルテス」で小児病棟に入院しました。
⇒「息子がぺルテスにかかりました(初めての小児病棟)」をご覧ください。
入り口近くの女の子は胆のうが悪くて油類が一切食べられません。
小児病棟は毎日オヤツが出ます。
ある日ケーキが出ましたが、その子は油がダメなので乳脂肪たっぷりの生クリームや、バターを使ったスポンジケーキは食べられません。
で、出てきたのはおせんべい。
まわりの子たちがケーキを食べているときに、その子だけおせんべいです。
小さい女の子としては辛いですね。
ちなみにうちの息子は甘いケーキよりもおせんべいの方が好き。
その子と交換するわけにもいかず、お互いに
「いいなあ」
と羨ましがりながらオヤツを食べていました。
その子の親御さんはよく顔を出します。
特にお父さんが毎日。
カミさんがいっしょに来ていた奥さんに、
「お嬢さん可愛いんですね」
と、声をかけると
「違うのよ!仕事がしたくないだけ!」
とのこと。
ご主人のお仕事は挿絵などの画家さん。
ご自宅で仕事をしていますが、行き詰まるとお見舞いを理由に仕事を抜け出しているようです。
まあ、そうは言っても可愛いんでしょうね。
となりの2歳上のお兄ちゃんは、腎臓の手術で入院しています。
入院して2〜3日目に手術し、翌日には自分で歩いてトイレにも行けるようになりました。
が、トイレに行った途端、
「ヒィ〜、痛いぃ〜・・」
と、半ベソをかきながら帰ってきました。
手術後に痛いというと何か大ごとかと心配になります。
でもいろいろ聞くとどうも手術あとではなさそう。
全身麻酔の時には通常オシッコの管を尿道に入れますが、そのときに先生が気を利かせて余っている皮を少し切ってくれたそうです。
そう、8才にして包茎手術を済ませていました。
オシッコをするときにその傷口がしみるようです。
その後2日くらいは毎回トイレに行くたびに、
「ヒイィ〜」
という泣き声が。
まったく情けないお兄ちゃんです。
でも、この子の姿を見ているとなんか子どもらしくて微笑んでしまいます。
そして向かいの男の子。
この子は白血病で何度も入退院を繰り返しているベテランです。
点滴の棒を押しながら病棟のなかをあちこち走り回ってイタズラし放題。
小児病棟は長期入院の子達のために学習ルームがあり教師さんが勉強を教えに来てくれますが、逃げ回って学習ルームに寄り付きません。
そしてそのお母さんが、なかなかのモンスター。
シーツが汚れているなど、何かにつけて看護師さんを呼びつけてはクレームをつけます。
そのくせ子どもには甘く、勉強しなくても一切叱りません。
また、ときどき来るお父さんがこれまたビックリ。
お見舞に来たとたん、子どものベットで爆睡です。
当然、ベットをとられた子どもは遊びに行ってしまいますがまったく無関心。
看護師さんの言うことも聞いてるんだか聞いてないんだか・・
そして、あげくのはてには
「見舞いは疲れる」
くらいのグチを言う始末。
ダンナがやる気がないから奥さんがモンスターになってしまうのか、奥さんがうるさいからダンナのやる気がなくなるのか。
闘病生活も長くなると心が疲れてくるのでしょか。
いずれにせよ、家族一同こんな感じなので看護師さんに好かれる訳がありません。
看護師さんも仕事なので言われたこと、必要なことはキチンとこなしますがそれ以上のことはしてくれません。
素直な子には笑顔が出ますが、そうじゃない子には笑顔は作れません。
本当はこの子が一番命の危険が高いのに・・
小児病棟は小さな社会ですがいろいろと考えさせられるところです。
⇒「息子がぺルテスにかかりました(初めての小児病棟)」をご覧ください。
入り口近くの女の子は胆のうが悪くて油類が一切食べられません。
小児病棟は毎日オヤツが出ます。
ある日ケーキが出ましたが、その子は油がダメなので乳脂肪たっぷりの生クリームや、バターを使ったスポンジケーキは食べられません。
で、出てきたのはおせんべい。
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まわりの子たちがケーキを食べているときに、その子だけおせんべいです。
小さい女の子としては辛いですね。
ちなみにうちの息子は甘いケーキよりもおせんべいの方が好き。
その子と交換するわけにもいかず、お互いに
「いいなあ」
と羨ましがりながらオヤツを食べていました。
その子の親御さんはよく顔を出します。
特にお父さんが毎日。
カミさんがいっしょに来ていた奥さんに、
「お嬢さん可愛いんですね」
と、声をかけると
「違うのよ!仕事がしたくないだけ!」
とのこと。
ご主人のお仕事は挿絵などの画家さん。
ご自宅で仕事をしていますが、行き詰まるとお見舞いを理由に仕事を抜け出しているようです。
まあ、そうは言っても可愛いんでしょうね。
となりの2歳上のお兄ちゃんは、腎臓の手術で入院しています。
入院して2〜3日目に手術し、翌日には自分で歩いてトイレにも行けるようになりました。
が、トイレに行った途端、
「ヒィ〜、痛いぃ〜・・」
と、半ベソをかきながら帰ってきました。
手術後に痛いというと何か大ごとかと心配になります。
でもいろいろ聞くとどうも手術あとではなさそう。
全身麻酔の時には通常オシッコの管を尿道に入れますが、そのときに先生が気を利かせて余っている皮を少し切ってくれたそうです。
そう、8才にして包茎手術を済ませていました。
価格:1,640円 |
オシッコをするときにその傷口がしみるようです。
その後2日くらいは毎回トイレに行くたびに、
「ヒイィ〜」
という泣き声が。
まったく情けないお兄ちゃんです。
でも、この子の姿を見ているとなんか子どもらしくて微笑んでしまいます。
そして向かいの男の子。
この子は白血病で何度も入退院を繰り返しているベテランです。
点滴の棒を押しながら病棟のなかをあちこち走り回ってイタズラし放題。
小児病棟は長期入院の子達のために学習ルームがあり教師さんが勉強を教えに来てくれますが、逃げ回って学習ルームに寄り付きません。
そしてそのお母さんが、なかなかのモンスター。
シーツが汚れているなど、何かにつけて看護師さんを呼びつけてはクレームをつけます。
そのくせ子どもには甘く、勉強しなくても一切叱りません。
また、ときどき来るお父さんがこれまたビックリ。
お見舞に来たとたん、子どものベットで爆睡です。
当然、ベットをとられた子どもは遊びに行ってしまいますがまったく無関心。
看護師さんの言うことも聞いてるんだか聞いてないんだか・・
そして、あげくのはてには
「見舞いは疲れる」
くらいのグチを言う始末。
ダンナがやる気がないから奥さんがモンスターになってしまうのか、奥さんがうるさいからダンナのやる気がなくなるのか。
闘病生活も長くなると心が疲れてくるのでしょか。
いずれにせよ、家族一同こんな感じなので看護師さんに好かれる訳がありません。
看護師さんも仕事なので言われたこと、必要なことはキチンとこなしますがそれ以上のことはしてくれません。
素直な子には笑顔が出ますが、そうじゃない子には笑顔は作れません。
本当はこの子が一番命の危険が高いのに・・
小児病棟は小さな社会ですがいろいろと考えさせられるところです。
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