ちゃりじじいのチープな節約自転車通勤ライフ

　最近、風疹が凄い勢いで流行っています。
　万が一妊婦さんがかかるとお子さんに障害がでる可能性もあり、大変危険。

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　妊娠してからでは予防接種ができないので妊娠する前の予防接種が大事。
　それと周りの方、特にダンナさんの予防接種が大事なのですが、予防接種していない、もしくは子供のころ予防接種したかわからない方が非常に多いのだとか。

　どうも大多数の方が
「自分は大丈夫。」
　と、思っているようです。

　この「自分だけは大丈夫！」という感覚、かなり危険なことがあります。
　おれおれ詐欺の忠告、災害の避難指示、無理な自動車の運転などなど、多くの人が「自分は大丈夫」と思って被害にあっています。

　なぜ、何の根拠もないのに゛大丈夫！゛と思ってしまうのでしょうか？

　人間は普段の生活のなかで大小さまざまな不安にさらされています。
　この不安に対していちいち反応していると神経がすり減ってヘトヘトになってしまいます。
　なので、少しくらいの不安要素は楽観的に見て、心を平常に保っています。

　これを「正常性バイアス」と言います。

　平常時ならこの正常性バイアスで平常心が保たれて問題ないのですが、本当に危険な場合もこの正常性バイアスが働いてしまうため、手遅れになるまで危険を察知できず被害にあってしまいます。
　また、今までの経験も正常性バイアスがかかる大きな要因。
　今まで台風が来ても大丈夫だった、今まで私は詐欺に引っかかったことはない、など。

　では、本当に危険なときに正常性バイアスをかけずに正しく対処するにはどうしたらいいでしょう。

　まずは、日頃から正しい情報をしっかり把握してもしもの時に備えること。
　自治体のハザードマップを事前に調べて、どんな災害の時にどのような危険が待っているかを確認しておく。
　日頃から家族間の合言葉を決めておく。
　など。

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　そして、もしもの時には信頼できる情報に素直に従うこと。
　自治体の避難指示には素直に従う。
　銀行や郵便局の人に止められたら大金を引き出す前に一度話を聞く。

　そして急ぐ時こそ冷静に。
　
　絶対はありませんが、日頃から心がけていることで大幅に被害は減らせるかと思います。

　そういう私も、
「私は丈夫だからインフルエンザなんかにはかからない。予防接種なんて必要ない。」
　と思っていましたが、去年見事にインフルエンザにかかりました。
　無意味な自信は何の役にも立たない、いい教訓です。

　そういえば先日、カミさんが病院に行ったとき若い女性が、
「結婚をしたので、風疹の予防接種をお願いします。」
　と来院してきたそうです。

　きっとこれから妊娠することを考えての行動でしょう。
　こういう心がけが、これから新しく生まれる家族に降りかかるたくさんのリスクを防いでくれるのでしょう。