2018年10月17日
電圧、電流、電力ってなに?(ボルト、アンペア、ワットの違い)
電気の単位にはいろいろありますね。
電圧(V:ボルト)、電流(A:アンペア)、電力(W:ワット)などなど・・
その他にもQ(クーロン)だとかF(ファラッド)などいろいろありますが、この辺は専門的なのでまずは基本の電圧、電流、電力について。
そもそも電圧や電流ってなんでしょう。
むかし中学の物理で教わったかと思いますが、そんなもんとっくに忘れたという方も多いかと。
一般的な家庭のコンセントは「100V(ボルト)」、でもブレーカーの単位は「50A(アンペア)」、、家電のカタログに書いてる消費電力は「100W(ワット)」そして電気料金の請求書は「300kWh(キロワットアワー)」と単位がばらばら、訳が分かりません。
電気はよく水の流れに例えて表現されます。
電圧というのはその名の通り「電気の圧力」。
同じ水の量でも高いところにあるバケツと、低いところにあるバケツでは落とした時の力が違いますね。
水とは違いますが、1階の窓から落としたパチンコ玉では車はへこみませんが、3階の窓から落としたパチンコ玉だと車はへこみます。
電圧も同じで、電圧が高い方が同じ電流(水の量)でも仕事量が大きくなります。
次に電流。
電流は文字通り「電気の流れる量」。
同じ高さのバケツでも水の量が多ければ、落とした時の力が強く、量が少なければ力は小さくなります。
これもパチンコ玉で例えると、1階の窓からパチンコ玉を落としても車はへこみませんが、同じ1階でもボーリング玉を落とせば車はへこみます。
そして電力。
電力は文字通り「電気の力」。
高いところの大量の水(たとえばダム)と、低いところの少量の水(テーブルの上のコップ)では当然ダムの水の方が莫大なエネルギーを持っています。
電力は電圧と電流の掛け算で
P=EI
という公式。
Pは電力、Eは電圧、Iは電流。
電圧はVじゃないのかよ? と思われる方もいるかもしれませんが、Eは電圧そのものを表す記号。Vは単位の記号。
ややこしいですがここではそう覚えてください。
なのでたとえば1000Wのエアコンを回した場合、家庭用のコンセントは100Vなので、
1000W ÷ 100V = 10A
の電流が流れることになります。
では、50Aのブレーカーだとどのくらいの家電がいっぺんに使えるかというと、
100V × 50A =5000W
たとえば、1000Wのエアコン2台、50Wの冷蔵庫、100Wの照明が2部屋ついている状態(これで合計2250W)で、700Wの電子レンジと、800Wの電気ポットと、1000Wの炊飯器を使うと合計で4750W.
これでトースターでも使えばブレーカーが落ちて家じゅう停電ということになります。
こんな感じで、いっぺんにどのくらいの電気製品が使えるかがわかるわけですね。
ちなみに電気料金の計算で使われる”kWh(キロワットアワー)は、電力を何時間使ったかを表す単位。
電力(P) × 時間(h)
の値になります。
k(キロ)は1000倍ということなので、10kWhは10000Wh。
なので、1000Wのエアコンを8時間つけておくと、
1000W × 8時間 = 8000Wh = 8kWh
(実際には部屋の温度によって消費電力が変わるのでこんな単純ではありませんが・・)
以上が、電圧、電流、電力の関係でした。
なんとなくわかりました?
電圧(V:ボルト)、電流(A:アンペア)、電力(W:ワット)などなど・・
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そもそも電圧や電流ってなんでしょう。
むかし中学の物理で教わったかと思いますが、そんなもんとっくに忘れたという方も多いかと。
一般的な家庭のコンセントは「100V(ボルト)」、でもブレーカーの単位は「50A(アンペア)」、、家電のカタログに書いてる消費電力は「100W(ワット)」そして電気料金の請求書は「300kWh(キロワットアワー)」と単位がばらばら、訳が分かりません。
価格:1,820円 |
電気はよく水の流れに例えて表現されます。
電圧というのはその名の通り「電気の圧力」。
同じ水の量でも高いところにあるバケツと、低いところにあるバケツでは落とした時の力が違いますね。
水とは違いますが、1階の窓から落としたパチンコ玉では車はへこみませんが、3階の窓から落としたパチンコ玉だと車はへこみます。
電圧も同じで、電圧が高い方が同じ電流(水の量)でも仕事量が大きくなります。
次に電流。
電流は文字通り「電気の流れる量」。
同じ高さのバケツでも水の量が多ければ、落とした時の力が強く、量が少なければ力は小さくなります。
これもパチンコ玉で例えると、1階の窓からパチンコ玉を落としても車はへこみませんが、同じ1階でもボーリング玉を落とせば車はへこみます。
そして電力。
電力は文字通り「電気の力」。
高いところの大量の水(たとえばダム)と、低いところの少量の水(テーブルの上のコップ)では当然ダムの水の方が莫大なエネルギーを持っています。
電力は電圧と電流の掛け算で
P=EI
という公式。
Pは電力、Eは電圧、Iは電流。
電圧はVじゃないのかよ? と思われる方もいるかもしれませんが、Eは電圧そのものを表す記号。Vは単位の記号。
ややこしいですがここではそう覚えてください。
なのでたとえば1000Wのエアコンを回した場合、家庭用のコンセントは100Vなので、
1000W ÷ 100V = 10A
の電流が流れることになります。
では、50Aのブレーカーだとどのくらいの家電がいっぺんに使えるかというと、
100V × 50A =5000W
たとえば、1000Wのエアコン2台、50Wの冷蔵庫、100Wの照明が2部屋ついている状態(これで合計2250W)で、700Wの電子レンジと、800Wの電気ポットと、1000Wの炊飯器を使うと合計で4750W.
これでトースターでも使えばブレーカーが落ちて家じゅう停電ということになります。
こんな感じで、いっぺんにどのくらいの電気製品が使えるかがわかるわけですね。
ちなみに電気料金の計算で使われる”kWh(キロワットアワー)は、電力を何時間使ったかを表す単位。
電力(P) × 時間(h)
の値になります。
k(キロ)は1000倍ということなので、10kWhは10000Wh。
なので、1000Wのエアコンを8時間つけておくと、
1000W × 8時間 = 8000Wh = 8kWh
(実際には部屋の温度によって消費電力が変わるのでこんな単純ではありませんが・・)
以上が、電圧、電流、電力の関係でした。
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