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2018年09月25日

ボーナスの査定はこうして決まる

 社内でよく、
「あいつは部長のお気に入りだからボーナス査定が良かった」
 などのウワサを耳にしますが、本当にそうなんでしょうか?

 ある会社の評価の仕方を知る機会があったので紹介してみます。

 あくまでも一例で、すべての会社がこの方法で評価している訳ではありませんが、そろそろ上半期も終わり、12月のボーナスの査定も始まる時期なので参考になればと思います。

 まず評価には売り上げや成果に対する年に2回の「業績評価」と、行動や考え方、仕事に対する姿勢を評価する「総合評価」があります。
 一般に業績評価は春夏のボーナスに反映され、総合評価は昇級に反映されます。

 まず業績評価から。
 まず、会社として当期の評価枠が決まります。
 A評価は何人、B評価は何人という感じ。
 そして各部所の業績に応じて評価枠が割り振られます。
 そうして最後は末端のグループ単位まで配分。

 さて、こうして配分された枠をもとに各社員に評価を割り振ります。
 このとき、単純に売り上げだけで評価をつけられれば簡単なのですが、なかなかそうはいきません。

 例として、草履屋さんを想定してみましょう。
 この草履屋さん、老舗というだけあって草履の売り上げは業界トップクラス。
 黙っていてもそこそこ売れます。
 でも、草履業界自体は右肩下がり。このまま草履を売り続ければ数年後には会社全体の売り上げが落ちるのは目に見えています。
 そこで新しくサンダルに打って出たのですが、先行する他社に阻まれてなかなか販路が広げられません。

 こんななか、営業の太郎社員は、草履の販売で楽々売り上げ目標の120%を達成
 一方花子社員は、サンダルの販路を一生懸命開拓したのですが苦戦してやっと目標の100%に届くかギリギリのところ。

 このとき、上司ならどちらにA評価をつけるでしょう。
 確かに売り上げだけを見れば太郎さんですが、会社の将来に貢献しているのは明らかに花子さんですね。

 なので花子さんがA評価になるのが正当な評価かと思います。

 一方、開発の二郎さんは、将来クツを売った方がいいと自分で判断してサンダルの研究はそこそこにクツの研究に没頭。
 クツの試作を作って社内にアピール。

 この場合、二郎さんの評価は微妙ですね。
 会社に余力があればこういう研究も良いのでしょうが、余力がなく、まだサンダルの販路もできていない時点でクツの開発は早すぎ。
 そもそも独断で勝手にやったことなので、いい評価はされないことになってしまいます

 まあ、こんなときに納得がいかない太郎さんは、
「俺の方が売り上げが多いのに。あの女、ゴマすってA評価もらいやがって!」

 また、二郎さんも
「せっかく会社の将来を考えたのに。うちの上司はわかってない!」
 と思ってしまうのかもしれませんね。

 このように会社がいま、何を求めているのかをキチンと把握してそれに沿った行動をしないと、せっかく頑張っても評価されません。

 自社のホームページなどに「社長あいさつ」「事業計画」が載っていると思うので一度読み返してみてはいかがでしょう。

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 2004年から糖尿病対策で自転車通勤を始め、その楽しさにはまりました。 雨の日の電車賃、メンテナンス費用を、会社からの通勤費でまかなっていますが、収支はプラスにできています。
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