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2021年04月14日
執着を手放して「幸せ」になる本
執着とは、一定の「人」や「もの」あるいは「状況」に心がとらわれ、放れようとしない状態を指します。「どうしても放れられない!」といった強い感情を伴わなくても、窮屈さ、自由のなさ、不安や怖れを感じながらも「何かをそのまま」にしているとしたら、あなたはその何かに執着しているかもしれません。
捨てるのでもなく、あきらめるのでもなく、手放す。それができたとき、Aさんは新しい人生を歩き始めました。 すると、すぐに新たな出会いが彼女に訪れました。そしてそれは、幸せな恋そして結婚へと続きました。あまりのトントン拍子に、以前の彼女を知る人が「信じられない!」と驚いたほどです。
「彼以上の人に出会いたい」この言葉は一見前向きに聞こえますが、愛さんにとって「彼」がベストであって、彼ではない他の人では決して満たされない、という気持ちが隠されています。愛さんは、別れた彼以外の選択肢を持てなくなっている──別れた彼への執着が、選択肢がない状態を作り出しているのです。より正確に言うと、「自由ではない状態が執着している」ということです。
執着とは、あなたから選択肢を奪い、それ以外のものを目に入らなくさせるもの。執着が強ければ強いほど、あなたは周囲が見えなくなり、その結果、さまざまな問題が生じます。その1つが、チャンスがどれほど訪れても、取り逃がしてしまうということ。あなたがよりよい方向に変化したいと望んでいるときに、執着が足を引っ張り、可能性の芽を摘んでしまうのです。
手放すのは、この自己中心的な欲求であり、自分自身を窮屈にしている思考パターンです。それは、あなたと執着の対象となっている人やものを縛る「鎖」のようなもの。おたがいの自由を奪い、視野を狭めてしまうものです。 だからこそ、おたがいを縛っている鎖をほどくこと。 自分と相手に自由を与えること。 これが、私が提案する「手放し」です。
「私はどうしたいの?」 これは、主体的な意思確認の訓練です。訓練ですから、執着する対象だけでなく、 日常のちょっとしたシーンでも「私はどうしたいの?」と、自分の意思をあえて口に出して確認するのです。 ランチの際に、「私は何が食べたいの?」 仕事の休憩時間に自動販売機の前で、「私は何が飲みたいの?」 終業後の会社の出口で、「私は今から何をしたいの?」 これをやってみると、日常のものごとを「あまり考えずに」とか「何となく」とか、惰性で決めていることがとても多いのに気づかされると思います。 自分の意思を確認せずに行動すると、まわりに流されるだけでなく、「こうしなければいけない」という義務感に縛られることが多くなります。 しかし、自分はどうしたいのかをしっかり意識できるようになると、たとえば仕事で疲れて帰ったときに、「今日は洗濯をしなきゃいけないけれど、『私』は疲れているから、明日にしよう」といった選択も可能になるのです。
あなた自身が自分を認めれば、他人の評価も受け取れるようになります。ですから、自分なりによくやっていること、自分なりに頑張っていることを、どんどん見つけたほうがいいのです。
【感想】
人は無意識のうちに色々なもの、人などに執着しいて、生き方の選択肢を狭めてしまっている。特に多いのがやはり、元カノ・元カレへの執着。これを引きずりすぎると次の出会いのチャンスをみすみす逃してしまう事になる。執着してしまうと、優先順位が前後してしまう。恋愛を例に出すと、「この人以上に自分を愛してくれる人はいない!」という執着から、苦痛を伴う恋愛を受け入れ、自分の幸せを後回しにしてしまう・・・など。こういった執着は幸せを呼び込まない。だから、歪んだ執着は、手放す。「〜なければいけない」は執着のサイン。この本を通じて自分に潜む執着に気付けたし、その対処法も知ることが出来た。
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2021年03月27日
人生に行き詰った僕は、喫茶店で答えを見つけた
「やりたいことを仕事にする」と決めるのであれば、その「やりたいこと」は、会社名や職業名、年収ではなく、ましてや、今の自分にだったらできる枠の中で考えるのでもなく、「どんなことをして生きていきたいのか」「その仕事をしている自分の日常」に光が当たっている必要があると思うのです。
石橋を叩いて渡る。 私は、個人起業には、そのくらいの慎重さはあっても良いと思います。 やりたいことを仕事にする。夢をかなえる、ということは、ある種、研究をすることと似ているように思います。
「コーヒーの淹れ方はどこで学んだんですか?」「ほとんど独学です。それこそ、コーヒーに関する書籍や資料なんて、世の中にたくさんありますから、それらを片っ端から読みまくって、自分で淹れる、の繰り返しでした。あとは、飲食の学校にも少しだけ通って、サイフォンの授業だけはしっかり出ましたし、練習できる場所を探して、とにかく練習しまくりましたね」
同業者というのはライバルで蹴落とす相手、と考える人もいますが、実際はこの業界を一緒に盛り立てていくべき仲間だと思っています。バトンをね、受け取ったから、今度は渡していかないと。それに、これまで十分に1つの業界で鍛錬してきた人が、すべてを1から学ぶべきだとは思いません。逆に、これまで何かしら仕事をして、 20年も経っている人は、必要な情報を得られるなら早い方がいい。そこからまだまだ、やらなくてはならないことがたくさんありますからね」
「業界のトップを走っている人というのは、業界をどう盛り上げるかを考えていることがほとんどですからね。競い合っているというよりも、その業界を一緒に盛り上げていってくれる仲間だと考えていると思います」
というのも、飲食店を開業する人の平均として、自己資金3割、融資7割という統計があります。しかしながら、私が調べた結果、自己資金が5割だと融資が通りやすいということを、業界研究の中で知ったからです。 いずれ独立を目指すなら、お金を貯め始めるのは早い方がいいのは確かです。
最初はお客様が来ないと怖いから、という理由で、大手チェーン店に価格を合わせて値下げしてしまうと、後から上げることなんてできなくなります。ですから、価格設定については熟考した上で、大手チェーン店と張り合わない、でも、きちんと利益が取れて、お客様も大満足、という価格設定にするということが大切です。
好きなことを追いかける際、気をつけなくてはならないのは、経験を積むことと、自分を延々と安売りし続けるのは違う、ということです。技術を磨いて、クオリティを上げていくことが目的なのだということを自分でしっかり理解しておくことが大切です。 そのためには、見通しをつけること。「1年間は何でもやる」ということであれば何も問題はありません。目標を決めた上で、それに向かうための下積みであれば良いのですが、喫茶店で言うところの「薄利多売でクオリティが下がる」ということがないように心がけてください。 最初にしっかりとキャパシティを考えて、やらないことを決めましょう。
好きなことを仕事にしようとして、具体的に動き始めると、応援してくれる人と、応援してくれない人が出てきます。これは、ある意味、自然な流れですから、自分がやりたいことに向けて順調に進んでいる合図だと思って、まずは喜んでください。ここで大切なこと。まず、応援してくれない人の話は一切スルーでOKです。