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2021年04月14日
龍馬の言葉
★学は人を大にする所以にあらず。人の大小は天稟にあり
「学問は人の器を大きくするものではない。人の大小は、持って生まれた資質によるものだ」
★ただその綱領に通ずるのみ。あえて枝葉を問わざるなり
「読書は大局を掴めればそれでいい。必ずしも細部まで理解する必要はない」
彼の行動は相手のプライドを損なわずに、バランスよく事を丸く収めてしまうやり方が特徴だった。自分は一歩引いて、体面的な勝利よりも実質的な結果を残すというスタンスが生涯を通じて表れていた。
閉塞感ある階層社会の当時にあって「いずれ、均し(平等の意)の時代がくるぜよ」と言った彼は自分のこの言葉どおり本当に日本に均しの時代を到来させることに尽力しました。
★君がため捨つる命は惜しまねど 心にかかる国の行末
龍馬は地元土佐で河田小龍という人物と出会い、さまざまな人生の示唆をうけた。彼は土佐藩用達の絵師で、高知城下屈指の知識人として知られ、かつてアメリカに渡航したジョン万次郎を取り調べた経験もある人物だった。「君は内(土佐)にいて人を作り、僕は外(土佐国外)にありて船を得るべし」
西郷隆盛「天下には数多くの有志がいた。私はこれらの人物と多く交わってきた。しかしながら、その度量の大きさにおいて、龍馬ほどの人物にはいまだかつて出会ったことがない。龍馬の度量の大きさは、とうてい、推し測ることはできないほどだった」
日本を今一度洗濯いたし申し候
世に生利を得るは事を成すに在り「この世に生を得る理由は、何かを成し遂げることにある」
★世の中の人は何とも言わば言え 我なすことは我のみぞ知る
「世の中の人は何とでも言いたいことを言え。自分が成そうとしていることは自分だけが知っている」
【感想】
あくまで1番好きな幕末の偉人は吉田松陰一択だが、坂本龍馬の生き様もカッコよく、人気があるのもうなずける。吉田松陰にしろ坂本龍馬にしろ、身の危険を顧みず日本の将来のために生涯を捧げ、お互いに若くして散っていったという人生だったが、いつ死んでもいいという姿勢は共通していると思う。たった一度の人生で自分のやりたいことを見つけ、それのみに全身全霊をかけて挑み、熱中していく。そんな生き方に少しでも近づきたいと思う。
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憂鬱でなければ、仕事じゃない
二十代のころ社会に出てがむしゃらに仕事を始めてから、ずっと心の中に引っかかっていたものが二つありました。それは「凡庸なもの」「表面的なもの」とどう付き合うかということ。組織の中で個性を失い、社会からはみ出さないよう保守的になって、企業人として上辺の付き合いだけが増えていく──。企業社会で生きていれば、自然に発生する負の側面のようにも感じていましたが、僕はビジネスマンとして人生を歩んでいく上でどうも釈然とせず、自分の態度はどうあるべきか戸惑っていました。 見城社長は、そういった疑問に対して何が大切で無駄か、初めてはっきりと僕に教えてくれた人でした。
タイトル『憂鬱でなければ、仕事じゃない』は、以前、アメーバブックス新社の役員会議を行っている時に見城社長の口から飛び出した言葉です。それを僕がツイッターに書き込むと驚くほどの反響を得ました。おそらく多くのビジネスマンにとって、救いになる言葉だったのでしょう。
「神は細部に宿る」という建築家の言葉は、仕事にもあてはまる。つい、見過ごしてしまうものにこそ、事を左右する鍵がある。
かけた電話を、先に切るやつが信じられない。かかってきた電話で、「ガチャッ」という音が受話器から聞こえると、もうこの野郎とは、二度と口を利くものかという気になる。 そもそも電話をかけるというのは、非常にぶしつけな行為だ。
電話をかけることは、断わりもなく、人の家にあがるのと同じくらい、自分勝手なことだ。切る権利はいつでも向こうにあり、こちらにはない。なのに、こちらから切るのは、主客転倒もはなはだしい。 僕は自分がかけた電話は、必ず相手が切るのを待ってから切る。
こう言うと感じ悪く聞こえるかもしれませんが、ビジネスにおける敬意とは、単純にお金であることも多い。利害関係者に利益が生まれる仕組みを作り、味方になってくれる人を増やさなければ、発展することはできません。 こうしたマナー(掟)を守らない場合の代償が、実はあまりに大きいと胸に刻んでおいたほうがよいでしょう。
自分を他者に向けてアピールしたい気持ち、これが仕事の原動力になるのは、いうまでもない。いろいろな世界で頭角を現してくる人を見ていると、誰も自己顕示欲が強い。 しかし、それだけではいけない。一方で、同じ分量の自己嫌悪が必要だ。 魅力ある人間においては、必ず、自己顕示と自己嫌悪が、双子のようにつながっている。その二つを揺れ動くからこそ、人としての幅が生まれ、それが他人から見ると、魅力に映る。目に見えなくても、心が運動すると、そこに風が起こり熱が発生する。それがその人のオーラなのだ。 そういう人には、多くの人が惹かれるし、また、付いてゆくものだ。
群れることから、成功は生まれない。群れる事の無意味さに気付いた時、人は成功への道を歩き始めるのだと思います。
圧倒的努力とはとても単純である。人が寝ている時に寝ないってこと。人が休んでいる時に休まないってこと。そして、どこから手を付けていいか分からない膨大なものに、手を付け、最後までやり通すことだ。
僕は、対人関係でも極端を心掛けている。待ち合わせには、必ず30分前に行く。その極端さが何かをスタートさせる。恩返しはこちらの立場が危うくなるくらい極端にする。そうでなければ、相手の心に響かないからだ。
突き抜けたことをしたいなら、基礎を徹底的に学ぶことだ。基本を超えるには、格闘しながら基本を極めるしかない。
相手の心を掴むためには、まず相手のことを知り、そこをとば口にしなければならない。自分ではなく、相手のことを言う。これが難攻不落の相手とコミュニケーションをとる際の基本である。
何の報いも期待されず、何かを与えられた者は、どう思うだろう?何としても相手に多く返したいと思うに違いない。そこに人を動かす力の本質がある。
人を動かすことが、あらゆる仕事の原点である。そのために必要なものは何か?他者への想像力である。自分が何かを言った時、相手はどうとるか?傷つくか、刺激ととるか。そういうことをヴィヴィットに感じ取れないと、相手の心は掴めない。他者への想像力がある人は、人を惹きつけることが出来る。気持ちが分かってもらえたと思うと、その人は損得を越えて、相手のためになることをしようとする。
恋愛ほど相手の言動に対して敏感になるものはない。そこで人は、相手のちょっとした態度や言葉に歓喜したり、絶望したりする。また、自分の強い思いだけでは、どうにもならないことにも気づかされる。相手の気持ちを理解し、自分の気持ちと噛み合った時、初めてうまくいくと知らされる。
ケンゾーエステートのワイン
【感想】
この本はまず、タイトルが好き(笑) 本もかなり前に買って今も家にあるけど、kindle unlimitedに登場したとのことで、久しぶりに読み直した。かけた電話は自分から切らない、大事な人との待ち合わせには30分前に行く、などこの本から影響を受けて自分の習慣となった部分も多々ある。それくらい自分に影響を与えてくれた本。
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