2018年02月06日
海外(フィリピン)高金利定期預金について
皆さんご存知の方が多いと思いますが、日本人向けフィリピン高金利外貨預金はレンディング事業がベースとなっています。
レンディングとは、不動産担保に事業資金を貸し付ける事をいいます。
現在、オウンバンクを所有しているLTA(Link Trade Affiliate)は、2010年からレンディング事業を始めていました。
その資金調達は直接金融というリスクマネーで行なっていたため、投資家は全員が渡航して現地視察が常でした。また、リスクマネーのため、超高金利による資金調達となり、彼等の利鞘を圧迫していました。
その状況を打破するため、2013年頃から銀行の買収に着手しました。
預金保険制度(ペイオフ)による預金者保護を図ることにより、ノンリスクマネー(日本人には為替リスクがあるので正確にはローリスクマネー)による資金調達を考えたのです。
そうして2014年の夏に、彼らにとっての最初の所有銀行となるイースタンリザール(ハラハラ)ルーラルバンクの買収が行われました。
リザールバンクは、ハラハラ村にある農村銀行でフライングVグループという、フィリピンガソリンスタンド大手の企業が作った銀行でした。
2015年の2月から、日本人向けに米ドル定期預金とPHP定期預金の受け入れが始まりました。
この時に問題になったのが、送金です。
農村銀行ですから、当然ながらスイフトコードを持っていません。(スイフトについては、動画8をご覧ください)
ですので、BDO銀行(フィリピン商業銀行)にあるリザールバンクの口座(バンクインバンク口座と言い、日本の都市銀行にも地銀や信金の口座はあります)に送金するという手段を用いました。
日本中の銀行から、小口資金が大量にフィリピンに送金されたのです。
日本でも大問題になり、また、フィリピンの商業銀行からも目を付けられることになってしまいました。
その後、日本からの銀行送金を取りやめたことにより事態は収拾しました。しかし、この事によりリザールバンクの頭取に据えていた創業家の方との確執を生む事になりました。
このような経緯があったため、1から銀行事業を始める意識を持って、2016年の春に2行目の銀行オウンバンクが買収されました。
そして、オウンバンクをメインとしてその夏から仕切り直したのです。
リザールバンクでの教訓を生かして、オウンバンクは順調であり、頭取であり前オーナーのコライコとも良好な関係が維持されております。
その後、2016年の秋にリザールバンクの頭取から銀行を閉めたいとの意向が彼等に示されたようです。
そこで、彼等は急遽3行目の銀行ダピタンシティバンクを買収し、そこにリザールバンクを吸収合併しようと考えました。
最終的に、吸収合併よりも迅速なリザールバンクの日本人預金部門の事業譲渡という形が選ばれました。
そうして、リザールバンクに預金された日本人の預金は、全てダピタンシティバンクに移管されて、その後リザールバンクは数十年の歴史にピリオドを打ちました。
以上が、この3年間の歴史になります。
もっと詳しくは、是非動画シリーズをご覧ください。
尚、ダピタンシティバンクは、現在ミンダナオ地区が紛争中のため
、新規の口座開設はストップされています。
海外の高利回り定期預金 その1
https://m.youtube.com/watch?v=K19k-wG6bw4
海外の高利回り定期預金 その2
https://m.youtube.com/watch?v=s1evejiSYLc
海外の高利回り定期預金 その3
https://m.youtube.com/watch?v=UgNXAfhyPoI
海外の高利回り定期預金 その4「銀行の名は」
https://m.youtube.com/watch?v=NRQB0ijRNss
海外の高利回り定期預金 その5「オウンバンクはちゃんと実在する」
https://m.youtube.com/watch?v=JUHB105qpnI
海外の高利回り定期預金 その6「うわっ…預金の利息高すぎ」
https://m.youtube.com/watch?v=2E00esgJFyM
海外の高利回り定期預金 その7「やばすぎー」
https://m.youtube.com/watch?v=RIbtqPtrihU&feature=youtu.be
海外の高利回り定期預金 その8「無い」
https://m.youtube.com/watch?v=Ns3Nlj4V6aY
オウンバンク定期預金口座開設サイト
↓↓↓
https://lta-hongkong.com/own_bank/057fec4c6729c2427428371f52aaec28.html
レンディングとは、不動産担保に事業資金を貸し付ける事をいいます。
現在、オウンバンクを所有しているLTA(Link Trade Affiliate)は、2010年からレンディング事業を始めていました。
その資金調達は直接金融というリスクマネーで行なっていたため、投資家は全員が渡航して現地視察が常でした。また、リスクマネーのため、超高金利による資金調達となり、彼等の利鞘を圧迫していました。
その状況を打破するため、2013年頃から銀行の買収に着手しました。
預金保険制度(ペイオフ)による預金者保護を図ることにより、ノンリスクマネー(日本人には為替リスクがあるので正確にはローリスクマネー)による資金調達を考えたのです。
そうして2014年の夏に、彼らにとっての最初の所有銀行となるイースタンリザール(ハラハラ)ルーラルバンクの買収が行われました。
リザールバンクは、ハラハラ村にある農村銀行でフライングVグループという、フィリピンガソリンスタンド大手の企業が作った銀行でした。
2015年の2月から、日本人向けに米ドル定期預金とPHP定期預金の受け入れが始まりました。
この時に問題になったのが、送金です。
農村銀行ですから、当然ながらスイフトコードを持っていません。(スイフトについては、動画8をご覧ください)
ですので、BDO銀行(フィリピン商業銀行)にあるリザールバンクの口座(バンクインバンク口座と言い、日本の都市銀行にも地銀や信金の口座はあります)に送金するという手段を用いました。
日本中の銀行から、小口資金が大量にフィリピンに送金されたのです。
日本でも大問題になり、また、フィリピンの商業銀行からも目を付けられることになってしまいました。
その後、日本からの銀行送金を取りやめたことにより事態は収拾しました。しかし、この事によりリザールバンクの頭取に据えていた創業家の方との確執を生む事になりました。
このような経緯があったため、1から銀行事業を始める意識を持って、2016年の春に2行目の銀行オウンバンクが買収されました。
そして、オウンバンクをメインとしてその夏から仕切り直したのです。
リザールバンクでの教訓を生かして、オウンバンクは順調であり、頭取であり前オーナーのコライコとも良好な関係が維持されております。
その後、2016年の秋にリザールバンクの頭取から銀行を閉めたいとの意向が彼等に示されたようです。
そこで、彼等は急遽3行目の銀行ダピタンシティバンクを買収し、そこにリザールバンクを吸収合併しようと考えました。
最終的に、吸収合併よりも迅速なリザールバンクの日本人預金部門の事業譲渡という形が選ばれました。
そうして、リザールバンクに預金された日本人の預金は、全てダピタンシティバンクに移管されて、その後リザールバンクは数十年の歴史にピリオドを打ちました。
以上が、この3年間の歴史になります。
もっと詳しくは、是非動画シリーズをご覧ください。
尚、ダピタンシティバンクは、現在ミンダナオ地区が紛争中のため
、新規の口座開設はストップされています。
海外の高利回り定期預金 その1
https://m.youtube.com/watch?v=K19k-wG6bw4
海外の高利回り定期預金 その2
https://m.youtube.com/watch?v=s1evejiSYLc
海外の高利回り定期預金 その3
https://m.youtube.com/watch?v=UgNXAfhyPoI
海外の高利回り定期預金 その4「銀行の名は」
https://m.youtube.com/watch?v=NRQB0ijRNss
海外の高利回り定期預金 その5「オウンバンクはちゃんと実在する」
https://m.youtube.com/watch?v=JUHB105qpnI
海外の高利回り定期預金 その6「うわっ…預金の利息高すぎ」
https://m.youtube.com/watch?v=2E00esgJFyM
海外の高利回り定期預金 その7「やばすぎー」
https://m.youtube.com/watch?v=RIbtqPtrihU&feature=youtu.be
海外の高利回り定期預金 その8「無い」
https://m.youtube.com/watch?v=Ns3Nlj4V6aY
オウンバンク定期預金口座開設サイト
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