安全で快適に通学するため、通学用リュック選びの、いくつかのポイントを見ていきましょう。
容量は
教科書プラスお弁当、その他を入れる場合:22〜25L
運動部などで、教科書・お弁当・運動着その他を入れる場合:30L以上
※小柄な人の場合、リュックが体格に対して大きすぎる場合もあり、
22〜25Lのメインリュックと、サブバッグを併用する選択肢も考えておきましょう。
生地が丈夫でしっかりした造り
角ばった教科書やお弁当・水筒などいろいろ入れたりすると、リュックにかかる力も大きくなります。
側面、底がしっかりしてないと、形がいびつになってしまったり、すぐ壊れてしまう場合も。
日により入れる中身も量も変わるため、生地が丈夫でしっかりした造りのリュックだと長く使うことができます。
防水生地
日によっては、急な雨や、吹き付けるような雨の日もあります。
大事な中身を濡らさない為に、防水生地のものが良いでしょう。
防水性・耐久性に優れる生地素材としては、主に
ターポリン:屋外テントや横断幕にも使用される素材です。
PVC加工 :ビニールプールなどにも用いられるPVC素材をコーティング。
TPU加工 :スマホケースにも用いられるTPU素材をコーティング。
などがあります。
この他にも、加工や素材の組み合わせで、高い防水性・耐久性を発揮している製品もあります。
強い雨や、長時間にわたる雨の場合、縫い目やファスナー部分から浸水することもあります。
なので、防水生地のタイプに、レインカバーを併用するとより安全です。
背面部はクッション性あるものを
荷物の形・重さによって、背中に部分的に負荷がかかる可能性があります。
また、歩いたり自転車の振動で、中の荷物が背中に当たることもあります。
そういった場合、背面部のクッション性は、重量負荷を全体に散らすことができ、また内容物による部分的な圧迫を軽減することができます。
なので、教科書類などを運ぶうえで、ぜひ背面部にクッション性のあるものを選ぶことをお勧めします。
なお、メッシュ素材などで通気性も確保されていると、暑い季節もより快適に背負うことができます。
肩ベルトは幅広でクッション性のあるものを
背面部のクッション性同様に、大事なのは肩ベルトのクッション性です。
教科書などの入れる量によっては、大変重くなることもあります。
このとき、肩ベルトが細いと、肩に食い込んで痛い思いをします。
幅広でクッション性のある肩ベルトを選ぶことで、肩への負担を軽くすることができます。
ずり落ち防止のためのチェストベルト(胸元ベルト)
チェストベルト(胸元ベルト)は、肩にかけたベルト同士を胸元で連結します。
自転車で前傾姿勢になったり、荷物が多かったりすると、リュックの重みで肩ベルトが左右に広がり、ずり落ちそうになります。
これを防ぐのがチェストベルト(胸元ベルト)です。
肩ベルト同士をチェストベルトで連結すると、肩ベルトが広がらず、リュック全体が体にフィットするので、自転車も漕ぎやすく、歩いていても安定した状態が保てます。
リュックに付属していない場合、チェストベルト単体でも販売されています。
反射材
夕方からは、車からだと側道の人が見えづらく危険です。
反射材よって早めに認識してもらうことで、危険を回避できます。
大きめの反射材が前後についているのが理想ですが、この条件を満たす製品はごくわずかです。
製品により、肩ベルトに反射材がついているものや、後ろのロゴが反射材を兼ねるものなどもありますが、
一方向であったり、面積が小さいことが多いので、別売り反射材の併用をおすすめします。
前・後ろ両方に、広めの別売り反射材を併用し、前後方向どちらからも認識できるようにするとより安全です。
まとめ
・容量は
教科書プラスお弁当その他:22〜25L
運動部などで教科書・お弁当・運動着その他を入れる:30L以上
・反射材付きリュックか、反射材のアイテムを。併用すればより安全。
・肩ベルトは幅広でクッション性のあるものを
・自転車なら、リュックずり落ち防止バンド(チェストベルト)はあったほうが良い
・生地が丈夫でしっかりした造りのものを
・防水生地のタイプを。レインカバー併用でより安全。
以上の点を参考に、お気に入りの通学リュックを見つけてください。
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