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2021年11月10日

リフレイン

リフレイン (幻冬舎文庫) [ 五十嵐 貴久 ]




リカシリーズ第6弾!
今回はリカが過去に在籍していた看護学校の話です。
事件ルポ風なつくりで過去作読んでないと解らないかもと思いながら読んでいました。

マヅルカという曲をリカが好んで聞いていてたしかにこれがずっと隣からかかってるの聞かされると気が重くなりそう。


マルヅカ
タグ:五十嵐貴久
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posted by bookrog at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー

2021年10月21日

月まで三キロ

月まで三キロ (新潮文庫) [ 伊与原 新 ]




短編集。
全体的に色々あって落ち込んでる主人公達が小さな出会いがあって少しだけ気分が上向く話。
基本何かが解決する訳ではないので問題は残ったまま。

個人的にはスッキリしなくてあんまり好きじゃなかった。
表題の月まで3キロは子供が自殺したタクシー運転手と借金で首が回らなくなって自殺しようと思った人が出会って月(という村)まで3キロと書かれた看板で昔話をする。

色々薀蓄が書いてあるんですけどあんまり興味を惹かれず…
ミステリー?というジャンルにかかれてたんですが個人的にはミステリー要素を感じられなかったのでエンタメかなぁ。
タグ:伊与原新

2021年10月07日

生死の分水嶺・陸羽東線

生死の分水嶺・陸羽東線 (新潮文庫) [ 西村京太郎 ]




さっぱりした読みやすい話。
恥ずかしながら分水嶺の知識が無く機会が有れば行ってみたいなと思いました。

何故店長がこんなに必死になって相手を犯人だと決め付けているのかが不思議でしたが手紙の話が出てきたので納得。
ただ何故それを警察に出さない!?
……まぁ山形で邪険にされたので信用できなくなったっていうのはあるかな……?

最後警部達が発砲後に間に合ったのか間に合ってないのか解らないまま終わる。
これも十津川警部に多い展開ですけど読者に任せず書ききって欲しいな、個人的に。
タグ:西村京太郎

2021年10月06日

凶犬の眼

凶犬の眼 (角川文庫) [ 柚月裕子 ]




前作が面白かったので2作目も購入。
映画のレベル2も見に行ったのですが一作目とこれの間を作った感じでしたね。

前回はミステリーでしたが今回はミステリー…なのかな?
主人公の活躍はあんまり無くヤクザの国光が目立ってる感じ。

面白かったけどやっぱりミステリーって感じはしなかったな。
次作で完結らしいので文庫になったら買いたいな。
タグ:柚月裕子

2021年10月01日

護られなかった者たちへ

護られなかった者たちへ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 中山 七里 ]




映画化記念(?)で平積みされてたので何となく買ってしまった。
生活保護本当に必要な人には受け取って欲しいと思うけど財源は有限だからどこかで線引かないといけないのも事実でNOって言わないといけない窓口の人きついよなぁ。
っと私は窓口の人の方に同情してしまいました。

半分位で何となくオチが読めたのもちょっと残念。
タグ:中山七里

2021年08月22日

鎌倉・流鏑馬神事の殺人

鎌倉・流鏑馬神事の殺人 (角川文庫) [ 西村 京太郎 ]




復讐をやり遂げた犯人には拍手を送りたい。
悪いやつ全員に天誅が下ったのは良かった。
今回は割と面白かったです。

っという事は置いておいて、流鏑馬の練習をしてる時に私でも思いついたのに鋭い筈の十津川警部が何も閃かないのはちょっと??っと思わなくも無い。
流鏑馬の掛け声が「陰陽」って言うのは知らなかったです。

これも流派によって違うのかな?
コロナが落ち着いたら流鏑馬見に行ってみたいですね。
タグ:西村京太郎

2021年07月10日

天草四郎の犯罪

【中古】天草四郎の犯罪 (新潮文庫)/西村 京太郎




珍しく死人が出ない話。
天草四郎を名乗る人物が次々に犯罪者を叩きのめし一躍ヒーローへとなる。
出来すぎた話に疑いが出て最終的に詐欺罪で訴えられるという所までの流れは実際にありそうな感じもしなくない。

しかし個人的に歴史上の天草四郎もヒーローかといわれると…うーん…?
最後に怪我をさせられた社長さんが気持ちよく騙されたよ〜って言うのに凄く違和感。
でもまぁ死人が出てないのは良かったかな。
タグ:西村京太郎

2021年06月15日

みちのく事件簿 十津川警部 捜査行

みちのく事件簿 十津川警部 捜査行 (角川文庫) [ 西村 京太郎 ]




東北を舞台にした短編集。

一本目は休暇中の刑事が温泉でゆっくりしようとしてたら殺人事件に巻き込まれる話。
プライドが刺激されたとはいえ女性に手を上げてるので殺人事件に関しては無罪だけど今だったら大問題な気がするな。

二本目の殺し屋の話は犯人を段々追い詰めていく感じが良かった。

三本目お父さんが川で亡くなりその直前に応募した句が送られてくる所から始まる話。
犯人も掴まりカップルが出来上がってハッピーエンド

四本目バラバラ死体の特定から始まって入れ替わり事件に発展していく。
富豪の血は途絶えてしまったのでちょっと可哀相かな。
犯人の自殺で締めくくられる話はあまり好きではないので…

五本目親友が帰って来ないのを心配する少女が主人公。
近所に住む探偵が居なくなった親友を目を引く程の美人で綺麗だったと妙に粘着質な表現をしてるのが何だか鼻についた。

タグ:西村京太郎

2021年05月10日

北海道新幹線殺人事件

北海道新幹線殺人事件 (角川文庫) [ 西村 京太郎 ]




売れない作家の主人公はやはり売れてない出版社から本を書かないかと誘われる。
ほぼ社長が作ったプロット通りに作品を仕上げた主人公。

すると自分が書いた通りに殺人事件が起きて……

最近西村京太郎さんのご本ばっかり詠んでますがこの本は最近読んだ中で一番ダメだと思いました。
掴みは面白い。
でもオチが無茶苦茶、放り投げた感が否めない。
作家が開き直ってると十津川警部が言っているけど最初に話を受けてしまったあともう逃げ道なかったのでどうしようもないよね。
ベストセラー作家と言ってもこの後が続くようには思えないし…
タグ:西村京太郎

2021年04月28日

哀切の小海線

哀切の小海線 (角川文庫) [ 西村 京太郎 ]




来週には出所が決まっていた模範囚が何故か突然脱走。
理由はさっぱり解らない。
格闘技を極めていたその男は7年前に十津川警部が逮捕した時にも難儀していた。
脱獄した犯人を追いかける警部達。
とにかく掴みが上手くてどうなるんだろうと思って読み進める。

え、その子死んじゃうの??
マジか……
重要な人物の死亡場面なんのにその瞬間の描写が一つもない。
あっさりしすぎ。

犯人が掴まったのは良かったけど脱獄してまで叶えたかった事は結局達成できず。
トリックというほどの者は殆ど出てこず最初の新幹線乗ったフリ疑惑くらい。

しかし掴みは面白かったです。
タグ:西村京太郎
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