飛行機とフレンチ。

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

週末の夕方に品川を出て、1泊のショートトリップを。
東海道線のグリーン席なら、一時間ちょっとの旅は快適だ。
館内は温泉施設やライブラリーラウンジも備わる。
客室のバスルームは写っていないが、洗い場付のもので、ハイアット箱根に近い。
全室オーシャンビューだが、小高い丘の上に位置するので、根布川駅からはシャトルバスを利用するのがいいだろう。
朝食会場はHHオーナーズ会員様の専用エリアを確保してあり、団体客とは区別されるので、まずまず快適である。

長距離便の駅や空港に立地するスタバは、適度な騒がしさと、旅の雰囲気に満ちていて大好きなのだが、この店舗もそのひとつか。
近くにストリングスホテル東京インターコンチネンタルの素晴らしいロビーがあるが、どうしてもこのスタバに来てしまうのは習慣のせいかもしれない。
JR東海の新幹線改札の真上にロケーションしている。
NYのグランドセントラル駅のようなムードもある。
そういえば品川には、グラセンのオイスターバーもあるのだったか。

下北沢駅北口からやや歩くが、地下にも席配置があり、実は大箱に属するスターバックス。
下北周辺はカフェ激戦区ではあるが、それもあってか、場所を選ばなければ座れることが多い。

賑やかな商店街通りに位置する、珍しいローションを持つスターバックス。
隣にはマクドナルドがあるが、珍しいことにスターバックスのほうがすいていることが多く、実は穴場の店舗かもしれない。

ドライブスルーもあり、新潟らしい開放感があるスターバックス。
店内のレイアウトも開放的で、特になにがあるわけでもないのだが、居心地が最高に良い。
新潟を訪れた際には、いつも行ってしまうお店。

マルイメンの向かいにあり、待ち合わせのお客でいつも賑わっている店舗。
スタバに関しては、こういうざわざわとした雰囲気も嫌いじゃない。
このまま新宿に飲みに出るのもよし、作業と読書に明け暮れるのもよし。

アクセス至便、リノベーションしたてで部屋もきれい、泊まるだけならなんら不満がない宿である。
バスルームの狭さには多少文句を言いたくもなるが、なんにせよ新しいということは、様々な不満を補って余りある。
朝食はいかにもアメリカンスタイルのおおらかなバフェ。
空港→札幌→ホテルというアクセスも良く、飲みに出るのにも好立地と言える。
スーパーフライヤーズの特典も適用されるし、メルキュールに代えて、札幌での定宿にしたい。

神楽坂のフレンチは激戦区。
その中でも名店と言われるひとつが、この「ラ トゥーエル」である。
料理は繊細ながら、素材の組み合わせは斬新。
接客は素晴らしい。
ややわかりにくい立地ながら、神楽坂のフレンチを語る際に忘れてはならないメゾンの一つであると思う。

ステーキハウス ミディアムレアは、わたしにとっては3回目の訪問。
同店は神戸のオリエンタルホテルや、ルイガンズに店舗を構えている。
この店舗が営業するウィズ ザ スタイル フクオカも、すばらしく洗練された雰囲気のホテルである。
料理は言わずもがなの出来栄え。とくに地場の野菜やアワビ、フォアグラのお寿司はクオリティが極めて高い。
目の前で魅せる調理も、いかにも職人芸で目覚ましい。
博多駅からほど近いロケーションでもあるし、福岡に訪れた際には是非、とお勧めしておきたい。

レ セゾンは帝国ホテルの、とか東京の、というより日本のホテルダイニングを代表する存在である。
名にし負う帝国ホテルといえど、いまや圧倒的存在とは言い難い。
近場には、客室グレードや知名度、ブランドイメージで飛び抜けているペニンシュラ東京があり、東京駅周辺にはシャングリラ、フォーシーズンズ、日本橋にはマンダリン・オリエンタルと、すでにホテルとしてのステージがハナから違うようなラグジュアリーブランドが多く出店している。
ただ、帝国ホテルの「レ セゾン」は特別だ、という声が多い。
このメゾンの価値が、帝国ホテルの名をいまだに高らしめているところすら、あると言っていい。
もちろんミシュラン東京では発行以来、継続して星を獲得。
平日ですら予約を取りにくい日もあるというほどの人気店でもある。
単価が3万円ほどすることを考えたら、驚異的とも言える。
その料理の質もサービスも、さすがと言うべきもの。
とくに常連客を虜にするスペシャリテがあるというよりも、すべてが調和しており、かつ無難さも打ち破っている。
わたしのような若造には、やや敷居が高い気もするが、やはり跨いでおかなければならないと実感する料理であり、メゾンであると思う。